【放談住宅 2020/06/13】
「ファンシーショップに
 入れなかった」
ちょい前にネタにした話ですが。

そういう物って、
「デパートでも売ってるよね?」
…妙に日本橋三越率が
高かったような気がする、子ども時代。
祖母が好きだったからねー。

そう。デパートだと、
「あっさり、買える」
何だこの違いは!良くわからん。
まぁ、サンリオ系の鉛筆とか、
やたらと引き出しに入ってたっけなー。

「どれがいいのー?決まったー?」
「これがいい!!」
…8割方、何事もなくお会計。
たまーに、祖母から、
「こーれ、女っ子のじゃねーの?」
「気に入ったんだもん…」
「変わってんだ、おめ」
…結局はお会計。

「服」じゃなくて「文具」だから、
ダメということは、ほぼ、なかったはず。
「ほら、こっちは?」って、
男の子向けの、別の物にされるって、
そういえば…覚えがないわ。

「このあたりまで、なら」みたいな
心の中のラインがあってさ。
コレなら…大丈夫。
コレ…ちょっと行き過ぎな気もするけど、
欲しいって言っちゃえ!!
やった!お会計!
結構嬉しいんだ、アレは。


「ひとりで日本橋のデパート」って
あたしかなり早くて、
小学校3年生あたりから、
ひとりで出入りしてたんだけどさ。
そりゃー、おこづかいが許せば、
買っちゃうよねー。うんうん。

「それと、駅前のファンシーショップ、
 どこが違う!」
今となっては。わかんなーい。
もう、「ふてぶてしい」んだもーん。

売場的に、「子ども服」が
近所だからさー。
ひとりで行った時は、
余計な質問が来ないから。
「…ぽー。」って、お上品系の
女の子の服、見てられるんだけど。
…何か気恥ずかしくなり、立ち去るという、
そんな時期もあったっけねー。

ほんと、何が違うんだろうね。
ファンシーショップと、デパート。
買ってるものは、一緒なのに、ねー。
(102号)