星のかけらの宝箱

Xジェンダー、MtXのブログですがー…最近は、「墨田区民と北関東民ホイホイ」ですー…

2021年12月

【放談住宅 2021/12/31】
・EWI買って。
・エレキベース買って。
・エレキギター買って。
そして…
「電子ピアノ、来たよ」
カシオのやっすーいの…あれ?
カシオのページに、載ってない。
例のごとく、
島村楽器オリジナル?
「そうでした。CDP-S300」
本体価格、¥54,780-

いや、オカーチャンが、ね?
「試奏ができない」って言うの。
「ハノンの一番くらいは、
 上がって下がって、できるべや」
「だからさぁ、なんか、もっとー。
 ピアノっぽく、きらびやか、なー」
「ソナチネーソナタ、行ったんだっけ」
「ちゃんと習ったよ?」
「まぁ、ソナタの曲だったら、
 誰も文句は言わない、けどー。
 もっと、戻れ。
 ツェルニー100番あたりから!」

オカーチャンの戦略としては。
・電子ピアノの、ポータブルモデルを、
 コタツの上に置いて、練習する。
・そのうち、なんか、
 ものたりなくなって、来る。
・その時に、金かけて、
 ウン十万の楽器を買おう!
(余ったカシオは、
 MIDI鍵盤として、あたしが引き取る)
「ポータブルだったら、
 お互いに貸し借り、できるでしょ」
「できるねぇ…
 ウェイテッド鍵盤、重いけど、
 2階に上げるくらいなら、
 難しいことじゃ、ない」

確かに、電子ピアノを
何台も試奏してると、
なんか「合わない」メーカーとか、
わかってきた。
あたしには
「ローランド」が、合わない。
鍵盤の戻りが、妙に遅く感じる。
「この鍵盤、さぁ。
 革命とか、幻想即興曲とかだと、
 キツいよ、ねぇ?」
オカーチャン、試奏。
「うん。なんか、変」
「戻ってこないよ、ね?
 アップライトピアノより、
 戻り、悪いかも」
「装飾音とか、入れづらいかも」
「ねー」
案外、繊細なもんだ、ということが
わかってきました。

「そうか、失敗できないか」
「案外、鍵盤に差って、あるね」
「ん?ん!
 バカにしたもんじゃないよ?
 カシオって」
「どれ」
和音主体の曲…
ハノンの一番…
「値段からすると、すごくいいね」

そして、近所の島村楽器へ、
ベースの弦を買いに行ったときに、
オカーチャン、
勢いでCDP-S300を、お買い上げ!
…年末年始に引っかかって、
「椅子」は来年、届くけど。

「ま。安いんで、
 あたしがもう一台買っても、
 いいんだけどー…」
ベースとギターを、
もっと弾けるように、しましょうね。
という気が、してます。
あ!「F!」
ギターの挫折の壁、「F!」
あの、
「人差し指で、ギターの弦を、
 一気に6つ、押さえる」
バレーとかセーハとか、
言うらしい、です。
『攻略法が、あるらしい』
ギターであれば、まず、
・1-2弦を、押さえられるように
・1-2-3弦を、押さえられるように
…というように、
高音の細い弦から、慣らしていって、
独特の「筋力」をつけると、
いいらしい、です。
そして…
「セーハしたまんま、
 左親指と、人差し指だけで、
 ギターを持ち上げてみる」
という特訓も、あるそうな。
…ベースで、2フレット押さえて、
親指人差し指で、
持ち上げて見た…けどさ。
確かに軽く、ビビリは出たけど、
「鳴らない弦」は、なかった。

ベースの弦も、張り替えたし。
フレットと指板も、お手入れしたし。
「バンドスコア買ってきた、
 『千本桜』に、挑戦、する…?」

「さいしょの4小節は、できたよ!」
「でーでーで、でーでーで…
 そこ、誰でもできる、ところだろ!」

ま、ゆっくり、ゆっくり。
のんびりとした、
年越しに、なりそうです。
(479号)

【放談住宅 2021/12/26】
「きれいさっぱり」
忘れておりました。
『自立支援医療の更新』
12/30に休むので、
12/30でも、いいのかな?なんて
のんきなこと、考えてました。
「12/30って、銀行やってますけど、
 役所、やってましたっけ?」
「役所は、やってない!」
「うぁ!…じゃあ、
 24日、休みで」
「スケジュールファイル、
 更新しといてねー」
「わかりましたー」
…あっさり休みに、なりました。

下ごしらえ、下ごしらえ。
まず…
「マイナンバーカードの
 電子証明書の更新」
コンビニで課税証明取ろうとして、
取れなくて、思い出した。
更新しろって手紙、ガン無視してた。
区役所の窓口で、無事、更新。
手数料、なんと無料でした!
ふとっぱら!
(証明する書類の類、
 発行してないからねぇ…)
それを持って、隅っこにある、
証明書発行機で課税証明取ると、
100円、やすい!

『発行できる証明書がありません』
…あら。

これ、一晩寝ないとダメなヤツ?と、
番号札取って、順番待って、
「コンビニ証明書が取れないのですが」
と、聞いてみたところ。
「あ、今日更新だと、
 取れるの翌日から、なんです。
 急ぐのであればー…税務課へ」
あ。やっぱ一晩寝ないと、ダメなんだ。
じゃ、河岸窓口を変えよう。

「ありがとうございましたー」
正規料金で、課税証明は取れた。
毎年「あまる」んだけど、
いざ必要って言われると、めんどくさい。
じゃ、保健センターへ、ごーっ!
(微妙に遠いんだよね…)

「やっぱり」
課税証明は、使わなかった。
けど、自立支援医療は、
無事更新手続き、できた。
…手帳と違って
「めったに、落ちない」から、
安心してよっと。

じゃー、せっかくなので。
平日昼間の用事。むー。
「給与受取口座の、
 通帳延々、書いてない」
じゃ、近くのATMへ。
みずほ銀行って、
通帳繰越、ATMでできたっけ?
…わかんない。
じゃ、通帳入れてみよう!

