…ったく。
…ったくぅ!!
『ものには、
 限度というものがある』


---引用開始---
令和3年不動産登記法の改正によって、相続の登記や所有者の氏名・住所の変更登記が義務化されることになりました。まあでも、氏名変更登記の実際の「義務」化はまだ少なくとも5年はかかるでしょう。義務化の施行以前に起きた事由による登記を強制できるか?というのもややこしい問題があります。結婚して名字が変わった人の氏名変更登記義務化で、登記所に殺到されたら法務局困るでしょう?
そんなこともあって、まだ義務化の具体的な手順まで出来ているわけではないようです。あくまでも不動産登記法が改正されただけで、細かい施行規則などは今からのようです。まあ、相続登記をサボる人が多くて、土地所有者が不明になるケースが多いので、それを何とかしようというのが改正の狙いで、氏名変更登記の方がついでみたいなものです。
ですから、どうも、氏名・住所の変更登記は、住基ネットからの情報を取得して、登記官が職権で変更登記をするとか、そういう流れになりそうな雰囲気もありますね....
---引用終了---

…あのね。
権利者の知らないところで、
登記が動いたら、
大変なこと、だからね?
「登記官の職権」って
ものすごーーーーーーく、
大変なこと、なのよ?

そもそも、だよ。
『申請があるから、
 登記が動く』訳です。
これが、大原則です。
(市町村合併だけは、
 「どうしようも、ならん」ので、
 人海戦術で、直すけど。
 これは、
 「前提が、変わる」という、
 本来ありえないこと、なので)

これを、踏まえて。
『不動産登記には
 公示力はあっても公信力がない』

申請書どおりに、登記してあるから、
公に、「示す」力は、ある。
しかし。
登記内容が、
真正であるかは、どうかは、
申請書類が、整っていて、
法に基づく疑いが、ない場合。
登記官は、
登記「せざるを、得ない」のです。
登記が、どうなっていても、
「実態の権利関係が、違っていたら」
裁判で負けます。
なので、不動産の表示・権利を、
公に、「信用を与える」ことは、
登記では、できません。

だ・か・ら !!
『司法書士が行う、本人確認』は、
すっげー慎重に、やるんじゃんか。
「正しい運転免許証」を、出されても、
疑いがある場合は、
司法書士、認めないよ?
…怖いもん。本気で、怖いもん。
そして、登記官の、愚痴。
「却下したいけど、
 却下事由が見当たらない」
よく聞いた、愚痴だねぇ。これ。

住基ネット連動なんかに、なったら。
一気に「公示力」が、なくなるので。
(故意に住民票を動かせば、
 登記を動かせる…
 ということに、なるので)
登記制度の『根幹』が、揺らぐんですが。

『登記所に殺到されたら?』
徹夜してでも、何日待たせても、
登記官は申請すべてを、処理します。
…それが、
登記官の『職責』ですから。


…まめちしき。
登記が「誤っていた」場合。
被告になるのは、「国」ではなく、
『登記を実行した、登記官』です。
「個人で被告になる、覚悟を持って。
 登記官印(今は登記官カードだけど)
 を使うから、
 登記官印は、重いんです」

『あんた、ねぇ』
書く対象を、
すごく軽く、扱い過ぎだよ。
あんたが大学で、
どれだけやったかは、知らないけど。
『世の中の実態は、
 ものすごく、深いの』
…あ。
だから「尊重」って、
あなたには、できないんだね。

追記:
『やっぱり、大問題がある』
「登記識別情報を、
 どうやって、渡すの?」

住基ネット連動であれば、
申請人は「なし」ということ、だよね?
(昔は、登記が完了した時点で、
 登記官が登記申請書に、
 「登記済印」をばんっ!と押せば、
 登記申請書が「登記済証」となった。
 インターネット申請を可能にした、
 フルオンライン化した、
 現在の不動産登記システムでは、
 「登記済証」は廃止となり、
 登記所が、登記が完了した時点で、
 申請人に「登記識別情報」を交付する。
 「登記識別情報を持っている」ことが、
 「真正なる申請人」の、証明になる)
さて…申請人、いないんだけど。
職権で登記、動かしちゃったから。
けど、権利者自体は、変わってない。
「氏名の変更」だけ、だから。
権利者だって、困るよね。
登記の申請、していないのに、
突然「登記識別情報」が届いたら、
「なんだ、これ…」って、
登記識別情報、捨てちゃったら
「アウト」だよ?大問題だよ?

登記の実務を、知らないから!
『訳の、わからないこと』を、
ほざくんだ、あんたは!!

『自分には、知らないことがある』
ということを、自覚しろ!!
この、張りぼての、頭でっかち!!
「せめて」
実際に、権利者の氏名変更の
登記申請を出したら、
どのような書類が必要となり、
どのような手続きが、発生するのか、
『きちんと調べてから』
記事を、書きやがれ!!

…ま。
それだけ、
「底の浅い、人間」って
こと、だよね。
言ってることも、
恰好はいいけど、うすっぺら。
「みっともないったら、
 ありゃしない、よ」