星のかけらの宝箱

どなたかこ存じではないでしょうか、このブログの方向性を…

2020年01月

まぁ、軽くは外出するか。
そんな感じで、流してきました。
かるーく、ね。

今回のWindows7のサポート切れ、
どうやら、法人使用の
Win7マシンが中古で流れて来るより、
「中古でWin10ライセンスあり」の
マシンを買う流れの方が多いようで、
珠数は全体的に少なめ?という印象。

まぁ、
「Windows8/8.1の
 ダウングレード権を行使して、
 Windows7マシンとして使用」された
マシンは相当数あるからねー。
Windows8/8.1が動くスペックがあれば、
「ほぼ」Windows10は動くからねー。
ベースのスペック的には。

だから、流れとしては
ある程度、規模の大きい企業だったら、
SIre抱き込んで、
「パソコンはそのまま使って、
 中身はWindows10化」したところ、
結構あるんじゃないかなー…
あくまで「肌感覚」だけど。
メモリ盛って、SSD化すれば、
かなり快適に動くからね、Windows10。
…現実にウチのOptiPlex980がそうだし。
で、個人事業主とかそこらへんが、
中古のWindows10マシンで乗り切った…
そんな流れ、結構あるのかもね。

パーツ類はもう自作してないんで、
SSDとかHDDとか、わかる範囲だけど。
やーっぱり、若干価格は上昇傾向?
特にSSD。
格安じゃなくて、
・Crucial MX500
・WD Blue/SanDisk 3D SSD
・SAMSUNG 860EVO
このあたりの、いわゆる
「ちゃんとしたの」
その中で、WD Blue/SanDisk 3D SSDは
若干下がったかも?
ただ、「相場観」というより
「店舗間の価格の差」が結構出てた…
そんな印象だったなー。
軽く調べたところ、価格上昇の理由は、
「消費税増税の影響」が時間差で出たと
見る見方もあるようね。

休暇、おかげさまで
のんびりしてたんで、
のんびりしすぎて、『眠い』
そんな感じなんで、
寝ちゃったらごめんね。

昔、Hi-Fi Setが
テレビ出演した時。

「マジシャンが
 マジックを披露する」
コーナーがあって、
山本俊彦に、
『じゃ、
 サイコロを、
 振ってください!!』

『どん!!』

…俊さん、
サイコロを振らずに、
『そのまま、
 どん、と「置いた」』
マジシャン、
若干、困ってた。

Hi-Fi Setのステージと言えば、
潤子さんが、伸びやかに
歌っている隣で…
「俊さん、
 ひとりで、ノッっている」
…うん、それが、俊さんだよ…
お星さまになって、何年だろうね…

じゃ、まー、
今夜の「曲」はコレで。

「I Would Give You Anything」

赤い鳥の名曲
『翼をください』の
英語版です。

「翼をください、
 英語版あるんだよ!」
「え、『なうー、』って
 歌うの?」
「そうじゃない!!」

曲調としては、
フォークでは全くなく、
…ソフトロック?
という感じなんですが、
赤い鳥自体、
「何でも貪欲に」という
グループなんで、
いろんな曲あるんですよ。
ただ、「翼をください」は
「合唱」の影響が大きすぎて、
この英語版を聞いた人って
「赤い鳥らしくない」という
人も、いるんですがー…

『赤い鳥って、
 こういうの含めて
 赤い鳥だよ?』って
あたしは思うのですよ。

Spotifyでは、「まさか!」の
「スタジオ・ライブ」も
配信されてるんでー。
「エーメン」を聞いてみよう!

『滑った山本俊彦』
一度聞いてみる価値があるぞ!


…まぁ、俊さんのトークって、
そういうもの、と言えば
そういうもの、だけどね…

「今月の給料、
 ちょっと、いいじゃーん」
と、思っていたら…
『通勤交通費が
 支給されただけ』でした。
…ちぇ。

でも、おかげさまで
一年、たちました!
来季のオファーも
ちゃんと、頂いております!

まぁ、一年やってみて…
「やっぱ、外資はラク」
絶対評価だし、
上司にも気を使わない…どころか
『ずけずけと、
 言いたいこと、言っております』
ただ、やっぱ
結果出さないといけないのでねー。
大変ではある。うん。
あと、前期の評価より
上がらないといけないんで、
ソコは、上司抱き込んで
「その項目は、ちょっと削っといて!
 来季のゲタにしとくから!」

まぁでも。
あたしは、楽しく働いている方だと思います。
一年間、
「朝、電話で休んだ」は
一度も、なし!!


…だって、行かないと
「影響範囲がはんぱない」んだもん…


さて、金曜あるのに
なんで今?と言うと…
『金曜日、堂々の休暇ぁ!』
「休暇余ってるから、休ませろ!」
「あ、いーよぉ!」
…で、勝ち取ってしまったので。

一年、いろいろあったけど。
あたしとしては
「合格点以上」じゃないかな。
うん、うまくいった。

読者の皆さん、
ありがとうねー!