「2~3行、印字した後、
 通帳、吐き出された」
なんで…あ゛。
【通帳繰越機へ、行け】
通帳繰越機はー、
店舗に行かないと。
駅前まで、おさんぽ、だね。

店舗にとうちゃーく。
通帳繰越機で…「通帳繰越」
じーこ、じーこ。
じーこ、じーこ。
…時間、かかるだろうなぁ。
じーこ、じーこ。
じーこ、じーこ。
…おわった。
「1ページと、数行残した、
 新通帳が、発行されました」
まぁ、しょうがない。

「ここでねぇ…
 携帯代、入金したいんだけど」
「すればいい」
「まだ、締まってないの。
 このあいだ、iPhoneの
 機種変更したときに、
 末締めに変わっちゃったんだよねー」
「金額は、ほぼ、わかるんでしょ?」
「アプリで、予定額は出るけど。
 消費税が考慮されていない…
 という、罠がある。
 まとめて支払いの分には、
 消費税はかからないのでー。
 概算で、こんなもん」
「ふんふん」
「で!…初なんだけど。
 なんと、あたし、
 クレジットカードが、持てました。
 その分も、入金したいんだけど…
 こっちも、締まってないの」
「クレジットカードで、
 まだ、締まってない…
 え。それ、引き落とし日、
 えらく先じゃない?」
「…2月の頭」
「来月の給料でも
 いいじゃんかー」
「支払いは、お金があるうちに、
 埋めておきたいんですよ。
 だからー…概算」
「締まってないから、
 これからカードを使った分は?」
「だー…だから、概算の概算で」
「概算の概算を、概算するのね?」
「だから!
 概算の概算の概算の、
 概算なのだ!」

『バカボンのパパ、ですか?』

「これくらい、使うだろう」という
お金を足しまして。
引き落とし口座に、入れておきました。

「iPhone、割賦だから、
 携帯代が落ちないのは、まずい。
 もっと、まずいのは、
 クレジットカード代が、
 落ちないこと。
 手前手前で、多めに入金しておけば、
 とりあえずはー。安心ですよ」

…あれ?
ふだんの、お買い物は、
みずほJCBデビットで、決済してる。
現金…交通費、くらい。
「クレジットカード…
 いつ、どうやって、使おうか…?」

JCBデビットが使えないところが、
たまーに、あるので。
そこで、使おうかと。
『民事法務協会。
 デビット決済、
 できないこと、多いよね』…そこだ。

「登記情報提供サービスの、
 利用料の支払いに、ありがたく」
登記所で謄本上げるより、
えらく安く、済むから。
ベンリだよねー。
(公印がなく、
 証明としての機能はないので。
 登記の謄本の代わりとしては、
 使えませんので、ご注意を。
 あくまで。「情報、だけ」)
「年に、何回、使うの」
「私的に使うのはー。
 年に1~2回、あれば、御の字?」

まーまーまー!
久しぶりのクレジットカードで、
慣れて、ないから!
「用心、用心、火の用心」
の、精神で、使いたいかと。

『これで、いいのだ!』

(478号)

【放談住宅 2021/12/19】
最近、出勤した日は、
帰りに楽器店へ寄るのが、楽しみです。
ある日、エレキギターコーナーを
ふらふら、してました。
「ギター…ねぇ。
 ある程度まとも、って言うと、
 やっぱり三万円は、出るかー…」
そして、コーナーの隅に、
中古コーナー、発見。
保証なし、6千円ぽっきり!
…さすがにそれは、避けたい。
安物楽器が安くなっているのは、
あんまり、うれしくない。
…あれ?
「ヤマハのパシフィカ?」
けっこう、汚れているけど、
確かパシフィカは、
素直系なエレキ…だったような。
「試奏できますよ?」
…店員さんにつかまった。
「ヤマハのパシフィカって、
 確か、素直系でしたよね?」
「けっこう
 素直な、ストラト系ですね」
「この、6千円買うなら、
 パシフィカですよね?」
「そっちだったら、
 パシフィカです」
「じゃあ…試奏で。
 弾けないですけどね!」

試奏セッティング、完了。
「トーンノブを、引っ張ると…」
ぱち。
「リアのハムバッカーが、
 シングルに切り替わります」
「あ。それ、うれしい」
じゃーん…Em。
なんとなく、Emが出たので、
ピックアップを切り替えつつ、
縁切寺の、冒頭を。
いいなぁ、弾きやすい。
ベース練習用フレーズを、
3・4・5・6弦で。
べーんべ、べんべ。
12フレットを超して、
ハイポジション…
「アンプのオーバードライブ、
 切りたい…」
店員さん、行方不明。
iPhoneで価格チェック。
「あ、安い。確実に」
落ちない汚れ分、だろうなぁ。
ボリュームが軽くガリってるけど、
これは、なんとかなりそう。
安いギター名物、
フレットの飛び出し・引っかかり…
「まったく、なし」
さすが、ヤマハ。

