【放談住宅 2020/07/17】
えー。
・ネガティブな話が嫌いな方
・虐待などの、
 つらい話が苦手な方
今のうちに!ご退出を!







今朝。
子どもの時の記憶が、
突然フラッシュバックした。
子どもの頃は、意味が分からず、
ただ、気持ち悪いと思っていたけど。
意味を知ってしまった今、
消せない記憶がフラッシュバックすると、
しばらく、苦しめられる。

それは…
「小さい頃、
 父親に無理矢理、
 ディープキスをされたことがある」
一回なのか、複数回なのか。
下手に記憶に、触りたくない。
それ以上のことを、
されている可能性があるから。
あの、舌が入ってくる感触が気持ち悪く、
なんで、こんなことをするのだろうと、
子ども心に、思っていた。

大きくなって、
その行為が、ディープキスだと知った時。
強烈な嫌悪感と、
今さら、どうにもできないという、
空虚感にさいなまれた。
そして、胸が苦しくなる。
無理矢理、力づくでされたディープキスなんて、
どれだけ、嫌なものか。

これを、母親に言ったところで。
「昔のことのチンケなことを、
 いつまでもグチグチ、グチグチ
 言いやがって…」と、
怒り出すことは目に見えている。
「仕事で疲れた」ことに、しよう。

あれ?
これって、もしかして。
「性的虐待に、なるの?」
…立派な、性的虐待なんだ。

全く望んでいない、必要もない、
中学受験をさせられて。
小学校6年間のうちの
半分は、自由がなくて。
そして、父親から無理矢理される
ディープキスの記憶が
フラッシュバックすると、
しばらく、苦しめられて。

あれ…
あたし、もしかして。
不幸…?

出勤途中の電車で、
目の前が、真っ暗になった。
ただ、苦しい。
そして、言葉にできない程の空虚感。
父は死んでいるから、
今さら、どうしようもできない。
母は、どうせまともに取り合わない。

「八方ふさがりも、
 いいところだね」
家族って…なんだろうね。
何が、「たった一人の肉親」だ。
あたしは、「家族」という呪縛から、
逃げ損ねたに、過ぎない。

胸が苦しいまま、
何とかして、仕事をこなし。
家に帰ってくると、
「仕事で疲れ果てたって顔だね」と
母が言った。
…そう思っていればいいよ。
どうせあんたは、
この苦しみを言ったところで、
まともに、取り合わないから。

部屋に逃げ帰って、
寝ようとしたけれども。
…怖い。
また何かを、
思い出してしまうのではないか。
しかし、一日苦しめられたあたしは、
疲れ果てていたので、
一回、恐る恐る、寝た。
そして今、この記事を書いている。

小さい頃、父と母と一緒に寝ていた時。
父が母にセックスを迫る姿を、
何度も、見せつけられた。
父が、母の胸に手を出し、
母が身をよじって拒絶する。
大きくなって、その行為の
意味を知った時。
何て姿を、子どもに見せるのだろうと、
虫唾が走る思いだった。
…気付かないなんて、思ってたのかよ。
…あたし繊細な子だったから、
すぐ目が、覚めるよ。

これ以上、記憶を呼び覚ましたくは
ないけれども。
勝手に浮かんでしまうものは、
あたしには、どうしようも、できない。
父も、母も、
あたしに、どれだけのことを、したんだ。
そして、
あたしが、いったい何をしたと、言うのだ。
来週、どこかで休んで、
精神科へ行こうと思っている。
もう…ひとりでかかえることは、しない。

勝手な言い分なのは、
よくわかっているけれども。
子どもの頃の仕打ち。
ひとつだけでも、充分に、
一生それに苦しめられても、
おかしくない、ことなのに。
あたしはうっかり、
「立ち直ってしまったので」
普段の姿は、他人と変わらない。
自分の「立ち直る力が」
たまに、恨めしくなる。

セクシュアリティのことを、
子ども時代に意味づけるのは、
反則であると、
良くわかっているけれども。
父から力づくでされた、
ディープキス。
この感触の、気持ち悪さ。
気持ち悪いから、
他人にしようなんて、思わない。

あれ…?
「一生の、傷…?」
泣けないんだよね、こういう時。
泣けたら楽に、なりそうだけど。

つらい話で、申し訳ないけど。
「あたしはもう、
 ひとりでは、かかえない」
もうそろそろ。
自分がつぶれて、しまいそうだから。

家族なんて…
なんだって、言うんだ。
こういう時、力になってくれるのは。
他でもない、「他人」だよ。

…自分のことを、
不幸と思っても、おかしくないよね。
笑われないよね。

…苦しい。
(136号)