これの、続きです。

こんな感じのも、追加で。
「追加って、言うの…?」

「声、出すなよ」
「見えねぇって!」
「おー…
 これ、良く買えたなぁ」
「いや、
 兄貴の机から、かっぱらった」
「あの兄貴ぃ?
 俺、あと、しーらね」
「こっち、見えないよ」
「んなこと言ったって…
 ん…?」
『春佳!!』
(ごそごそ)
「学ランに…髪の毛、ばっさり…」
「こっちの方が、自然かなって」
「だって、お前!」
「隠しちゃったの?
 今さら、隠さなくてもいいのに」
「あ…そう言えば…」
「何だよ?」
「海斗…。
 春佳のこと、
 好きだって、言ってた…」
「本人の前で、言うかよ!」
「だって!
 春佳が…春佳が…」
「海斗くん…?
 あっはっは!!
 お友達なら、いいかもね」
「何かが割れる、音がする…」
「ふーん。
 やっぱり男の子の方が、
 ロマンチストだよねー」
「春佳が壊しに
 かかってるんじゃんか!」
「俺、なんにもしてねーもん」
「さらっと俺って、言ってるよ…」
「立ち直れよ、海斗…」
「おい、隠してないでさー、
 続き、見ようぜー!」
「ちょ、ちょ。それはー…」
「いいじゃーん。
 せっかく、あるんだしー」
「だから、そのー。
 心の準備って言うか…」
「ふーん。
 やっぱり、男の子の方がさぁ…」
「何だよ…」
「お。軽くやる?
 初勝負だなー。負けねぇ」
「誰か、止めろよ!」
「こうなった春佳、
 止められないって!!」

きーんこーん
 かーんこーん

「…ちぇ。おあずけ、か」
「よかったー…」
「あの本、あとで貸して」
「え゛」
「んー。直接借りようかなー。
 あのお兄ちゃん、
 お姉ちゃんに会いに、
 良く家に、来るから」
「お願い!!だまってて!!」
「…武士のなさけ?
 知らないことに、しとく」
「良かった…」
「交換条件。
 …貸して」
「しょうがねー。返せよ?」
「へー!初めて。
 こんな感じなんだー。へー」
「先生来るから!隠せって!」
「あとでゆっくり、読もうっと」

書いてて、思ったんだけど。
『男女の垣根って、
 この位でも、いいんじゃん…?』

そして。
「懲りずに、続きです」