「すいませーん!!
 あのーっ!!
 …買います」

DSCF1397

そして迎えた、週末。
弦交換しつつ、磨こうかと。
金属部品は、ぜんぶ外して、
楽器用金属磨きで、ごしごし。
…光るなぁ、化けるかも。
譜面台の空き箱を、枕にして、
テープで処理して、
フレット磨き。
ライターオイルで、
指板の汚れを、取り切って、
仕上げに、ぼとぼと、
オレンジオイルをかけて。
ネック全体を拭き込んで、
ネックの整備は、完了。
さて…ボディ。
この、落ちない汚れ、
揮発油系で、落ちるかも?
ライターオイルをかけて、
ティッシュでこすったら…
「落ちたっ!!」
最後に、
ネックをもう一度、磨き上げて、
金属部品を組み込んで…完成。

「いやぁ…
 これは、お得だった」
手間は、かかったけど、ね。

一晩おいて、日曜日。
弦を張って…できあがり。
細かいチューニングは、
弦が伸びるだろうから、
次の週末あたりに。

「中古じゃないと、
 パシフィカは、
 考えなかった、だろうなぁ…」
いいもの、授かりました。
(477号)

【放談住宅 2021/12/16】
ギター・ベース系の
YouTubeの動画で、
メッチャ、人気がある
メトロノームがあります。
KORGのKDM-3。
三角形の、縦型の。

「個人的に、アレはぁ…」
ちと、避けたいものでは、ある。

では、あたしは
何を使っているか!
DSCF1396
…ある意味、
「ド定番」だよね。
現代の吹奏楽部なら、
必ず一つは、あるであろう。
…個人持ちもあるだろうから、
5つくらい、出てくる?
ヤマハのTDM-700。
KORG版も、ある。
まったく、同じもの。
(おそらく、
 ヤマハが供給を受けているんだと)
針が重要なんですよ、針が。
個人的には。

えーと、基礎練として、
・4分
・8分
・16分
・8分三連
・8分三連中抜き
…を、やるとしたら。
4分は、針が両端だよね。
8分は、両端に加えて、
針が頂点。ここを見る。
16分は、人によるけど、
8分のど真ん中を取るように。
両端-頂点-両端-頂点、
目が慣れたら、
両端-頂点の「ど真ん中」を見る。
8分三連は、スタートの両端と、
3つに割った、ななめ?
で、8分三連が取れていれば、
中抜きは、できるはず。

で、KORGのKDM-3だと、
表示が針ではなく、
「三角形が、進んでいく」
表示なので、
えれぇ、割りづらいんだ。
「音はいいんだよ、音は!」

ただ…ギター・ベースの人だと、
この、ヤマハTDM-700は、
「知らない」のかも、知れず。
楽器屋さんが大きくなると、
「管楽器コーナー」に
あるからね、これは。
INPUTにシールド刺せば、
ギター・ベースでもきちんと
反応するんだけどねぇ…
なんでだろ。

んー。
「針を見る」という感覚は、
機械式メトロノームの
経験から、かもねぇ。
…実家にあるよ。
「子どものおもちゃ」と
化していたから、
アレは正直、信じてない!
「おもり」を抜くと、
すっげースピードで
針、振ったりするよね。
あー…でも、
機械式メトロノームだと、
鳴る瞬間は、両端とは、
「微妙に、ズレる」
鳴ってから、「ちょい」進む。
ただ、鳴る位置は、
見てると「わかる」けど、ね。

味方をたくさん、
つけたいんよ。
「耳」にくわえて、
「目」があるんだったら、
「目」も、味方につけたい。
耳と目、って、
「案外、ズレるから、ね」

ただ。
高校の吹奏楽部では、
ここまで厳しくは、
「やって、ないです」
やりたければ、
やって、いいよ?という
感じでした。先輩としては。
個人的に、
「あやしい、なぁ」と
思ったときには、
機械式メトロノームを
出してきたかな。うん。

しかし、機械式メトロノームは、
でかい・かさばる・
めんどくさい・意外と繊細…など、
欠点もいろいろ、あるので。
やっぱり、ド定番の、
TDM-700、なんだよねー。
「ついでに、
 チューナーにも、なるし」
最近になって、買ったけど、
「やっぱり、これか」って
買ったとき、思った。

もっとも、
『かんぺきに、お好み』
だけど、ね。
個人練習で、使うとしたら。
ただ、「針の見方」を
知ってしまうと、
やっぱり、針が見たくなる…

の、かなぁ。


…と。
正直、どうだか、
わかんないもん。

ま。
「こんなものも、あります」
的に、いかがでしょうか。
TDM-700、
買って、4千円ちょい、です。
BOSSのメトロノーム
DB-30が、
確か、3千円くらいだったので。
「おまけで、チューナーつけて、
 プラス千円くらい」
と、考えると、
お得かも、しれないです。
(476号)

【放談住宅 2021/12/12】
「買ったの、ベースでしょ?」
「ベーシスト、しらない。
 頭に浮かんだ、このフレーズ。
 ♪俺は田舎のプレスリー」
「吉幾三の、
 俺はぜったい!プレスリー…です」

ずっと「謎」だったんです。
弦楽器…バイオリンでも、ギターでも
いいんですが。
「なんで?
 複数の弦を、渡り歩けるの?」
ベースだと、低音の4弦から
ミラレソ?
ギターだと、低音の6弦から
ミラレソシミ?
ちゃんと度数計算したわけではないけど、
なんか…わかんない。

エレキギターを持っていた時期も、
ありました。
友達に、あげちゃったけど。
「極彩色の、エレキギター」
あまりの色なので、安かった。
そして、あたしの「奇病」が
発覚します。
『指が、うしろに曲がる』
軽く曲がる人は、案外います。
あたしは「ぐにー…」って、
すごく、曲がる。
つまり…
「Fが、押さえられない」
まぁ、Fは6弦を親指で押さえてしまう、
「いんちきF」で、逃げられるけど、
ギターを演奏するには、
かなりのハンデです、この指。

