「都立高」の場合。
吹奏楽部が弱小…もあるけど、
「野球部が弱小」ってことも
なくは、なく。ウチだけ?
大体、「1~2回戦で負けておわり」

もちろん、その
「限られたチャンス」に向けて
吹奏楽部、努力するんだけどさ!
ただ、「お金、ないの」

野球部から、「これがいい!」という
曲リスト、もらうんだけど…
「ある程度楽典わかるひと、
 総動員して」
吹奏楽譜面、「でっちあげる」

一年生の時は、三年生の先輩が
キーボードやらピアノやらに向かっていて、
「ねぇ!この音、響いてる?響いてる?」
…いーんじゃないスかねー。

一年、たちました。
当然、三年生いなくなりました。
一年上の先輩は、クラシック脳なので、
「そういうこと、しません」
平行五度を忌み嫌うという人なので、
「アテになるかよ!」
誰がやる!
「やっぱ、あたしになるのー?」
移調のところは、誰か手伝ってよー。

「そういう曲」に限って、
コード表すらなかったりするんで、
「メロディでしょ、ベースの音でしょ、
 …三度加えるか。それっぽくなるだろ!」
ただ、「三度でうまくいかないところ」が
出てくるんでー…やっぱ
「ねぇ!この音、響いてる?響いてる?」
…いーんじゃないのー?(一年生)

ある意味「妥協のかたまり」みたいな
譜面だけどね。

ただ、その時って、
・楽器の種類と数
・リアルに「難易度」
・もっとリアル「本番の日」
こればっかりは、「どうしようもなく」…

「こうとしか、ならねェよ!(ヤケ」
移調と写譜の子
「…いーんじゃないのー?」

こういう経験。
「なかなか、できないと、思うんだ」
和音が「響いているかどうか」
…騒げるんだよ?ひとりで悩むんじゃなくて。

似たパターンとしまして。
「バンド組みました」
・ボーカル…好き勝手放題
・ギター…「自分の世界に入っちゃった」
・ベース…「見つからなかったので、
 キーボードが二段でごまかす」
・ドラム…「ズブの初心者」16ビートすらあやしい
そこで「キーボードやると…」
何か、みんな好き勝手やってるのに、
何でひとりだけ、編曲で悩んでるんだ?
ここのギターは、カッティングで
ギターに丸投げするとしてー、
あー、この「おかず的な音」
どうやって入れるよー?
「じゃーん、じゃらーん、じゃーん
 『うぉー!いぇー!』
 ぽこたん・ぽこたん・ぽこたん…」

お・ま・え・ら!

…「キーボードがキレて解散」って
アマチュアバンドだと、
案外、あるらしいよー?

あぁ、あたしもキレたさ!!