【放談住宅 2020/07/20】
「恋のからくり 夢芝居
 台~詞ひとつ わすれもぉしない~」
昔、梅沢富美男、
かっこいいし、綺麗だったんだよ?
今じゃ単なる老害だけど。

…人生って、はかないなぁ
ねー。人は変わる。うん。

…えっとぉ!

書こう書こうとは、思ってたんだけど、
まとまるのかなー…と、
ちょっと心配だったんだよね。
まとまらなければ…
「ごめんなさいと、頭を下げて、
 今夜は寝ますで、誤魔化すだけだ!」

「理解」とか、そういう、
大上段に構えるような感じではなく、
こう…「個性のひとつ」とか、
「たまに、いるよねー」くらいの
軽いノリで。

男の子は、女の子を好きになる。
けど。
たまに、男の子が好きになる子も、いる。

女の子は、男の子を好きになる。
けど。
たまに、女の子が好きになる子も、いる。

そして。
男の子も、女の子も、
好きになる子も、いる。

珍しくも、なんともなく。
「実は、案外あたりまえだった」

「お前、誰か好きな子、いるの?」
「あのさー、3組にさぁ、
 陸上の子、いるじゃん?
 髪の毛ポニーテールの。
 …かわいいよなぁ」
「うわー、競争相手多そう。
 あの子狙ってる奴、
 結構聞くぞー?」
「そこはー。
 俺、渋いじゃん?」
「…寝言にもなってねぇよ。
 お前はー?」
「僕はー…
 男の子が好き、だから…」
「あー!(ぽん)そうなのか!
 …この子がっての、いるの?」
「1組の…学級委員の…
 うわ、恥ずかしいって!」
「そっかー。そういう感じかー。
 …なー。男の子好きって、
 どんな感じなんだろうなー?」
「うーん…みんなで考えてみるー?」
『むーーー…』
「ねぇ男子、何みんなで考えてるの?」
「…好きな男の子探し」
「あははっ!いい子見つかるといいね!」

…自然で、いいよねぇ。

「ねぇねぇ、バレンタインさぁ。
 …本命、渡すの?」
「一応…前から話してた、
 バスケ部の先輩に…
 渡せると、いいなぁ」
「雰囲気で、突撃だぁ!
 大丈夫。骨は拾ってあげる」
「割と、ひどくなーいー?」
「そういえば律子は、
 そういう話、あんまり聞かないけど?」
「私…女の子が…好きなの…
 (ぷしゅぅ)」
「乙女だぁ!
 耳まで真っ赤になって、
 律子、かわいいー」
「茶化さないでよー…」
「タイプの子とか、いるの?」
「1年の…入学式で…
 新入生代表やった…あの子。
 あの子…好き…」
「あー、覚えてる。
 なんか、清楚系って感じだよね」
「でもね…きっかけがなくて…」
「律子は、作ってでも、
 きっかけが多いほうがいい?
 それとも、自然に任せた方がいい?」
「すれ違っただけで、
 何も、言えなくなっちゃうから…
 しばらく、このままで、いい」
「お前!いっつも人の話ばっかりで!
 うしろ、つかまえた!
 さぁ、今日こそ、白状しろーっ!」
「だっ!だめだって!!」
「いるのかよ!いないのかよ!」
「…いないの…本当に…いないの…」
「う。ちょっと、ゴメン…」

…女の子書いていた方が、
やっぱり、楽しいですね(何)

この位のノリになった方が、
色々とラクになりそう、と、
勝手に考えたり、してます。

服装も、さ。
「かわいいって、言われたい」
「かっこいいって、言われたい」
そんな感じから、
「なんとなく、イメチェン」
それもアリ!だと、
楽になるような気もする。

「おはよー」
「あー!雄介!セーラー服!
 なになに?夏休みデビュー?」
「お姉ちゃんの、おさがり。
 ほとんどお直ししなくても
 着られちゃったから、
 もらっちゃったんだ」
「どう?着てみて?」
「なんか、ふしぎ。
 前から着ていた感じも、する」
「ちょっと一周、
 くるって回ってみて?」
くるっ
「にあってるー!」
「髪とかも、やってみたいかなって。
 そしたら…教えてくれる…?」
「もっちろん!
 へー。かわいー」
「…ちょっと、照れる…」
「…今、すっごい乙女だったのが、
 ちょっとムカついた」
「えー…」
「その位、イケてるんだって!
 着始めた、ばっかりなのに!
 2学期、気合いで行くよ!
 (ばっしん)」
「いってぇ!」
「そこ、もうちょっと。
 『いたっ!』って感じで。
 やりなおし!(ばっしん)」
「いたっ!…ほんとに痛いー」
「おはよー。
 …雄介だったんだ!」
「えへへ…どうかな」
「意外ー。似合うんだー。
 結構いいよぉ?うん」
「ね。着てみないと、
 わかんないんだねー」

うん…。
こんな感じだったらさ。
どきどきもしないし、
「なんとなーく、
 今日はこっち」とか
できるから、
なんかいいような、感じがする。

「ほんの、ちょっとだけ」
常識をずらしてみた、
だけ、なのに。
こんなに、うまくいきそうな
可能性って、あるんだねー。

30年?100年?
死んだ後でもいいから。
…こんな世界、来ると、いいなぁ。

…調子に乗って。
「ほかの話も、書いてみました」

(139号)