「…ベース?」
高校の体育館で、一回演奏した記憶が。
高校の文化祭で、
友達のバンドが出るんだけど、ね?
PAのセッティングするときに、
「ベースの音を、
 舞台から降りて、聞きたい」…と、
ベーシストが言い出した。
「氷室、ベース弾けたよね?」
「いきなりか!
 いや、経験したのはギターだよ?」
「なんか、フレーズが弾ければ
 いいんだけど」
「それっぽきゃー、いいってこと?」
「そうそうそう。なんでもいい」
4-5-6弦のフレーズで、
ローポジションなら…なんとか。
そして、体育館の舞台で、
「ほい!」
いきなりストラップごと、
身体にベース、かけられた。
「おもたい…
 つながってるの?これ」
「鳴らせば鳴る。よろしくー」
単純なフレーズを、
5分か10分、繰り返しました。
「OK!ありがとー」
「おもたかった…」

せっかく思いついた、この機会。
謎の臨時収入も、あったことだし。
「やってみようか、エレキベース」

ということで、
最寄りの島村楽器へ。
「ジャズベースで、
 初心者向けなら、なんでもいい」
あ、Squierのこれ、いいんじゃない?
SquierはFender傘下だし。
アンプ付きの初心者セット…
いいんだけどー、ねんのため。
「お茶の水、行ってみようか」

お茶の水の某楽器店で、
見物していたら、
店員さんが、接客してました。
「高い楽器のほうが、
 引っかかったりしないので、
 上達が早いですし、
 愛着もわきますよ!」
いや!そうなんだけど、
3日であきらめたら、
高い分が、ムダになるってばさ。
「戻ろう、島村楽器」
案外良心的なんですね、
島村楽器って。

島村楽器に戻って、
「Squier、くださいな」を、やって。
「アンプどうしよう…
 松竹梅、ありますけど」
「僕は正直…中間の、
 VOXをおすすめします。
 けっこう、いい響きします」
「あ!低音か。
 指向性が弱いのか。
 ギターだと、アンプなしとか
 やる時、ありますけど、
 ベースだと…どうなります?」
「弾いてみます?」
「じゃ、ちょっと…」
弦をはじいても、音がわからず。
「そっか…聞こえないんだ」
「僕もベース弾きますけど、
 アンプなしは正直、
 しゅん…って、なります」
「なるわ、これ。
 ボディの響きしか、感じられない。
 アンプ、とおしてもらって
 いいですか?」
べーん。べべべん。
「アンプの意味、
 よーく、わかりました…
 VOXのアンプ使った、
 初心者セット、おねがいします…」
保険に入ったので、
ちょっと高くついたけど、
6万円、ちょっと?
けっこう、納得です。
「ベースにアンプに、
 クリップチューナーに…
 買い足すもの、
 まったく、なかった」
フルカラー教本つき!うれしい!!

持ち帰りで、体力使い果たしたので、
(アンプが重かった…)
今日は軽く練習して、おしまい。

弦楽器の謎が解けるか…飽きる、か。
教本があるから、
まずは教本をやりたいかと。

けど。
今夜はお風呂入って、おしまい!
あした、仕事!!
(475号)

【放談住宅 2021/12/11】
いや…この話じゃなくて、
もっと違う話を、
あたためていたんだけど、ねぇ。
「シーンの挿入とか、できるの?」
ふと疑問に思ってしまい、
ふっとこの二人と、おかあさんが、
あたしの目の前に、あらわれました。

ま。書きたい話は、おいおい。
「びみょうに、
 18禁かも、知れず」
…そこまでで、ないか。
原稿用紙10枚。

----------
「なんで……なんで?」
「思い切った、から‼」
 高校の入学式で、碧をはじめて見たとき、ちょっと、かわいいと思った。男の子なんだけど、雰囲気がふわっとしてて、碧なら私のことを、受け止めてくれるんじゃないかって、自分勝手に思った。休み時間に話せるようになって、一緒に帰れるようになって……手をつないでも、振りほどかれなかった。けど、手をつなぐから「先」が、なかった。ゆっくり、なのかなって考えていたけど、初めて手をつないでから一年間、そのままだった。そんな話を、中学校の時の友達、蘭に話したら、押したおしてみな? そう言われた。そんな……って思ったけど、そのとき一緒に、私の頭に碧の笑顔が浮かんだ。そうだ、私からだ。私はそう思って、碧の家へ遊びに来た。そして碧の部屋に入ったとき、制服と……すべてを脱いだ。けど碧は……びっくりして、部屋の隅でちいさくなった。
「なにしても、いいんだよ!」
「壊しちゃいそうで、やだ‼」
 う……。臆病って言うより、いかにも碧が言いそうな言葉だった。いつもやさしい、碧。私を大切にしてくれる、碧。ちょっと勢いが強かったかも知れない。けど‼ 答えが見つからず、私は思ったことをそのまま、口にすることにした。
「さわって、みれば?」
「さわる……」
 碧はゆっくりと、わたしの後ろに来た。そして優しく、抱きついた。
「やわらかい……」
 碧はそう言った。やわらかいのは、碧だよって言おうとしたとき、碧ははずかしそうに、こう言った。
「胸、さわって、いい?」
「いいよ」
 碧は私のバストを、両手で下から持ち上げた。
「こう、なんだ……」
 碧はそう言うと、私から離れて、私が脱ぎ捨てたブラを手にしていた。え、そっち? 私が不思議に思っていると、ふいに部屋のドアがノックされた。
「あ、おかあさん、あの、いま、ちょっと」
 碧の声が小さかったのか、そのままドアが開いてしまった。碧のおかあさんが、飲み物を乗せたトレイを持っていた。
「ちがうんです! なにも、なにも、ないんです‼」
 私はつい、大声を出してしまった。碧のおかあさんは、おどろく様子もなく、笑顔のままだった。
「ふつう男の子が、あわてるのにね。確かに、なにも、なさそう。じゃ、ちょっと休憩したら?」
 碧のおかあさんは、飲み物を乗せたトレイを机に置いた。
「すずしくなるように、冷たいものにしたから」
「おかあさん!」
 碧はいつのまにか、涙目だった。碧のおかあさんは笑顔で手を振って、部屋を出て行った。



