小学校の時は、まだ
「弾ける方」に入った。
卒業式とかの
表舞台ではないとは言え、
校歌の伴奏も、何回かやった。
ただ、エレクトーンは塾の都合で
「小学校4年の頭で、やめた」

中学校入ったら…
「ショパンレベルが、いる!!」
しかも、同じ学年に
二人も三人も!!
「負けた」と思った。
「なーんか、こう…」と思い、
おこづかい、ちまちま貯めて、
自分の部屋にポータトーン置いた。
「段ボールの上」だけど。
「なんとか指、もどらないか!」
…親に内緒で、弾きたかったんだよね。

実は、高校で吹奏楽部選んだのは、
「あわよくば、ピアノ弾けるかも」
という、よこしまな理由も、
「なくは、なく」
実際、一年の時は部員が少なすぎるから、
そら、グランドピアノ弾いてようが、
もうご自由に、という感じ。
そして、部活が終わると、
教頭先生が音楽室の鍵、引継ぎに来るの。
…バイエル持って。
教頭先生、自分で練習してた。
そして、一年生の時の文化祭、
「編成できないので」
音楽室でピアノ伴奏での
各楽器の「独奏」だったしね。
あたしも伴奏やったー。
「雨音はショパンの調べ」
二年生になってからも、
後輩の白い眼をごまかしつつ、
非常階段のところにある
「隠れたアップライトピアノ」
…音出せば隠れないんだけど。
そこでひたすら、ピアノ弾いてた。
「お、今日は人数、少ない!」
グランドピアノ行ってしまえ!
蓋開けて、がんがん弾いちゃえ!
…たまに先生が、ちょっかい出しに来る。
「お、サティ?」
「簡単そうで…弾けない…」
「ま、サティだからね」

そして、卒業式の校歌の伴奏、
吹奏楽部のパーカスの女の子に決まった。
…そいやー、弾いてないな。
どんな感じー?と、生徒手帳出して
弾き始めたら…
『だめ!!!』
…その女の子に、生徒手帳取り上げられた。
「なんでぇ?」
「氷室君の方が、ピアノうまいから!」
「決まった伴奏者は、変わらないよ…」
「とにかく、だめ!!」
…ちぇ。

まぁ、実際には
幼稚園から小学校で身についたものが、
「弾かずにいると、腕落ちる」
「自分よりものすごーく、上がいる」
という現実を、中学校で思い知らされた。
で、高校で運よく「環境があったので」
ある程度「自分が納得がいく」演奏ができた。
それも、幼稚園から小学校で、
「鍵盤の基礎」をたたき込まれたから。
専門学校入って、
部屋にシンセも置いたんだけど…
弾かなくなっちゃったんだよね。

まぁでも。
あの頃は、「楽しかった」よ?
そら、ヤマハのレッスンと「宿題」は
大変なんだけど!
J専だから、宿題が多い!!
ま、「楽しくやれてた」んだろうね。


…いま?
「指が動かない」という現実の
壁がありましてー…
『それは、弾かないと、
 どうしようも、ならないよ??』
わかっちゃ、いるんだけどねー…なかなか。
今、ジョージ・ウィンストンの
「愛/あこがれ」を軽く
さらってみたんだけど…
間違えると、「やる気失う…」

…そこです。そこ。
モチベーション…
幼稚園のころから高校にかけては、
なんで、あんなに弾きたがったんだろうなぁ…