20代の頃、
そこまで、性別移行
しようと思わなかったのは…

「やりたいこと、ほとんどやって、
 小・中学校と、女の子とも仲良くて、
 『ほとんど嫌だと思わなかった』」

そら、
「セーラー服着て学校通いたい」
というのは「夢だったけど」
…なんか、どうしようも、なくない?
という感じ。

それに…何て言うのかな。
小・中学校の頃って、
「あんま、自分を男だと思ってなかった」
分類されれば「男」だけど、
…やりたいことは、やるの!
あたしはそんな感じ。

ある意味では
「完全燃焼」してるんだよね、あたし。
小学校の卒業式の合唱…
先生から「パート移る?」って
言われたけど…
「ぜったい、ソプラノ!」

だから、「今からどうこう」って
あたしはあんまり、ないんだよねー。
「また、やりたい事あれば、
 やればいいじゃん!」

でも、まさか
「小説が書ける」とは、思ってなかった。
特に三人の話の、「友情・仲間」
書いたときは…
「自然と三人が動いていた。
 あたしはその姿を、
 ひたすら言葉に落としていた」

だから、鈴子・美香・舞由の三人には
感謝してる。
あたしの世界を、現実に変えてくれている
大切な存在だから。

でもね…
「三人の話を書くときは、
 ある意味『怖い』」
…リアル女性から見たとき、
不自然じゃないのか!

そこらへんも、
自分を信じるしか、ないんだけどね。