あたしのところでも
起きているんだけど。

「ホーム画面開こうとすると、
 『権限がありません』と
 表示される」

なぜか、下位のページは
問題なく開けるから、
なんぞ?と思ってたんだけど…

Twitterに同じような現象、
ぼこぼこ書いてあったんで、
全体的に具合悪いみたいだよー。

こういう時の解決策…
『寝る!』

…いや、Office365の
サポートしてた時も、
全員総出で、検証でぼこぼこ
叩いてみるんだけど、
「わからん…」
けど、何かの拍子に
「なおった」
「あ、こっちも」

『MS、何つってるー?』
「現在は正常動作だって」
『そら、そうだけども!!』

なんで、Webサービス使っていて、
複数PC・複数ブラウザで
同様の障害が起きる場合は、
向こうさんの根っこで
なにかがある、ということなので…
『布団かぶって、寝るのが一番!』

…お客さんから聞かれた時は、
『同種のお問い合わせを
 複数頂いておりまして、
 ただいま、原因の特定を
 行っております。
 ご迷惑をおかけして、
 申し訳ございません』って
ちゃんと、言うんだよ!
『寝てれば治るかも』とか言うと、
クビが飛ぶからね!!


…まぁ、まさか
そうお客さんに言う人は
いないと、思うけどね!


…あー、ブラウザのキャッシュとか
クリアかけちゃったから、
色々、めんどくさくなったと言えば、
めんどくさく、なった!
…あとでやれば、いいかぁ。

・原因探って
・原因だ、という証拠出して
・修正案出して
・実際に修正行って
・修正の検証を依頼して
・再発防止までついた
 報告書を書く

『言われなくても、
 ここまでやるのが、
 仕事、っつーんだ!』

ま、今回のズレの原因は、
完璧に「あちら」にあるんで、
あたしとしては、
どーしようもないんだけどね。

ぐだぐだ能書き垂れるよりも、
『やることを、やる』

あたしは、能書きだけ、ってのが
一番嫌いなの。


『まぁ、
 能書きだけをまとめたのが、
 このブログ、とも言うけどね!』



ちゃんとアラート上げたうえで、
やること、ちゃんとやる人って、
得られる信頼、はんぱないよー?

最初腹くくることは必要だけど。
あたしは今夜、
何の憂いもなく眠れる、ってこと!

…そのうち、
「腹くくる」のも、
慣れるから、大丈夫!

年号じゃありません。
Hi-Fi Setの曲なんです。
Pasadena Parkの。

まぁ、
ソニーに移ったあたりの
Hi-Fi Setらしいといえば、
らしい曲。
曲調はポップだし、
どろどろさ、がない
大人の恋愛って感じ。

確か、CD買ったのは
高校だなぁ…
あの頃は、「CD選書」で
昔の音源を、
安くCDで再販して
くれてたからねー。

逆に、CD選書に
入らないと、
見つけるの、大変!!
1&2なんて、中学時代は
普通にCD屋さんで売ってたから、
そのうち買えばいいか、って
思っていたら…
「突然、CD屋さんから
 姿を消した!!」
レコードは持っていたので
曲自体は聞くことはできたんだけど。
iTunes Storeで見つけた時は、
ありがたかったなぁ…

1999は、今でも好きで、
良く聞いているんだけど…
「もう、2020年です」

高校の頃は、1999は、
「未来」だったんだけどねぇ…

80年代後半あたり?
鈴木茂とか、
伊藤銀二とか、
吉川忠英とか、
松任谷正隆とかが
インストもの、
「歌が入っていない曲」の
アルバム、いくつか出したんだけど…

「見事、当たらず」

結局、中古CDとなり、
安くあたしの手元に来たと。

日本、ほんと、インストものは
売れないんだよねぇ…

あたしが学生の頃は、
まだカセットで、
CDやLPから好きな曲を選んで
90分テープを作ってたりとか
そんな時代だけど。

あの頃は、歌ありの曲と、
インストものが、
だいたい、半々だった?
Windham Hillとかも好きだったし。
あと、アニメのBGM集とかね。

Windham Hillも日本じゃ、
ジョージ・ウィンストンが
唯一売れた位?
Scott Cossuとか
あたしは好きなんだけどねぇ。
Oristano Sojournをフルートで
吹きまくった高校時代。

あとはaosis records?
新川博が2000年頃立ち上げたレーベル。
これは歌ありも結構あるんだけど、
「そもそも、マニアックっちゃ
 マニアック」なんでねぇ。
例えばnanan。
吉川忠英、高水健司、浜口茂外也、
山本潤子、新川 博…
やっぱ、マニアックだわなぁ…
新川博としては、
「日本のAOR」を
やりたかったんだろうけど…
AORは正直、アメリカでも
ボズ・スキャッグスぐらいしか
当たんなかった、よねぇ…

まぁ、
「カラオケで歌えない」という
大問題があるからねぇ、
インストものは。
やっぱ、「好きもの向け」
そんな感じになっちゃうんだよねぇ…

でも。
「あたしは、好きなの」

iTunesから、
聞こえてきたので。

リアルタイムじゃないよ、さすがに。
あたし案外、若いんだよ?
…そうでもないか。そうか。

この曲はねぇ…
「郷ひろみの隣で、
 息も絶え絶え、
 必死な樹木希林さん」が
妙に好きでねぇ、
こう、ぼけーっと聞いていい曲なので、
結構好きな歌上位に出てくるんだけど。