「むすべない……」
 小さな子が一人、鏡に向かって、自分の短い髪を結ぼうとしている。結び慣れていないのか、短い髪はその子の手から逃げていくばかりだ。小さな子は真剣に鏡を見つめ、頭の前の方で、小さな髪束を結ぼうとしていた。
「いたいっ!」
 小さな子は、ようやく結びかけた髪束から手を離した。そして、形が崩れている髪束を、大人の女性がそっと触った。
「輪ゴムで結んでるの? 碧」
「わかんない、から……」
「輪ゴムじゃ痛いのよ、髪がゴムに引っかかるから。おかあさんが、結び直していい?」
「いいの?」
「なんで、わるいの?」
「だって……」
 二人がそう言っている間に、小さな子の頭には、小さな髪束が結ばれていた。小さな子の顔が、急にあかるくなった。
「碧がそうしたいのなら、それで、いいの。嬉しいんでしょ?」
「うれしい‼」
「なら、それがいちばん、でしょ?」
「うん……」
 小さな子の表情が、くもり始めた。
「幼稚園で、なにか言われたの?」
「いわれて、ないけど……」
「なにか、感じちゃったのね」
「そう……」
 大人の女性は、ひざを折り、小さな子の瞳を見つめた。そして、こう言った。
「碧がやりたいのなら、それで、いいの。髪をむすびたければ、むすんで、いいの。かわいい服を着たければ、着て、いいの。だれかに見られたくなければ、家の中なら安心でしょ?」
「うん……」
 小さな子の表情は、あかるくならなかった。
「じゃ、いっしょに外へ出る?」
「だいじょうぶ、なの?」
「おかあさんが、いっしょだよ?」
 小さな子はすこし考えたあと、こう言った。
「うん‼」
 そして小さな子の表情は、今日一日、いや、ここ数ヶ月で一番、あかるい表情だった。



「そんなことが、あったんだ」
「うー、恥ずかしい」
 私と碧は、リビングのテーブルで、碧のおかあさんから、この話を聞いた。もちろん私は、制服姿に戻っていた。
「結菜をだましてたみたいで、ずっと言えなかったんだけど……ごめん」
「そんなことない、そんなことない!」
 碧を恋人だって思い込んでいたのは、私の勝手。私には碧をせめる理由がない。
「幼稚園の頃とかは、女の子たちと距離が近かったけど、だんだん距離ができてきちゃって。だから、高校で結菜に出会って、うれしかった。手も。つないでくれた。きっと結菜は、ちがう気持ちなんだろうなって思ってたけど、言えなくて」
「だから、なんだ……碧といっしょにいると、すごく安心するし、すごく楽しい。碧が私を大切にしているって、いつも感じてた。そして、うれしかった」
「結菜……これからも一緒に、いてくれる?」
「私も碧を、失いたくない」
 碧のおかあさんが、紅茶の入ったカップを置く音がした。私も碧もはっとして、下を向いてしまった。
「あら。お邪魔かしら?」
 私も碧も下を向いたまま、首を横に振った。そして碧のおかあさんは、こう言った。
「お友達とか、恋人とか。決めなくて、いいんじゃない?」
「決めない?」
 碧がふしぎそうに、声の方を見つめた。
「碧は、結菜ちゃんが大切で、いっしょにいたいんでしょ?」
「いたい……」
 碧は下を向いて、そう言った。
「結菜ちゃんも、碧が大切で、いっしょにいたいんでしょ?」
「そう、です……」
 つい私も、下を向いてしまった。言葉で聞くと、すごく恥ずかしかった。
「なら、二人がいっしょにいる理由は、もう充分じゃない?」
 私は碧を見つめた。碧も私を見つめていた。
「そう……だよね」
「そう……ですよね」
 一緒にいたい。それだけで、いいんだ。
「考えすぎてた、かな」
「僕は、言えなすぎてた、かな」
 碧が笑った。いつもの、碧だった。



「ねぇ? この話、ひみつなんでしょ?」
「んー……そこまで、考えてない」
 近くの駅まで、碧が送ってくれることになった。
「高校に来て、知ってる人が、いなくなっちゃったんだよね。僕の、こういう話」
「中学までは?」
「みんな知ってたし、特になにも、なかった」
「んー。私からは、言わない」
「結菜がそうするなら、僕も賛成」
 そして二人で、街灯の下を歩いていた。突然、碧があわてたように、私を見た。
「失恋……させちゃった?」
 碧の顔は、今にも泣き出しそうだった。私は思わず、吹き出した。
「決めないんでしょ? そういうの」
「そう……だった」
 碧が手を出した。私は碧の手をにぎった。その手は、いつもの碧の、手だった。そして手を握ったまま、街灯の下を、駅へ向かって歩いて行った。
----------


