【放談住宅 2020/04/13】
もー、しょうがないから、
取っておいたネタを。
あたしが大人になってからも、
ウチに猫がいた時期があるのね。
…時期?あいつ10年以上いたぞ?
ただいまー。
あー、ごはんだー。
「ごん」にゃあ。
あー、ちゃぶ台の下にいたのね…って、
今、ごん、って言ったぞ?
お前、頭ぶつけたろ?
お前…猫だろ?
「何か、ケガしてるみたいなんだけど」
あー、確かに傷あるねー。
どしたの?
「台所のテーブルから落ちて、
隙間から上がれなかったんで、
引っ張り出した」
は?
「やたら一人で鳴いてるなーって
見に行ったら、落ちてた」
お前…猫だろ?
テーブルの下、物があって狭いけど、
抜けられる位の場所はあるぞ?
頭が入れば、普通抜けられるだろ?
みゃあ!みゃあ!
暴れるなって!消毒するから!
…猫って、あったかいところとか、
涼しいところ、好きだよね。
「お風呂のふたの上」
冬はいいの!
お風呂があったかいときは、
「ふたが閉まってるから」
そろそろ夏、ちょっと暑いかなーって頃…
どぼん。
みゃあ!みゃあ!
ばしゃばしゃ…みゃあ!みゃあ!
…バカが落ちたよ。
ほら!風邪ひくから…って
逃げるな!タオルあるのに!
家じゅう逃げ回るな!水浸し!
バスタオル攻撃!「ばさっ」
…つかまえた。
風呂に落ちたの…何度目だ?
で、ドライヤーにおびえるから、
家族じゅうで押さえつける。
みゃぁあああああ!
ぎゃああああああ!
だから、乾かすっての!
「じゃ、布団ひいてー」
よっこいせ。ばさっ。
たたたたたた…もみもみもみもみ。
…お前、一番いいところ取りたがるね。
さて、掛け布団…っと。
もぞもぞもぞ…ひょこ。
一回ふとんに潜り込んで、首出してる。
…前から疑問だったんだけどさ。
お前…猫だろ?
なんで、布団に入って、首出してるの?
たまーに、一晩くらい、いなくなる。
で、その夜、家のそばで猫のケンカがある。
みゃあ!ぎゃあ!
…負けて帰って来るな。懲りないなぁ。
朝、ふと玄関に行くと、「かりかりかりかり」
あー、帰ってきた。
まーた、傷だらけだよー。
弱いんだから、まったく…って、
逃げんな!消毒するから!
家具の下で引っかかって、
出られなくなったり。
…いた。静かだと思った。
よいしょ…って、
ここは猫なら、ふつう出られるぞ?
入り込んだのは、お前なんだし、
片手で引っ張り出せるんだから…
階段降りてくるのかと思ったら、
滑って落っこちて来たり。
たったった「つる」べしゃべしゃべしゃ
なぁ、猫だよなぁ?
気のせいになっちゃったか?
高いところに登った!と思ったら。
…まさかとは思うけど。
…降りられないの?
みゃぁ…
きょろきょろしてるけど、
「動けない」
登ったんだから、行けるだろうがぁ。
ほら。よっこいしょ。
腹出して寝っ転がってるときに、
あごの下くすぐると、
ごろごろごろごろ…
…やっぱり、猫、だよね?
家族誰もが、
「…猫だよね?」と疑問を抱く、
不思議な猫でした。
天寿を全うして、
今は、田舎のウチの森で、
静かに眠ってます。
アイツは色々、やらかしてるから、
思い出したら、また書きます。
「懐く」んだか、
「懐かない」んだか、という
あの態度は…
やっぱり猫だ。…たぶん。
(41号)
もー、しょうがないから、
取っておいたネタを。
あたしが大人になってからも、
ウチに猫がいた時期があるのね。
…時期?あいつ10年以上いたぞ?
ただいまー。
あー、ごはんだー。
「ごん」にゃあ。
あー、ちゃぶ台の下にいたのね…って、
今、ごん、って言ったぞ?
お前、頭ぶつけたろ?
お前…猫だろ?
「何か、ケガしてるみたいなんだけど」
あー、確かに傷あるねー。
どしたの?
「台所のテーブルから落ちて、
隙間から上がれなかったんで、
引っ張り出した」
は?
「やたら一人で鳴いてるなーって
見に行ったら、落ちてた」
お前…猫だろ?
テーブルの下、物があって狭いけど、
抜けられる位の場所はあるぞ?
頭が入れば、普通抜けられるだろ?
みゃあ!みゃあ!
暴れるなって!消毒するから!
…猫って、あったかいところとか、
涼しいところ、好きだよね。
「お風呂のふたの上」
冬はいいの!
お風呂があったかいときは、
「ふたが閉まってるから」
そろそろ夏、ちょっと暑いかなーって頃…
どぼん。
みゃあ!みゃあ!
ばしゃばしゃ…みゃあ!みゃあ!
…バカが落ちたよ。
ほら!風邪ひくから…って
逃げるな!タオルあるのに!
家じゅう逃げ回るな!水浸し!
バスタオル攻撃!「ばさっ」
…つかまえた。
風呂に落ちたの…何度目だ?
で、ドライヤーにおびえるから、
家族じゅうで押さえつける。
みゃぁあああああ!
ぎゃああああああ!
だから、乾かすっての!
「じゃ、布団ひいてー」
よっこいせ。ばさっ。
たたたたたた…もみもみもみもみ。
…お前、一番いいところ取りたがるね。
さて、掛け布団…っと。
もぞもぞもぞ…ひょこ。
一回ふとんに潜り込んで、首出してる。
…前から疑問だったんだけどさ。
お前…猫だろ?
なんで、布団に入って、首出してるの?
たまーに、一晩くらい、いなくなる。
で、その夜、家のそばで猫のケンカがある。
みゃあ!ぎゃあ!
…負けて帰って来るな。懲りないなぁ。
朝、ふと玄関に行くと、「かりかりかりかり」
あー、帰ってきた。
まーた、傷だらけだよー。
弱いんだから、まったく…って、
逃げんな!消毒するから!
家具の下で引っかかって、
出られなくなったり。
…いた。静かだと思った。
よいしょ…って、
ここは猫なら、ふつう出られるぞ?
入り込んだのは、お前なんだし、
片手で引っ張り出せるんだから…
階段降りてくるのかと思ったら、
滑って落っこちて来たり。
たったった「つる」べしゃべしゃべしゃ
なぁ、猫だよなぁ?
気のせいになっちゃったか?
高いところに登った!と思ったら。
…まさかとは思うけど。
…降りられないの?
みゃぁ…
きょろきょろしてるけど、
「動けない」
登ったんだから、行けるだろうがぁ。
ほら。よっこいしょ。
腹出して寝っ転がってるときに、
あごの下くすぐると、
ごろごろごろごろ…
…やっぱり、猫、だよね?
家族誰もが、
「…猫だよね?」と疑問を抱く、
不思議な猫でした。
天寿を全うして、
今は、田舎のウチの森で、
静かに眠ってます。
アイツは色々、やらかしてるから、
思い出したら、また書きます。
「懐く」んだか、
「懐かない」んだか、という
あの態度は…
やっぱり猫だ。…たぶん。
(41号)
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