樹木希林さんも
亡くなって久しいからねぇ。

最近、こういう
「特に大きな意味はないけれど、
 なんとなく、聞ける曲」って
結構、減っちゃったね。
まぁ、あたしのiTunesの
ライブラリは、
「いつだよぉ!」ってくらい
古い歌がいっぱい
入ってるんだけどね。
できれば、レコード
取り込みたいんだけどねぇ。

こう、疲れてる時は、
「頭使わない曲」が
やっぱり、いいねぇ…

つかれたー。

軽く、理論上の数字と
実数がずれたー!
…ということが発覚し、
明日行ったら、
腰を据えて調査するんだけど。

こういうことが起きた場合、
一番重要なことって、
「起きたことを、
 ありのままに、
 事実だけ報告する」
ことだと思うの。

一番マズいパターンは、
発覚を恐れて
勝手に色々操作して、
結果、どつぼにはまって
どうにもならなくなってから
発覚すること。

「起きちゃったことは
 起きちゃったこと」なんだから、
そこは腹をくくらないと。
見間違いとか、勘違いの線を
全部つぶしてみても、
やっぱり何かある…
この段階で「速報」として
一報上げておけば、
むしろ、その方が信頼される。

まぁ、最初この報告を
上げるときって、
ものすごく怖いと思うの。
怒られるんじゃないか、とか
大騒ぎになるんじゃないか、とか。
相手としては、
「気づき」の段階で、
きちんと事実が分かっている方が
どれだけ安心できることか。

で、
「恐れずに、毎回報告」を
きちんとしていれば、
「この人は、何かあったら
 確実にアラートを上げてくれる」
という信頼に、結び付くんだって。

「信頼」って、
「悪いことも、きちんと伝えてくれる」
これ、本当に大切だと思う。

あたしが人をまとめる立場だった時も、
「なんで、初速の段階で
 一報くれなかったんだよー…」
かなり、がっくりくるし、
何より「時間が経過」しちゃってるから、
取りうる手段が
どんどん、限られてくるのね。
初期の段階だったら、
結構な確率で、
「あ、アレが抜けただけ。
 そいや、抜けたわ」
これで済んでいたところを、
勝手にいじくりまわしちゃうと…
「元に戻せるんかぁ?
 ていうか、
 いつまで、正しかったんだぁ?」
最悪、『完全に、手戻り』

組織で動いていることは、
何か気づいたら、
「早く、確実に、正確に」
必要な人に伝わっていること…

ほんと、これ、大切だと思う。

「下手に勝手にいじくると!」
…『治らない傷』になって、
大変なことになっちゃうからね。

「何か発覚した時の行動」
もしかしたら、
社会人として、組織人として、
一番必要なことかもしれない。

大丈夫。怖がらない。
例え、怒られたとしても…

違う人が、別の方向から、見てるから。
そしてなにより、
「事実を正確に伝えること」以上の
対応って、ないと思う。

まぁ、
「その後、何とかする」って
結構めんどっちーことだけどね!

でも、「傷は浅いうち」が
結果として、早く治るよ。

…思いついたので、書いちゃえ。

「OASYSのひみつ」

…今となっては、
秘密でもなんでもないんだけどね。

富士通、実は
「日本語ワープロの開発が
 すごく遅れていた」
東芝がJW-10を
とっくに発売してたのに。
(ただ、聞くところによりますと、
 東芝、某官庁に入れた
 「日本語タイプライター配列を使った、
  日本語処理システム」が実は
 大失敗だったので、
 それを転用して、
 かな漢字変換を入れた…という
 説も、あるらしい)

「じゃあ、もう、
 大型汎用機で使っている
 エディタを転用しちゃえ!」
そんなノリで間に合わせた…のが
実はOASYS。

なので、他社がすでに
「複文節変換」
『きょうはいいてんきですね<変換>』
これが出来ていたのに、
「文節変換の方が、確実で速いんです!」
『きょうは<変換>いい<無変換>
 てんきですね<変換>』
…この方式を、頑なに採用していた。
実は、複文節変換が
「完成して、なかった」…らしい。
そして…日本語を解析して変換候補を出す
『形態素解析』を…ブン投げた。
(後期のOASYSでは、
 複文節変換が搭載されました)

ただ、「良い結果」も、もたらした。
文節変換、慣れてしまえば、
「リズムよく入力ができる」
…あたしも今でも基本的に
文節変換なんだよね。
複文節で打って、
変換間違いの文節を修正するなら、
文節変換の方が速いよね。
そして『形態素解析』をブン投げた…つまり、
「変換を押す前に、
 どんな入力をしていようとも」
変換候補は、
前回に変換したもの>前々回に変換したもの…と
なっていたために、
慣れてしまえば、何と
「画面を見ずに、原稿を見続けたまま」
入力をすることが、可能だった。
なぜなら…
「変換候補を、覚えることが可能だったから」
この漢字は、前回確定させたから、
一回で出るか。
この漢字はー、前々回で確定だから、
二回で出るか…と。

