書く環境:
Windows10 Home +
LibreOffice Writer

LibreOfficeは、
ちょっといろいろ
「コツ」が必要なんだけど、
何しろ「無料で使える」ので、
アマチュア小説なら
かなりの線、いけます。
ただ、禁則処理の自由度が低いので、
その辺を気にするなら、
「一太郎先生の導入を
 ご検討ください」
LibreOfficeのダウンロードの時は
2つのバージョンが出てくるんだけど
「古いほう」がオススメ。
新しい方より、長い期間
テストされているんで。

ベンリなもの:
・用字用語集
あたしは時事通信社の
「用字用語ブック」
あれ?漢字どっちだっけ?と
悩んだときに、
さっと調べられるので。
あと、新聞向けとは言え、
日本語の「本則」が
まとめられているので、
符号とかに悩んだ時にも有効。
まぁ、あくまで「小説」なんで、
表現上必要だと思ったら、
あえて本則から外れるもアリ。
・国語辞典
小型・中型・大型ってあって、
一般的なのは「小型」
広辞苑とかそのあたりは「中型」
「大型」は確か、
日本国語大辞典しか
なかったんじゃなかったっけ。
…揃えるとすっげー高いぞ。
まず「小型」で充分。
「中型」は見出し語が多すぎて
いざ「引く」時に大変なので。
小型国語辞典はお好みだけど、
あたしは
「明鏡国語辞典 第二版」
かなり本則に「厳しい」ので、
文章書くならコレかなぁ…って
あたしは考えてます。
加えるなら「岩波国語辞典」かなぁ…
かなり「固い」ので。つまんないけど。
「新明解国語辞典」は人気だけど、
『頓智の効いた国語辞典…?』と
個人的には思うので、
あんま、物書き向けではないかも。
で…『辞書は紙だぁ!』
電子辞書、一覧性が悪いし、
紙の辞書であれば、
ぱらぱらとめくっているときに
「コレはぁ!」という
出会いもあるので。
あと、個人的には
「国語辞典は2冊あった方が
 いいんじゃないか?」派。
たまに「悩む」んで、
別の国語辞典ではどう書いてある?と
比較できるから。
あたしのサブは「旺文社国語辞典 第十一版」

なくてもいいんだけど…なもの:
・日本エディタースクールの
 「校正記号の使い方」
プリンタで打ち出した時に、
当然修正箇所が出てくると思うんだけど、
校正記号が使えると、
「確実・簡潔に赤入れができるから」
そんな高くない。税抜き500円。
・赤のミリペン
…正式には何て言うの?わかんない。
製図用の、ペン先がプラスティック
(実際にはファイバー)でできているペン。
校正には赤ボールペンでもいいんだけど、
「滑っちゃって、行き過ぎた」と
あたしはなりがちなので、
あたしはミリペン派。
手元のはー、
ステッドラーのtriplus fineliner。
探すなら…「むしろ、画材屋さん?」
という気がする。
・漢和辞典と古語辞典
ここまでは…という気もするけど、
「昔の言い回し」を書こうとすると、
『合ってるんかぁ?』ということもあるので、
古本レベルでいいんで、
持っていたら嬉しい。
それに、国語辞典でもやっぱり悩む時は、
国語辞典と合わせて3冊並べて、
「むー…」と、検討できるので。
あたしは、
新漢語林 第二版と
旺文社 全訳古語辞典 第四版

高いけど…できれば買って!なもの:
・プリンタ
画面だけで考えてるとね、
案外「変換ミス」とか「打ち間違い」とか
気づかないので。
あと、やっぱり一回紙に出すと、
「書き手がいったん世界から離れる」ことも
できるので、あった方がいいと思う。
モノクロが印刷できればいい!んだけど、
ランニングコストも考えたほうがいいよー。
ハマるとムチャクチャ印刷するから。
エプソンのエコタンクのプリンタなんて
いいんじゃないかしらね。
高いけど…インク代で回収できると思う。

あとはもう、ご自由に。
文豪気取りたければ、
伊東屋とか…鳩居堂にあったっけ?
高い原稿用紙を机に置いて、
モンブランの万年筆とかも、
当然アリ。気分は大切。


まぁでも…
「案外、手元のありあわせでも
 なんとかなる」のが
小説なような気がするので、
とにかく「書いてしまう」
最初はけっちょんけっちょんでも、
そこを反省して弱点がわかれば、
必ず血肉になるはず。
…あー!あたしは初期の
「ラスト・ステージ」と
「無縁の駅」だよ!
初期作品は恥ずかしいものだよ、たぶん。


まぁ、あくまで
『ご参考程度に』