『書かないと、ダメだなぁ』
にがわらい。

(474号)

【放談住宅 2021/12/08】
名前に困ったときの、
ありがたい、助け船。
「明治安田生命の
 名前調査」
2021年版が発表されておりました。

『男の子は「蓮」くんが
 2年ぶり7回目のトップ!』
「蓮」は正直、
使いたくない字のひとつでは
あるんだけど、ねー…
『「泥の中でも力強く根を張り、
 連なってたくさんの実をつける」
 蓮(はす)の花の特徴に由来!?』
…だ、そうで。
つまり…あれ?
「ドブに落ちても 根のある奴は♪
 いつかは蓮(はちす)の 花と咲く♪」
いーじーははっても ここーろーのなかじゃ
ないているんだ にいさんは♪
…「男はつらいよ」の、二番。
なんか…この歌。
粟野の山、登るときに歌って、
「歌…うまいなぁ」と、
ガイドのじいさんに、
ほめられた記憶が、ある。

女の子は『紬』ちゃん、だそうで。
…もちっと、いい反物使わない?
紬って普段着。。。反物だと、高いか。
ひとり、有名人いません?
軽音部のアニメで。
そっちに引っ張られそうで、
なんか紬も、使いづらいっちゃ、
使いづらい。
他の漢字との組み合わせも、
むずかしいし。

しかし、ありがたいです。
かなり「現実的」な
資料、ですからね。
男女とも『きらっと感』は、
かなりおさまった、気がします。

…ね!
『生命保険は、
 若くて健康なうちに!!』
健康診断の結果に、
なんのケチもついてない頃に、
「厚めの終身保険に入ってしまうこと」
割とオススメです。
終身保険は、欲しくなる頃になると、
そもそも年齢で、保険料が上がるし。
そして、
「必ず支払いがある契約なので」
解約するか…万が一に、なるか。
いざとなったときの、
「まとまった、お金」にも、
なると言えば、なる。
解約返戻金と契約者貸付の試算は、
毎年来る…でしょ?
あたしの入っている某生命は、
年末の控除証明書といっしょに、来ます。
そして「試算がほしい」と言えば、
いつでも計算してくれる、はずです。
…入りたいけど、病気したぁ?
オバチャンお姉さんに相談だ!」
告知書はありのままに、
ありのままに!書きましてですね。
追加資料求められたら、
出してください。検診結果とか。
「出して、とおしてみないと、
 わかりませんので」

じゃっかん、
「生命保険の宣伝も、した」
感が、ありますので。
今年もありがたーく、
使わせていただきます。
『明治安田生命の、名前調査』
(473号)

【放談住宅 2021/12/07】
きっかけは…これです。

ふしぎ遊戯の
「いとおしい人のために」
これ、EWIで吹いたら、
どうなるか、気になって気になって。
歌い出しのところ、
「まーいあがーれー、すーざーくー」
と、サビのところ、
「いとおしいひとーのーたーめーに」
ここ…明らかに、調が違う。
なんだろう…と、
EWI持って、かんがえた。

『F minorと、F major。
 ヘ短調とヘ長調を
 行ったり来たり、ですね』
ヘ短調はじゃっかん、
めんどくさいんだよ。
♭4つ、だから。
木管楽器だと、
よけい、めんどくさい。
「Dの半音下は、C#だからね」
Dを半音さげたい…D?ゆび…
あ!Cを半音、上げるのか。
「オクターブ変え」にからむので、
C#が見えないと、吹けない。
(EWIだと変え指、できるけど)

まぁ…実は「ズル」すると。
「終止形」をさがせば、
わかると言えば、わかる。
終止形は…ざっくり。
「終わった気がする、ところ」
暗く感じる、短調のところは、
最後の「ふしぎゆーうーぎー」
で、いいよ。
「ぎー」が、ファ。
ファなので「ヘ短調」と仮定して、
スケールを考えると、
「♭が4つ」
ヘ短調で演奏してみて、
当たっていれば、「あたり」
あ゛、この曲だと、
長調のところは、
わかりづらいんだけど…
「まっすぐにー しんじてるー」
「るー」で短調の世界に
入ってしまうんだけど、
そこまでの「長調の世界」の、
「終止」を考えると、
やっぱり、さいごの「るー」
「るー」が、ファ。
ファなので「ヘ長調」と仮定して、
スケールを考えると、
「♭が1つ」
ヘ長調で演奏してみて、
当たっていれば、「あたり」

それが、わかりづらいの…
たぶん、これだなぁ…

「長調の世界」は、
しょっちゅう「終わった」気が
するから、わかりやすい。
「フレーズの終わり」って
言っちゃっても、いいか。
「かもめが はばたいてゆくわー
「あなたの街に 届けたいー
ここが、レ。ニ長調。
つまり、「#がふたつ」
ここまでは、まー、ね。

「見知らぬ国のトリッパー
 きのうとちがうトリッパー
 私の心さえ 知らずにいるの
 ちょっと じれったいのよ
 はやく 気づいてほしい
 ふたり 歩き出すのよ
 めざめたての気持
 大事に育ててね」
終止形がえらい、見つけづらい。
「見知らぬ国のトリッパー
 きのうとちがうトリッパー」
ここらへん実は、
「Bm、ロ短調の世界」なんですよ。
しくみで、考えちゃうと、
「ニ長調の平行調が、ロ短調」
なのでまぁ、理屈はつく。
しかし…しばらく先に進むと。
「ちょっと じれったいのよ
 はやく 気づいてほしい
 ふたり 歩き出すのよ」
ここらへん…実は、
「ニ長調の同種調、
 Dm、ニ短調の世界」なんです。
聞いて音を取って、
スケールとコードも考えたと、して。
なので、この曲は…
ニ長調-ロ短調-ニ短調-ニ長調
と、思いきや。
「私の心さえ 知らずにいるの」
ここ、Am。イ短調だよねぇ。
なので、「仕切り直して」
ニ長調-ロ短調-イ短調-ニ短調-ニ長調
…日本語使うから、めんどくさいんだ。
D-Bm-Am-Dm-D
『じゃ、ないか…って、
 思うんですが』
自信なくなるなぁ…記事に、すると。