そして、
「日本語入力を、研究して、
 理想的なキー配列を作りました!!」
…親指シフト配列。
確かに、右シフト・左シフトを使うことで、
少ないキー入力で入力をすることができた。
ただ、大きな欠点もあった。
「最初、どう打てばいいのか、
 さっぱりわからない」
親指シフト派は、こう言った。
「配列を全て、覚えなさい。
 左上から、『うしてけせは』」
『そんな、まどろっこしいこと、
 やってられるか!!』
ヘビーユーザーと、ライトユーザーとで
かなりの温度差が出た上に…
NICOLA規格として、整理して
規格化したのに…
富士通以外では、ほとんど採用されず。
あたしも仕事で端末足りなくて、
FM-Rをかき集めたら…
「くそぅ…親指シフトか!!」
まぁただ、あくまで
「MS-DOSで、F6680端末として使用」
だったので、
「ローマ字入力すりゃいいでしょ!」
と、…言い訳したけどね。
そして、親指シフトも、
NICOLA規格も…
ほぼ、姿を消しました。

ワープロとしての使い勝手も、
他社とはかなり異なった。
…だって、大型汎用機の
エディタにお化粧したようなもんだもん。
一文の長さや、一ページ何行か…
初めての人には、ページ設定ができない。
なぜなら…
「1ページ目を出したところで、
 『前頁』を押したところ、
 通称『0頁』で設定」という、
『こんなもん、わかるかよ!!』
という仕様だったので。

ただやはり、良い面もあった。
0頁を克服できれば、
逆に言えばページ設定は、
「0頁を出せばいい」
そして、文字を打つキーの
上や横にある専用キーから
機能を開始しなければならないけど…
「専用キーを覚えちゃえばいいので」
慣れると使い勝手が良かった。
「罫線、どうやって実装しよう…
 …拡張機能キー押しながら、
 カーソルキーじゃ、だめ?」
確かに、この方法だと、
最初、罫線の引き方が思いつかない。
けど、わかってしまえば、
・拡張機能キーを押しながら
 カーソルキーを押せば
 罫線が引ける
・拡張機能キーと、シフトキーを押しながら
 カーソルキーを押せば
 罫線を消せる
(昔のことなので、間違ってたらゴメン)
「罫線を引く」ということを、
意識することなく、罫線を引くことができた。

「苦肉の策」として解決させた方法が、
実は文章を入力するためには、
理にかなった方法だった。
…偶然であっても。

なので、
OASYSは、
「ワープロならOASYS」という
根強いファンが数多くいた。


ただ、
『肝心なところでコケるのが、
 富士通なんだよ!!』
ワープロからパソコンへ
世の中が変わりつつあるとき、
富士通もパソコン用のOASYSを
開発したんだけど…
「OASYSの思想と、
 パソコンの思想が混じっちゃって、
 使いづらい…」
という面もあった。
(OASYS専用機モードにすると、
 実は使いやすいんだけど、
 それ使うには、
 『ワープロのOASYSの経験』が
 必要…という、無理難題な作り)
そして富士通、見放したか…
『と、思いきや』
OASYS V10、
影が薄いけどまだ売ってるし、
Windows10 64bitでも動く!
…ただ、離れたユーザは
戻ってこないような。
だって、OASYS V10の「次」が出るか
さーっぱり、わかんないんだもん!!

あたしも、たまーに
買おうかな、とは思うんだけど…
『富士通、ちゃんと、続けてくれるの???』

ただ、最初出遅れたのに、
「今でも続いている」…
OASYSだから。
唯一無二のOASYSだから。
…そんな気がします。
…富士通はどう思ってるか、知らないけど。

ウチの職場、
PCに世界共通仕様が
入っちゃってるんでねぇ…
この方法、封じられてます。

もし、IMEの機能キーを
変更できるのであれば。
・変換をIMEオン
・無変換をIMEオフ
こう設定してしまうと、
全角半角混じりの入力が
かなり速くなります。

左上の半角/全角キーを使う場合、
「押したときに、
 IMEがオンになるのか、
 オフになるのか」
わかりづらいです。
押すたびに入れ替わる
トグル入力なので。

ただし!
「再変換機能を封じることになるので」
再変換機能を使ってる方には、
あんまりオススメできないかも。

なので、あたしの家のPCは、
変換・無変換キーで
IMEオンオフを制御してます。
変換を連打したとしても、
「IMEがオンになることは
 変わらないので」
IMEオフも一緒、ね。

おまけとして。
「日本語を打った後で
 無変換キーを押すと」
カタカナに無条件で変換されます。
もう一回無変換を押すと
半角カタカナになるはず。
MS-IME系は。
Google日本語入力、
Mozcでもそうなるはず。

なので、あたしは
ローマ字入力「なんだけど」
変換・無変換キーがないと困るという
ちょっと変わった人です。

…実はこの方法は、
富士通のOAK/Japanistで
身に着けた方法なんだけどね。
ちょっと違う。
「半角ローマ字日本語にしておいて」
変換叩くと日本語が打てる、
英数叩くと半角英数が打てる。
あれは、慣れると
ムチャクチャ「らく」なんだけど…
あえて買う気は、もうしないかも。
あれに慣れるには、
「OASYS慣れ」してないと
ものすごーくツラい…とのこと。
あたしはOASYS使ってましたー!
OASYS 30SFなどという
化石みたいなヤツだったけどね。
職場で生き残ってた
OASYS100よりかは、新しいぞ!

