【放談住宅 2021/08/15】
あ゛ーーーー。
定期的に、中学受験の
トラウマが痛むの、
しょうがないな、もう。
…母親が愛する「弟」の前で、
洗いざらい、喋ってやったけど。

ふつうは、母親が伴走する
もんなんだよ、中学受験って。
「仕事で忙しくて、
 ほったらかし。
 『自分で、やれ』
 金は、出す」
文字にすると、ほんと鬼だな、
ウチの母親。
で、あとになって、
「私は公立校に
 行かせるつもりだった」…って、
小学4年・5年・6年を、返せぇーっ!!

…親父は、死んでるから、
どうにもならんのだ。
『盆で来ても、追い返すぞ!!』
親不孝者で、結構です。
毎晩、酔っ払って帰ってきては、
あたしの所に寄って、
「ポン中(本中の古い蔑称。
 あたし世代で言う人は、いない)は
 荒れてるから、
 おまえなんか、いじめられるぞ!!
 さぁ、勉強しろ!!」
…と、口では言うが。
「中学受験の問題の解き方、
 知らないでやんの」
…言うだけは、楽だよね。
で。なんだい。
受験当日は、行方不明になって、
二日酔いのボロボロで、ご出席ですか。
『そのまま死んでくれても、
 良かったけどね』

そして、当時の台東区の小学生の、
マセた、こと!!
セックスだ、なんだの話は、
「したく、ないの!!」
あと、「番長がどーたらこーたら」
くっだらねぇ。
こちとら、児童会副会長やったよ!!
…でも、合わせないと、いけない。
塾の休み時間が、
「休まらない」んだよね。

…この、踏んだり蹴ったりの、
あたしの中学受験、
「良く、耐え切ったよ!!」
若干の精神障害が、
後になって出てくるのは、
しょうがないですね。はい。
最近、
「中年期以降になって、
 影響が出る」気がするの。
若い頃より、
「気力」が確実に、減るでしょ?
なんとなーく、
昔を思ってみたり。
『暗黒の、3年間』
行きたい志望校もなく、
ただ努力だけ、強要された…
「うわぁぁぁ…」って
思っても、しょうがないよね。

でもね。
「成功」した子は、
鼻高々に、なるんだよね。
おそろしいもの、
この間、見た。
関西の大手進学塾、
「浜学園」の、合格者手記。
タイトルが、すごい。
『挫折禁止』
挫折は、人間に大切な、
「安全装置」だぞ??
いったん「退く」も覚えないと、
死ぬよ?アンタ。

これもねぇ。
「小6の1~2月に勝たないと、
 負けたことに、なる。
 チャンスは一度だけ」という、
中学受験と義務教育の制度上、
「どうにも、ならん」ことの
影響だよねぇ。
小学生が、その制度に
勝てるかったら…ムリです。
生まれてから、12年しか、
生きてませんので。
物心ついてから…10年が、やっと?
『巻き込まれたら、
 人格歪んでも、しょうがなーい!』
よくぞ、
「やなやつ」に、ならんかったよ、
あたし。

まぁ。
「ひねくれた」ところで、
ロクな結果は、出ないからね。

そして、この件。
あたしは一切、「悪くない」と
思ってる。
小学生に、決定権なんぞ、
あるかぁぁぁぁっ!!!
親が決めたら、「そのとおりに」
トレースしないと、
「親の庇護が、なくなるからね」

…。
でね。
一瞬「自助グループ…?」と
思ったんだけど。
『自助グループの運営って、
 大変なんだよねぇ…』
ぜったい、「口だけ人間」出るから、
その対処、たいへん。
そして、「あの仕打ち」を食らい、
精神科医から、「自助グループ、禁止」
「もう、行かなくていい!!」
「え゛
 三本柱の一本、
 なくても…いいんですか?」
「とりあえず、アンタはいい!!
 …て言うか、ね。
 このまま行き続けたら、
 むしろ、死ぬよ…?
 もう充分、濃い経験をした。
 よく見てきた。
 だから、もういいっ!!」
あの一連の出来事も、
良く…乗り切った、ね。

しかし。
「子どもの時に、
 子どもらしく、できなかった」
代償…でも、ないな。
勝手に決められ、勝手に脅され、
『踊らされた』だけだから、ね。
なに?日本語わかんない。
『心の深い傷』…言葉、うかばない。
この深い傷は…つらいんだけど、
「どうしようも、ならんぞ」
家族の中で、
当事者は、「あたし、だけ」
両親は、「仕事に、逃げた」
なので、「金は、出す」
「夏期・冬期・春期講習の
 申し込みと払い込みは、する」
だから…
『ひとりで、努力しなさい』
小学生に対して、この仕打ち…?
ひどすぎねぇ?
コレ、人の親ぁ?
「ま。子どもさえ産めば、
 誰でも親に、なれますからね」
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

人格形成期だっての。
10歳から、15歳くらいまで、は。
その間の3年間、
「ひたすら、勉強、勉強。
 評価はテストの点数と、
 合格実績だけ」の世界に、
すべてを取られた…なんて、
悲劇って言って、いいよね。
「悲劇の主人公になるの、
 好きじゃないんだけど」
…そうとしか、なりようが、ない。

なんとか…ならんかね。
なんとか。
『はるか昔に、失ったことは、
 今さら、どうしようも、ない』
ダメじゃん。…ダメじゃん。
「何してくれたんだよ、
 ウチの両親」

あたしごときが、
人生を言うのは、恥ずかしいですが。
『自分に非がないことで、
 苦しみ、深く傷つく』って、
人生最大級の、苦しみだと思います。

「お釈迦様の頃には、
 中学受験が、なかったんでねぇ…」
ほとけさまでも、
どうにもならない、ようです。

『当方、帰敬式を受けた、
 浄土宗信徒。菩提寺あり。
 他宗教、おことわり』と、
看板を立てたところで…

どうしようか。
わりと、ほんきで。
どうしようも…ないな…

何とかしたい。何とか、したい。
(432号)


…あ。
この出来事も、大きかった。
専門学校での、出来事ですが。
あたしが落ちた、私立中高へ行って、
「内部進学ができなくて、
 一年浪人した上で」
なんと、「あたしと同じクラスになった」
人が、いました。
『中学受験、
 やっても、やんなくても、
 結果、一緒じゃん!!
 目の前に、いるよ!!』

…恐ろしい「めぐりあわせ」だったね…