…役者そろったし。
…書くか。

「三大生保とかが
 破綻しなかった理由」

そもそも。
なんで生命保険会社が破綻したか。
すべてはバブルなんだけど…
ひとつは。資産が思いっきり毀損した。
そして、これが大きいんだけど…
「逆ザヤ契約を大量に抱えた」

バブルでイケイケ!の時は、
予定利率思いっきり高く!商品設計しても、
回った。から良かった。
ところが。バブルはじけました。
運用利率取れなくなった…というか、
既契約、持ってるだけで損が広がる状態。

ほんとはね。制度上は予定利率下げることって
「できなくない」んですよ。実は。
条件がきちんとそろえば。
…ただ。そんなことしようものなら、
一気に生命保険会社の信用失うので、
一気に解約されます。パンクします。
…身動き取れず。力の弱い生命保険会社は
じりじりと。体力を失っていきました。
そして…破綻、と。

でも。状況は三大生保とかでも一緒です。
何したか。
…実はさかんにCM打ったり広告出したりしました。
「新しい保険商品」の。
…そう。「転換させまくった」のです。
転換した場合、予定利率は転換後の商品の利率になる。
つまり。予定利率を下げられる。
設計書ベースで予定利率が下がっていると
見抜ける人は、正直少ないです。
「新しい、いい保険です!」と、
ばんばん、転換させまくりました。
「転換の大問題」の根っこはここです。
大量の営業職員を動員でき、
かつ大規模広告も打てる。雰囲気を作ることができる。
…その体力が、破綻生保にはなかった。
そういう「見方」もできます。

時すでに令和の時代。
今現在の生命保険会社は、
まず、破綻しません。
指標も作られました。
「ソルベンシーマージン比率」
200%を超えていれば安全、とされています。
700%とか800%とか、ふつうに出ています。
それに…逆ザヤ契約の問題は、ほぼ解消しました。
ひとつは、「破綻を経て別会社へ契約移行」
という方法で。
契約移行の際、責任準備金カットと…
予定利率の強制引き下げが行われました。
つまり。保険金も、解約返戻金も
強制的に下げられたのです。
そしてもうひとつは…転換がほぼ回り切った、
という方法で。
(残った契約は「お宝契約」と言われます。
 私の主契約も実はそうです)

ただ…
「三大生保すら破綻していたら…」
内資の生命保険会社は、
すべてなくなった、かもしれません。
そういう意味では。転換させまくった…
一方的に責めるのは酷、かもしれないと
個人的には思います。

最近、生命保険のCMがあまりないのは…
実は。そういう理由も、あります。

悲観ついでに。
ソルベンシーマージン比率の式見ると
わかるんだけど…
実は分母に強制的に0.5を乗算してるので…
本当は。数値は倍、されてたりします…
「200%」って、実は不自然、でしょ?