というところで…
おやすみ☆

疲れてるんでね、
寝ようと思うんでね、
軽いネタを。

『我流、テンキーの打ち方』

テンキー、あたしは
見ないで打てるけど…
ほんと、自己流なんだよね。

個人的には、
「あんま、型にとらわれない方が」
という気がしてる。

えーっと。当然右手打ち。
中指が「5」
すると、「4」「6」に
しぜんと人差し指と薬指が
来ると思う。
その時に、親指を軽く丸めて
「0」を叩ける状態にするのが
軽いコツかな。

「本来的な方法は」
1-4-7が人差し指、
2-5-8が中指、
3-6-9が薬指って
決まってはいるけど。
あたしのやり方は、
「テンキーの配置を
 頭に入れておいて」
次、その数字を打つには
どの指が速く出せるか…
そんな感じの打ち方。
なので、指の動き自体は
他の人より多いけど、
結果的には早く打ててる。

例えば、7-9と行った場合、
本来的には
人差し指>薬指だけど、
あたしは中指が長いので、
「9を中指で狙う」

なので、考え方としては、
「メインで狙う指」
「支えになってくれる指」って
無意識に考える。
あたしは中指が一番長いので、
基本、中指で狙っていく。
ただ、1を中指とかは
基本しない。
そこは人差し指の方が
確実に早いから。
5-6、8-9は
比較的中指で打っちゃう。
ただ、数字の並びによる。
「8-9」と来たら、
中指・薬指の方が自然…みたいな。

あと、キモとしては、
「親指で確実に0を打つ」
これは慣れだと思う。

文字側のキーと違って、
テンキーは、
「配置を全部頭に入れること」が
ほぼ、できると思うので、
あとは、そこに指をあてはめる。
…そんな感じかなぁ。

なので、あたしが数字を再検する場合、
「あえてテンキーで打ってみて」
目で見た数字と、手の動きが合っているか…
そうやって再検することも、ある。
「何か、指がおかしくね?」
そう思ったときは、結構
数字の並びを勘違いしていることが多いので。
ただ、これも場合による。
桁がそろっている場合は
テンキー再検できるけど、
金額みたいに桁がばらばらだと、
そもそも、
「桁を勘違い」したら
どっちにしろアウトなので。

まぁ、あたしの弱点としては、
「まだ、カンマ取りが弱いんだよね…」
百万、千万位は確実に取れるけど、
そこから先は、
仕事でないと扱わない桁だからねぇ…

アドバイスになってないけど、
「自分が狙える指はどれなのか」
「次に打つ数字を考えられているか」
「テンキーの配列は
 確実に頭に入っているか」
こんな感じ、かなぁ…
「自分が狙える指」
これがわかって、意識できると
文字側のキー入力も
確実に早くなると思う。
そして「親指、0」
親指が動いた数だけ
確実に0が入っている…
そうなると、0が多い入力でも
間違いがぐっと減ると思う。

あと、これはお好みなんだけど、
Excelで入力している場合、
桁数が多い数字で間違えたなら、
「Escを連打して、
 入力自体を取り消してしまう」
桁数が多い数字なら、
BackSpaceで直すより
早いんじゃないかなぁ…
なので、Excel使っている時は、
左手中指は無意識にEsc狙ってる時、
結構ある。
これは日本語の入力でも使っていて、
これ、もうリズムなんだけど、
「連続して打ち間違えた!」とかだと
Escをぱんぱん連打して、取り消しちゃう。
『間違えた場所探すより、
 打ち直した方が速いじゃん?』
そう考える方なら、
Esc使った取り消し戦法は有効だと思う。

「結果的に、
 速く正確に打てていればいいので」
多少の自己流は、個人的には
「あって、いいんじゃない?」
あたしはそう考える方。

ただし、やっぱり指とキーを一致させる
正式な入力の方が、速度は稼げるようです。
あたしは文字入力だと、
1分間に日本語変換ありで、
95文字位に壁があって、
そこがまず突破できないので。
まぁ、このくらいの速度があると、
ITや事務職でのキー入力では
比較的速い方に入ります。
「入力専門職」は精進が必要かな…
そんな感じです。
「入力専門職」だと、1分間に
日本語変換ありで120文字とか、
平気で叩きだすからねぇ…
ただこれも、
「トレードオフがあるかも知れない」
あたしはDeleteと矢印は
見ないで打てるので。
鍵盤慣れしてるからかなぁ…
右手首を固定して、そこを支点に
右手振っちゃえば、
Deleteが叩ける。
もしくは、鍵盤の跳躍の
応用なのかなぁ…無意識なので。
ぽん、と右手動かしちゃうと、
矢印キーに指が置けるので。

まぁ、ぶっちゃけてしまうと、だ。
『慣れです』
打つっきゃないと思います。
実務でもいいんだけど、
家で練習するなら、案外有効なのが
『歌詞を打つこと』
ほら、練習の教材って面白くないじゃん。
どうせ打つなら、
興味持ってて好きなものの方が、
楽しく、無理なく打てると思うので。

まぁ、普段えらそーに
フルートの話してますが…

あたしが吹いてた
Pearlのアレ、
実は、頭部管のコルク、
「固着したまま、
 だまって返した」んだよねぇ…
軽く叩きゃ、いけるか?と思い
軽く叩いたんだけど、
ビクともしなかったような…
下手に力入れると、
ネジ曲げると、もうそれこそ
「どうしようもならない」…
いや、「位置」は合ってたんで、
演奏はできるんだけど…
アレ、たぶん
「コルク崩して交換」に
なったろうなぁ…

「フルートの頭部管のコルク、
 消耗品だからね!」
抜けるうちに交換しないと、
結構、大変なはず。

いまさらだけど。
…母校、ごめん。

やはり弊社も
金融機関でしてー、
お客様のライフイベントが
うんたらかんたらー!

