つくりばなしの
つづきでーす

朱「ルノアールのはしご…って、
  なんとも。
  サンドイッチたべていい?
  アイスコーヒーのみすぎた」
狸「まとまりそうじゃん!」
朱「そうねー…
  早ければ今夜には、
  連絡来るんじゃない?
  『決める』方向で」
狐「なにをしたん?見てたけど」
朱「んー。
  警戒されないようにー
  外堀から、埋めてった。
  あ、ICレコーダーかえす」
狸「押せば、行けたっしょ!」
朱「そこー。
  まず、お客さんに主導権ない。
  奥さん納得しないと、ダメ。
  そしてー。
  『こっちが決めた』感が出るとー、
  やーめた!に、なりかねない。
  『自分で決断』これ大切」
狐「どこで習ったん?」
朱「あたしを天才と呼んで!
  …まーね。
  光回線の押し売りを、すこし」
狸「…やっぱさー」
朱「やーだって!
  毎日なんて、やってらんない!
  …水飲まないならもーらい!」
狐「さっきと別人やんか…」
朱「勝負するときは、勝負する!
  だらっとするときは、だらっと!
  …もうやる気ないから、
  だらーん、だもーん。
  まー。一括返済しちゃうんじゃん?」
狸「まないたに、乗った…」
朱「書士の先生は手配できてんのー?」
狸「いつもの先生がいるから、
  そこは大丈夫だけど…えー!」
朱「まだわかんないよー!
  銀行が抵当権抹消、
  渋るかもしれないし。理由ないけど。
  債権債務不存在くらいは、
  取ってもいいかもねー。おたがいに」
狸「完済証明でいいんでしょ?」
朱「まー、それ以上のもんはないからねー
  そのへんは!書士の先生に!
  金払ってハンコついてもらって、
  責任取ってもらおうず!
  しっかり払え、狸!」
狸・狐「なんか、怖い…」
朱「不動産屋に、勝ったー!
  どんなもんだい!!」


…あの。
こんなもんで、いい?(震え声