『めんどくさいです、ね』

ただまぁ…
吹きたい、演奏したい、だと、
「調が、わからないと」
えんえん、12音の中から音を探す
「迷子」に、なってしまうので。
(ドレミファソラシ→7音。
 その間に、半音が5つ。
 7+5 = 12音)
なにかしらで、ぱしっと、
「調を、決めないと」なんだよねー。

まぁ、こういうところを
「探っている」のも、
楽しい作業では、あるので。
(みつからないと、
 頭に血がのぼるけど)
『演奏したいけど、譜面がない』
なら、避けられないんだよね。

「案外、鍵盤を使ってしまうと、
 わかりやすい、ので」
えんえん、管楽器抱えて
悩んでいるのなら、
鍵盤使った方が、いいと思います。

『めんどくさい、
 わかりづらい。
 けど、熱中してると、
 案外、たのしい』
…と、思うんです。
調をさがす、作業って。
(472号)

「ほのぼの、とした」
話が、あります。
実際に、あたしが見ました。

「狭い、ながらも」
南側に、何本か、
木が植えて、あります。
そして、あるとき。
「大きな、柑橘系の、
 果実が、実りました」

でも、手が届かないよね、と、
誰もが思っていたとき。
「ちょっと、不良っぽい子」
…ったって、本中だから、
実にかわいいもの、です。
その子が、がんばって、
取ってみました。
「足、引っ張ってて!!」
「落ちないでね…」

『とれたっ!!』

でっけー!すげー!と、
生徒の中で、ひととおり、
話題になった、あと。
「その果実は、どこへ行ったか」

…校長室の、
校長先生の、机の上に、
しばらく置いて、ありましたとさ。


…。
どこが荒れてるんだ、どこが。
先生と生徒、
えらく仲が、いいじゃねーか。

『それが、
 本所中学校、だよ』
今でも変わってないらしいよ。
この、校風は。

【放談住宅 2021/12/02】
えー。
しばらく、だまってましたのは、
母とあたしの記憶を突き合せて、
あたしの中学受験の
「輪郭」を、出してみたんですが。
…ねぇ。
飲み込めなくて、ねぇ。
悲惨だよ?

~我が家の大人たち~
・母
 祖父の介護と、自分の仕事で、
 まったく余裕なし。
 祖父が入院している病院で
 介護してるか、
 役所で仕事してるか。
 つまり。「いない」
・父
 毎晩、へべれけになるまで
 酔っ払って帰ってきては、
 「地元の公立中は
  荒れてるから、
  お前が行ったら、いじめられる!
  いじめられたくなかったら、
  勉強しろ!」…と、
 「嘘で脅しを、かけ続けた」
 地元の公立中は、
 まーったく、荒れていませんでした。
・祖母
 戦前生まれなので、
 中学受験の中身は、わからない。
 けど。
 「お金は持っているから、
  お金は、出す」

・祖父
 脳出血で入院中のため、
 なんにも、できません。
 そのため、勘定に入りません。

そして、この大人たち。
『意思の疎通は、
 まったく、できていません』

それぞれが、好き勝手に
動いている状態。

『この状態だったら、
 子どもを、中学受験から
 撤退させるのが、
 大人の、役割だろうが!!』

今さらながら、
母にきつーく、言っておきました。
「宿題の丸付け、
 したこと、ないだろ!」
「…ない」
「プリントの整理、
 したこと、ないだろ!」
「…ない」
「ふつう、そういうの、
 母親が、やってくれるんだよ。
 誰もやって、くれないんだよ?
 全部ひとりで、やったんだよ?
 会う大人ったら、
 酔っ払って帰ってくる、
 嘘つき親父だけだぞ?
 毎晩、脅すんだよ?
 自分は気持ちよく、酒飲んできて。
 そりゃ、怖いから、
 宿題しっかり、やるけどさ。
 真っ赤な嘘、じゃねーか。
 たばこ吸ってる本中の子、
 見たこと、あるか!」
「…ない」
「酔っ払ってる本中の子、
 見たこと、あるか!」
「…ない」
「あたしも、ないんだよ。
 ちったぁ、悪いことしたって、
 いいとは、思うんだけどねぇ。
 …どこが荒れてるんだよ、
 どこが!どこがっ!!」

もうね。
「落ちた」は正直、
どうでも良くなった。
(かなり前から、
 どうでも、いいけど)
よくぞ、よくぞ。
小3の終わりから、
小6の2~3月までの、中学受験を、
『子どもひとり、だけで、
 走り切れた…な』と、
当時の自分を、抱きしめてあげたい。

そして、もっと悲惨なことに。
「志望校を決めたのが、
 誰だか、わからない」
どうやら、祖母と父が、
勝手に決めた、模様。
うん。確かに、
学校見学に行ったことないし、
文化祭に行ったことも、ない。
志望校の校舎を見たのは、
『受験当日が、はじめて』