…的な資料を眺めていたら。
「音大」という文字が。

「音大」って、
入る前も、入ってからも、
アホみたいに金、かかるんだけど!


多少のヒマがあったので、
「フルートで、中学デビューで
 音大行く」を仮定して、
楽器選びしてみました。
「ヤマハしか吹かせてもらえない
 かわいそうな子」
…いや、値段調べるの
めんどくさかったんで。

1本目は学校のYFL-212借りる
「\0」
2本目…中学だけど、
そろそろ管体、銀にしないと
212じゃ物足りなくなる頃だなー。
あたしは「頭部管だけ銀」だったけど
アレでも「もうちょっと幅が!」って
感じだからなー。
…YFL-412?
「\185,000」
で、高校入学祝いとしてー、
おばあちゃんにでも買ってもらうとしてー、
この頃になると、
リングキィとかH管付きとか
欲しくなるんだよなー。
で、412持ってるとなるとー、
うぁ687…
「キーが洋銀って、
 リングキィだと、
 気になるときは気になるなぁ…」
YFL-787ぁ?H管つけて…
「\575,000」
787なら3年持つだろ!
プロフェッショナルシリーズだから
音大入った後も多少は…
で、音大入った後に、
「銀の壁」が来たら、
管体、金…?
YFL-987Aでかんべんしてくれ!
「\3,080,000」

えーっと?
185,000 +
575,000 +
3,080,000 =
「3,840,000」
消費税は10%でー、
「\4,224,000」
よんひゃくまんえん!

お父さん、
車は一生、軽ね。
YFL-787で止まったとしても、
「760,000」
消費税入れましてー、
「836,000」
はちじゅうさんまんえん…

生楽器としては安い方と言えば
そうかも知れないけど…ねぇ。

他に、
「知らないと気づかないお金」とかある。
例えば、
「発表会やコンクールの衣装代」
地味に2万くらい、
毎回かかるよね。

あとは、
「先生と練習室借りた」とか、
地味にかかってくる「楽譜代」とか…
実はフルートだから
「まだまし」で、
リード楽器だったら、
リード代がまた地味に、でも確実に
かかってくる…

「始めててしばらくしたら、
 すっげー、金かかる!!」

で、楽団とか入れなかったら…
美大と音大は、
卒業したら、「ただの人」
これの覚悟まで、必要、と。

いや。まぁ。その。
学費入れてないからね!
藝大ならちょっとは楽だけど、
私学だと、かなり、かかるよ!!

とは言え、
この手の計算は、
「知ってる人」じゃないと、
細かいところのお金、
気付かないからねー…

「音大、いろんな意味で、
 覚悟が要るよぉ?」と
仕事の谷間に思った、
一月の雨の日。

今回、縁によって
インドでの仏教の誕生から、
大乗仏教の成立、
そして日本への伝来と、
あたしは知ることと
なりましたが…

「お念仏のありがたさは、
 まったく、変わらないと
 思うのです」

もう一度、
一枚起請文に向かいました。
そして、気づきました。
あたしに求められているのは、
「ふるまい」だと。

「念仏を信ぜん人は、
 たとい一代の法をよくよく学すとも、
 一文不知の愚鈍の身になして、
 尼入道の無智のともがらに同じうして、
 智者のふるまいをせずして
 ただ一向に念仏すべし。」

確かに、
知識は得たかもしれません。
しかし、この知識が
「合っているか」の保証は
まるでなく、
ましてや、
ひけらかすものでは、ありません。

劈頭宣言にも、ありますよね。
「愚者の自覚を」

あたしは、これからも、
自らを、愚かな身として
「ふるまえるかどうか」

ある意味では、試されています。
しかし、
ある意味では、安心しています。

つまり。
今までと、何の変りもなく、
お念仏をお唱えすれば良いのだ、と。

知識は知識、教えは教え。
あなたが信じるものは、なに?

『浄土宗、すなわちお念仏です』
胸を張って言うには…

やはり、「ふるまい」なんです。
日常に、ふと出てしまう
偉ぶったところに気づいた時…

「気づけた」と思えれば
良いのではないか…と
思っています。

これ以上書くと、
「智者のふるまい」になりそうなので、
今夜はこのへんで、やめておきます。

おやすみ☆

「仏」「仏陀」
当然、お釈迦様、釈迦牟尼を
意味します。
「仏の悟り」を開いた人も
意味しますので、
それでも矢印が向くのは
お釈迦様、となります。
「釈迦ただ一人を仏陀とする」
ですね。

しかし、インドで仏教が
部派仏教→大乗仏教と
時代が進みますと、
多くの如来・仏が
生み出されます。
浄土三部経の一つ『阿弥陀経』には…

東方にも、南方にも、
西方にも、北方にも、
下方にも、上方にも、
「恒河沙數諸佛 各於其國」
恒河沙…つまりガンジス川の
砂粒の数ほどの仏がいらっしゃると
書かれています。

