ま、お店から来た人は知ってるかもだし、
まー気づかれているだろうけど、
あたしはセクシュアルマイノリティ当事者なのね。
Xジェンダーでアセクシュアル。

この、「アセクシュアル」ってところがポイントで、
恋愛しないしできないから、全然寂しくないのね。
恋愛・性交の部分だけすこーんと「ない」というか。
ただ、恋愛わかんないじゃなくて、
理解の部分にはあるから、書けるは書ける。たぶん。
ただあたしはひとりでいい、って感じ。

最近LGBT交流会とかもぜんぜん出なくなったわね。
人が集まるといろいろあるし、
なによりあたしと同じ人はいないみたいなのよ。
…結局そうなのかー、みたいな。

まぁいいのよ。好きなことしていればいいんだし。

とはいえ、自分がこうですって言えるようになるまでは、
さんざ迷ったし探したし。
例として出して申し訳ないけど、
ぱきーんとゲイですとか、トランスですとか
言えない訳じゃない、あたしは。
アセクシュアルもあるわけだし。
いやー迷ったわよ、
いざ自分のセクシュアリティと向き合おうとした時にはね。
横浜のSHIPさんに通い詰めては誰とも会えなかったりした。
まぁでも。セクシュアリティって変わっていい、
自分で決めつけなくていいって言われてから、
ラクになったわね。「あたしはあたし」
おかげで芯ができたというか、
「外見はどうでもいい」的なところがあるので、
ばしーっとスーツ着ても嫌じゃない。
「中身のあたし」の部分があたしでいられればね。

ただこれ、アセクシュアルだから言えるわけで、
相手求めてる状態だったら
そりゃーそんなこと言ってられないって。
すれ違ったり間違って出会ったりいろいろだと思うわよ。

まぁありがたく友人にも恵まれたし、
大きないじめにもあったことないし。
むしろ女子の輪の中で「女の子の視点」
そりゃーほんものじゃないけどさ、
「一応」見ることができた、
これは書くことについてはすごくありがたいわね。

まー良くある言い方だけど、「私らしく」かな。