【放談住宅 2020/04/19】
[Maintenance Service Report]
メーカー:DELL
機種:OptiPlex 980 SFF

ユーザ申告内容:
低い異音がする HDD温度が50度を超える

処置:
異音は周囲の建材との共振と判断。
使用済みコピー用紙を50枚程度重ね、
防振処置を施したところ改善。
HDD温度は設置個所での放熱の問題と判断。
後面排気エリアを充分(15cm以上)設け、
本体左右からの排熱も処理できるよう
設置個所の見直しを行った。

24時間連続稼働テストを実施。
HDD温度は44~48度、
SSD温度は34~36度で安定。
稼働に問題なしと判断し、終了。
----------------------------------------------
という訳で、異音とHDD温度騒ぎは、
「勝ち」と判定します!

タイトルに悩んでね、
さだまさしの
「6ヶ月の遅刻~マリナ・デル・レイ~」の
歌詞を見ながら聞いていたのね。
ストロベリイ・マルガリータとか、
「水彩のような空と海の色」とか、
こう、世界を作るための
「アイテム」これ、難しいなぁ、と。

いや、こちらはあくまで「歌詞」なんで、
必要な部分だけを抽出して抽出して、
その上煮詰めました!位に
見方によっては「濃さ」と「そぎ落とし」が
必要なものね。
あたしが書いているのは「小説」なんで、
なんだろう…「お味噌汁」?
「行間」という言葉があるように、
わかめ、お葱、もちろん大切だけど、
ちゃんと「出汁が取れて、お味噌が入っている」
汁がないと、成立しないとも、言える。

ただ、「置き物」ってあるじゃん?
適切に、かつ最低限に、
「世界」に置いてあげることで、
輪郭がぐっとはっきりする、と
いうことも、感じる。
いや、さすがに、
「味噌が入った、だし汁」だけじゃ
満足しないでしょ。
せめて、フリーズドライの葱くらいは
入ってないと、お味噌汁じゃないでしょ。

ただ、置き物は「置けるから」
つい、置きたくなる。
すると、「うるさい」ということも
ありうる。というか、なりがちだと思う。

意図はしていなかったけど、
このあいだの、卒業式の二人の話。
出そうと思えば、
いくらでもアイテムは出てくるよね。
卒業証書・胸の花、
ハンカチ・バッジ…などなど。
あの話でキーになる物と言えば、
ベンチ・桜の木・スカーフ、
あと「一瞬だけ」毛虫、と。

あれはねぇ、
あくまで「頭の中のイメージ」だけ
追いかけていたから、
余計なものが入り込む余地が
なかったのよ。
あれを、「設定」から組み上げて行ったら、
いろんな物が、ごちゃごちゃついても
おかしくはないなぁ、とも思う。
教室に卒業証書置いた、とかね。
意図せずオミットした、というと
カッコよく聞こえますが、
「イメージに出てこなかったから」
書かなかっただけ、です。

ただ、
「必要な時に、必要なアイテムが」
きちんと、ぱっと、出るかと言われると、
かなり疑問です。
あの話は、後ろ側から見ると、
「共通了解」に、そうとう助けられていると
言えます。
・卒業式だから
・先輩・後輩だから
・気の置けない仲だけど、
 若干ぎこちない…などなど。
あと、明示せずに暗黙ではあるけど、
「高校」という世界ね。
なので、余計なことは書かなくとも、
「勝手に補ってもらえるかなぁ」と。
これが、話が変わってしまいますが、
舞台を「季節外れの三浦海岸」に
設定したとしたら、
そりゃ「置き物」は適切に置いておかないと、
想像、つかないよね。
京浜急行の改札出たら、バス乗り場がある。
その先を左に曲がってまっすぐ行くと、
砂浜の海岸に出る、とかね。
一歩手前、電車を降りたら海岸が見える、も
場合によってはアリだよね。
改札出て右行くと、実は
京急ストアがあるのだがー、
これは「あえて必要」でなければ、
不要だわな。
(しばらく三浦海岸で降りてないから、
 記憶が薄いので、間違えてたらゴメン)
この「置き物」を考えた場合、
いかに効果的に、
もっと言うと「かっこいい」物が
適切に出てくるか。
…難しいなぁ、コレ。

ピンポイント・ピンポイントの
繰り返しの「歌詞」と違って、
だだっ広い平面に、
立体を含めて、ぜんぶこしらえるのが
「小説」だとしたら。
うぁ、難しいぞ、これは。
必要最低限に、かつピンポイントに、
アクセントとして、
適切な「置き物」が、出せるかどうか。
その「置き物」は、想像つくかどうか。
例えばね。
「バカラのまねき猫」
バカラがわからないと、想像つかない。
ガラスであることすら、わからないかも。
逆に、バカラがわかる人であれば、
「まねき猫を、わざわざ
 バカラのクリスタルガラスで作って、
 高い金取られなくても、良かろうに」
これ、「どっちに転ぶか」わからないよね。
(「バカラのまねき猫」は、実は
 実在しますので、気になる向きは、
 「お金をたんまり用意して」
 お問い合わせのほどを)
冒頭の「ストロベリイ・マルガリータ」は
大人なら…ぎりぎり、という気がします。

置き物。アイテム。
自分が作る世界だから、そりゃー
「カッコよく、素敵に」したいけど、
読者の方に想像がつかなければ、
「まったく、意味がない」
その交点を探る作業を、
「おはなしを紡ぎながら」
やらないといけない。
「想像つかない置き物」ばっかり
置いたとしたら、それは
「自己満足」だからね。

うぁー!
「書き出すと」すっげー難しい。
でも、江戸っ子だから、つい一瞬、
「わかる人だけ、わかればいい」的な
全く目立たないけど、すげー物を、
粋に置きたくもなるよー。実際は。

でも、「置き物は、置き物」
必要なのは、「おはなし」
ここを間違えちゃ、いけないよね。

さっと、かっこよく。
「出せれば」いいけどねー。
(47号)