一在家の一信者が
このようなことを言うのは
おこがましいことですが、
「あとから生み出されたから
 その考えはおかしい」と
言えるのでしょうか。
「大乗仏教の成立」に
立ち返りますと、
一切衆生、
生きとし生けるものすべてが
救われる術はないのか。
その時の智者たちが
知恵をふるい、
『見つけ出した』
のではないでしょうか。
誰もが、救われるために。

一連の記事は、もしかしたら
法然上人の
逆鱗に触れるものかもしれません。
あなたは一枚起請文を
読んだものではないか、と。
念仏を信じる者ではないか、と。

しかし。
すべては皆、
「誰もが、仏教のご慈悲を受けられるように」
智慧をふるい、口伝や記録を探し、
今の私たちが、結晶として受け取れるように
「形にしてくださった」
のではないかと、私は思うのです。

一連の仏教シリーズは、
いったん、このあたりにて
筆を置かせていただければと思います。

氷室朱実




ただ、仏説阿弥陀経の冒頭の
ココ突っ込まれっと痛いんだ。
「如是我聞 一時佛 在舍衛國 祇樹給孤獨園 與大比丘衆 千二百五十人倶」
さすがに!これは!
あたしの手に!余り過ぎる!

しかしー。

「キリスト教」

これやっぱり、
一回体系的にきちんと学ばないと、
比較対象にもできないわ、
カトリックとプロテスタント諸派、
ロシア正教会などの立ち位置が
さっぱりわかんないし、
何より、「唯物史観」で必ず
ブチあたる壁、なんだよなー…

はっ。

『一回、お手合わせ
 願えないですかねぇ???』

せめて、聖書は
どこでどれを買ったらいいかくらい、
お導きくださいよー。

「あんまりお金ない」というのも
ご考慮の端っこに置いていただけると、
嬉しいな☆

できれば、
「某教会の講座に行け」というのは
ナシという方向性でお願いします…
「場所も、申し込み方も
 知ってますけど!!」

( ゚Д゚)y─┛~~
我ながら、
良くまとめた。
良く、まとまった。
ある意味、神がかりだ。

『仏教ですが!!』


どっとはらい。

…失敗した。
「仏教」カテゴリ作っとくべきだった…

コレねぇ…
本気で、大学の仏教学部の
『大学院レベル』の話に
なっちゃうんでねぇ…

『在家の一信徒が
 自分で解釈したに過ぎないので、
 合っているかどうかは、
 まったく、わかりません!!』

本気で、
「どっから手を付けたものか…」
という感じです。


…では。前提として。
『お経は、必ずしも
 お釈迦様の教えが
 書かれているものでは、ない!』

「えーっ!」という反応になるか、
「…ま、そういうものだよね」
という反応になるか。

では、お釈迦様の時代に
さかのぼってみましょう。
お釈迦様のお生まれと入滅は、
これも諸説があるもの、に
なってしまいます。
なにしろ入滅だけで、
有力な年としては、
・紀元前949年
・紀元前544年
・紀元前396年
・紀元前383年
…約550年位は、差が出てしまうのですよ。
しかし、「お釈迦様の時代のインドでは、
文字は普及していた」
とするのが、一般的です。
しかし、お釈迦様は、
自らの教えを、文字にすることは
許しませんでした。

その理由ですが、
まず、当時のインドに文字はありました。
しかし、商売や法の公布などに限られたものでした。
お釈迦様の教えや、この文章の様に、
「世俗」に用いるものでは、なかったのです。
お釈迦様は、自らの教えを文字にすることで、
教え自体がお釈迦様を離れ、
敬虔さも失われてしまうと考えたのです。
なので、お釈迦様から直接教えを受けた
お弟子さんたちは、
お釈迦様の教えをすべて口伝、
身体で覚えたのです。

しかし、お釈迦様は入滅されます。
「お釈迦様の教えを司る者」は、もういません。
「もう、とやかく言われることはない」
そう口にしたお弟子さんもいました。
このままではお釈迦様の教えが変わり、
そして失われてしまう、と
「聖典の編纂」が行われます。
これを「結集(けつじゅう)」と言います。
第1回の結集は、500人の阿羅漢達に
よって行われました。
(五百羅漢は、ここから来ています)

しかし、第1回結集の時点でも
やはり「口伝」、
文字ではなく、修行者が暗記をしたものになります。
経典が文字になったのは、
紀元前2世紀~紀元前1世紀ころまでに
徐々に形成されたもの、とされています。

ただ、結集の結果については、
「かなり正確に残されていた」ようです。
歴史上では6回結集が行われており、
最後の第6回結集は、1954年にビルマで
行われました。
第3回結集については、
南伝仏教と北伝仏教(日本に伝わったのはこっち)
では伝承の内容が一致していない…ものの、
第6回結集本を底本に、
日本語で読むことができるパーリ仏典である、
片山一良訳『パーリ仏典』シリーズが
刊行されています。
えーっと、松本文三郎 著の「仏典結集」が
NDLデジタルコレクションに
あるっちゃーあるんですが、
「明治36年9月刊」なんですよ。
さしものあたしでも、これは相当に
「腰を据えないと」読めないですよ。



