【放談住宅 2020/06/12】
「登り詰めたらあとは下るしかないと
 下るしかないと 気づかなかった
 天神様の細道」

はい。気づきませんでした。
忘れてました。
「100号の次は101号」
どーすんだ、コレ。

幼稚園の話でもしようかと
思ったものの。
…跡形もなく、ないんだよね、
あの幼稚園。
いっそ、すがすがしい。

んー。あの頃の幼稚園にしては珍しく、
男の子だ、女の子だということは、
言わない幼稚園だった。
結構自由なところで、
「子どもにまかせておけば、
 だいたい、うまくいくよね」
みたいな。
行き過ぎたところだけ、
手を引いてあげればいいよね。
そんな感じ。

なんで、別に園庭で
おにごっこしなくとも、
教室で仲良く遊んでれば、
「それで、よし」
毎日女の子とおままごとしてる?
…そういう子なんだろうね。
「以上」
いやほんと、何にも言われなかったし、
何にもなかったもん。覚えてない。

なんで、界隈で良く言われるところの、
「他の子と違う」というもの。
…幼稚園では、まず思わなかった。
うまくいってりゃー、いいんだもん。
そして、小学校入ってー。
…1年生の頃は、毎日のように、
女の子の家に遊びに行って、
お人形で遊んでたんだよ?あたし。
それで良かったんだもん。
若干、髪とか服装とか、
「気付いた」のがー、小学校2年くらい?
けど2年生だと、家に帰ると、
家が近所の6年生の女の子の、
たまり場になってたからねー。
理由は良くわかんないんだけど、
「居心地よかった」らしいです。

…それ以前に、だ。
どこかに出かけるとなると。
お金とハンカチを、ポシェットに…
「欲しいって言ってないよ?
 あのポシェットとか、は」
気が付いたら、家にあるんだもん。
普段使いになってるんだもん。
…何がしたかった、
ウチの大人たち。

育ちが、こんななんで、
子どもの頃、そこまで深くは、
悩まなかったでーす。
小学校3年生、4年生くらいまでは、ね。
高学年入ると、
「違ってなにが、悪いんさ!」
そんな感じに、自然となったなー。
…堂々と手芸部に入る位まで。

それが、できたのも。
幼稚園で好き勝手できたから…とは言え。
本気で、
「あとかたもなく、ありません」
それはもう、すがすがしく。
(101号)