「こんなんで、
 やる気なんか、出るかぁ?
 恐怖心で、追い詰められて、
 突っつかれてる
 だけじゃ、ねーか!」
「…勉強してるところ、
 見たこと、なかった…」
「うん…
 とっとと、自分の部屋に入って、
 勉強始めないと、間に合わないし。
 これ以上、
 大人に余計なこと、
 されたくないから。
 まぁ、姿は、見せてませんでしたよ。
 当然でしょ!この状態で!」
「はい…」

誰も伴走してくれない、
中学受験…

そりゃ、悲惨だよ、そりゃ。
そりゃー、
トラウマにも、なるわ。

あまりに悲惨だったので、
その後、受験勉強自体が、
できなくなって、ねぇ。
「鉛筆握った瞬間に、
 やる気が、なくなるの」
あれだけ悲惨な思いしても、
落ちたんだよね…って。
なので、高校を決めたときは、
第6学区の都立高、
「下から、見ていきました」
水元…そりゃ、間違いなく、
引っかかると思う。
けど…あそこ。
金町から、けっこうかかるよね。
ちと、遠すぎる。
南葛飾…南葛ねぇ。
「キャプテン翼のイメージが強すぎて、
 なんか、いやだ」
キャプテン翼の「南葛市」って、
南葛飾高校が、由来だし。
そろばん塾で、
地元のサッカークラブの子に
いじめられたから、やだ。
(あたしの中での
 サッカーのイメージは、最悪です。
 野蛮な子がやるもの、としか
 思っていません。
 文句は、当時あたしを
 いじめていた、
 地元のサッカークラブへ)
葛飾野…まぁ、通えなくは、ないし。
学力はー…2校下げ、くらいか。
なんとか、引っかかるだろう!
…内申点のゲタも、
もらえる見込み、だし。
きーめた。
なんにもしなくても、受かる。

「志望校の下げすぎ」で、
先生や親から、色々言われたけど。
そこは、突っぱねました。

むなしく、なるんだよねー。
うっかりネットとかで、
中学受験の話、読んじゃうと。
母親が、宿題いっしょに
やってくれたり。
父親が、励ましてくれたり。
「そんな大人、
 あたしには、いなかった」

母親は仕事と介護で、
家に、いないし。
父親は、前後不覚になるまで
酒飲んで帰ってきては、
毎晩あたしを、脅かすし。
しかも、脅かす「肴」は、
『真っ赤な、嘘』
荒れてないよ、
あそこの中学校は。
祖母は、「戦前教育」なので、
戦後教育がわかんないのは、
しょうがないと言えば、
しょうがない。

そして、話は、
これで終わってない。
「合間合間に、
 祖父の介護とか、
 弟の保育園の送り迎えとか、
 やってた」
今で言う、『ヤングケアラー』
…なんか「怒り」が、
こみ上げて、来るんですが。

『こんな状態で、
 小3の終わりから、
 小6の終わりまでの、3年間。
 たった一人で、
 中学受験に立ち向かってたって、
 信じたく、ない』
信じたくないけど、
残念ながら…現実です。

そして、J専まで行っていた
エレクトーンは。
「祖母が勝手に、
 やめてきた、模様」
突然言われたもんねぇ。
エレクトーン、行かなくていいって。
そして、母親は、なんと。
「エレクトーン、
 嫌になっちゃったのかな」って
思ってたんだって!!
「嫌に、なってない!!
 弾いてたでしょ!自分から」
「誰が、やめてきたんだろうね…」
「祖母だと思う。
 オカーチャン、
 やめてきてないでしょ?」
「うん。行ってない」
「親父は教室の場所、知らないから。
 家と役所と飲み屋しか、
 場所、知らないからね?あの人。
 残るは…祖母、だよね」
「そう…なるね」

「そもそも、だよ。
 受験したのが、
 工業系の大学付属、
 一校だけ、って。
 あたし、大学で
 哲学やりたかったら、
 どうするの?
 大学受験、やりなおし?
 意味ないじゃん、中学受験」
「誰が、決めたんだろうね…」
「小学生に、
 わかるわけ、ないでしょっ!!
 10年ちょっとしか、生きてないのに。
 ま。
 引き算すると、
 父と祖母の二人、だけどね」
「…」母、絶句。
「言葉、出ないでしょう。
 これ、現実だからね」

「なんで…塾の試験。
 島本の試験、受けたの?」
「知らないってばさっ!
 祖母に、行けって言われて、
 訳わからないまま、
 受けちゃったんだって!
 中学受験の選抜試験だって
 知ってたら、
 白紙解答、出してた!!」
「知らなかった…」
「入り口から、
 だまされてたんだよ、あたし。
 …あーあ!
 祖母にだまされ、
 父に嘘で脅かされ、
 母はそもそも、家にいない!
 悲惨だろう、これぇ…」

ほんと、悲惨だ。
でも。
『逃げる、ということすら、
 知らなかったん、だよね』
見事、塾に「洗脳」されたからね。

聞いたことないよ、
こんな、中学受験。
と、言うか。
『あっちゃ、いけないよ』
だまして、塾に入れさせて、
脅しで、突き動かすなんて。

『子どもは、
 ゲームの駒じゃ、ねぇぞ!!
 …まったく』
「…はい…」
「生き残った罰って、つらいだろ。
 ずっと、やってきたんだけど」
「…はい…」

残酷では、ありますが。
母には、親としての責任を、
取って頂きます。

『実際に、
 中学受験に立ち向かったの、
 あたしだぞ!!』
…たった、ひとりで。

はぁー…ねぇ。
言葉が出なく、なっちゃったんです。
(471号)

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