『で、ここからが大変なんです』
インドの仏教史をたどりますと、
お釈迦様から始まる「初期仏教」
分裂し諸派となった「部派仏教」
そして「大乗仏教」が成立します。

なぜ「大乗仏教」が生まれたのか。
これは、お悟りを開く
「時期」「場所」が関わります。
大乗仏教成立前は、お悟りを開くのは
「現世で修行をした後」でした。
自らが悟りを開いて「阿羅漢」になるのです。
しかし、これでは限られた者しか
救われないことになってしまいます。
お釈迦様は、なぜ王子という身分を捨て、
お悟りを開くために修行をなされたのでしょうか。
一切衆生、生きとし生けるものすべての
苦しみを救おうとしたから、ではないか。
このお釈迦様の精神にならって、
広く民衆を救うための、
「新しい教え」が必要ではないか。
こうして、「大乗仏教」が生まれたのです。
大乗仏教での往生…つまり乱暴に言うと、
・人間は死後、仏の国に生まれる。
・往生する世界は仏の世界であるから、
 そこに生まれることは成仏する事である。
…成仏してますから当然、悟りは開かれている訳です。
大乗仏教の教義を明確に打ち出した経典として
「華厳経」、「法華経」、
「浄土三部経」、「涅槃経」が成立しました。
「大乗仏教」の思想が説かれ、短く、
そして日本人になじみのあるお経…
『般若心経』が成立しました。
もちろん、今までの教えが
完全に否定された訳ではないです。
スリランカ、ミャンマー、
タイ、カンボジア、ラオスが
部派仏教の末裔、「上座部仏教」の国々です。
そして「大乗仏教」は中国を経て、
日本へ伝来することになります。

つまり。
「お釈迦様入滅後に成立したお経」でも、
仏教では「お経として成立」するのです。
お経をひとつひとつ紐解きますと、
「中国伝来後に、中国で成立したお経」
これを「偽経(ぎきょう)」と言います。
しかし「偽経」だから否定される、
というものではありません。
「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」、
このお経は「偽経」ですが、
日本の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、
つまり「お盆」の由来となります。

で、「般若心経の成立時期」ですが…
「般若心経」は、
「大乗仏教と密教との交点」でもあるので、
『いつと取るか、が非常に難しいんです!』
有名な最後の一節の
「羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶」
ここはサンスクリット語を用いると
意味を持たせることができるのですが、
実際にはここは「真言」、
つまり密教における呪文の部分なので、
日本の各宗派、ここは基本的に「訳しません」
(浄土真宗では般若心経を基本的に用いませんが、
 それ説明すると「この記事くらいの長さ」に
 なってしまうので、今回はご勘弁を…)


カトリック教徒からしますと、
『なんか、はぐらかされた』という
感想になるかもしれませんが…
「聖書のような『かたまったもの』は、
 仏教には、ないんです!!」
言い方非常によろしくないですが…
「大量のお経の中から、良い物を選び、
 そこから教義を組み上げる」
…浄土宗だって
「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」の
浄土三部経をよりどころにし、
法然上人が開祖された、と言えます。
そして。そもそも。
「インドから中国に仏教が伝わった時は、
 経典や教義などは、
 なんの整理もされずに伝わったのです」
実は経典の整理・体系化は
「中国で行われた」と言えます。

つまり、仏教は。
「伝わっていくうちに、
 形が出来上がって、
 そして日本の
 伝統仏教となった」とも言えます。

しかも今のインドは、
「ヒンドゥー教圏」ですから…
(インド圏と仏教圏は、現代では微妙にズレます)

では、現代の日本の仏教で、
「あっさり死後、仏になる」を端的に表しているのは、
実は、「香典袋」に表れています。
通夜・葬儀・初七日など、
四十九日より前は、「ご霊前」を使います。
四十九日法要以降では、「ご仏前」を使います。
(宗派によってはすべて「ご仏前」になります)
まぁただ!!導師となる僧侶としましても!!
「執り行いました。
 ただし残念ながら、畜生道へ堕ちました」とは
口が裂けても、言えませんから!!

ん?
浄土三部経は、大乗経典なんだから、
浄土宗としては、「お釈迦さまがお説きになった」
ということになっているけど…
あ、やっぱり仏教研究上は、
お釈迦様の入滅後に成立してるんじゃん。
観無量寿経に至っては、中国撰述説もなくはない…?
『宗務庁、ここは見逃してよぉ!
 うっかり、わかっちゃったんだからぁ!!』

そして「パーリ仏典」
出せはしたけど、うまく、入んなかった。。。
そうとう、がんばったんだぞ、これぇ…

ただ、ここらへんで「言い訳」させて
頂くとですねぇ…
これ以上「入り込んで」行くと、
すーぐスピリチュアルだぁ、
経典の独自解釈だぁ、
般若心経はサンスクリット語でないと
云々とかに、突き当たっちゃうのですよ!
あたしはあくまで
「念仏を信ぜん人」なのですよ…

そしてもう一度、お釈迦様の時代に
さかのぼりますと、
当時のインドでの「文字の立ち位置」が
現代や、それこそラテン語とは
比べるのが難しい…という
かなりな難題にぶつかります。
「なんか、手掛かりあるの?」
という感じです。正直なところ。

しかし。
ありがたく、日本の仏教、
かなり立体的に俯瞰することができました。
まぁ、仏教公伝の段階で大乗仏教なんですから。
で…インドはあんまり、
いじくりまわさないことにします。
これこそが、仏様のお導きなんじゃないかと
『ムリヤリ結びまして』筆を置かせていただきます。

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