【放談住宅 2020/07/22】
事情により、今日は自宅にいます。
で、ごめんなさい。
システム上の不整合が起きた模様で、
この記事は「再投稿」です。

ちょっとYahoo!を眺めていたら、
かなり、「もにょる」記事が
あってだねー。
ただ、Yahoo!の記事をベースに
記事ってあんまり書きたくないのよ。
「Yahoo!って、
 記事が消えるのが早いから」
どこかのサイトから
記事を引っ張ってんのかなーと
思ったんだけど、
Yahoo!独自の模様。
…しょうがない。

「だまし討ちで制服着せられ地獄だった」
当事者の告白でPTAが制服変更、
起きたことは


これ、ちょっと
記事のタイトルに問題があって、
本文中にこんな注釈があるのよ。
-----引用開始
注)タイトルにある「だまし討ちで制服を着せられ」は、警固中で起きたことではなく、後藤さんが話を聞いた当事者の体験談です
-----引用終了
『タイトル詐欺に見えるから、
 こういうことは、やめてくれ。
 タイトルは、ちゃんと
 事実からつけてくれ』

これ、やられるとさぁ。
「記事の信憑性」が
一気に落ちちゃうじゃん。
Yahoo!は報道機関じゃない
…とは言え。
矜持は持ってくれよ、矜持は。

まぁ、「ざっくりとした」
記事の内容としては、
自由に選べる制服に
変えましたよ。
やったら、できましたよ。
みたいな話。

ただ、「やっぱ」
こういう問題、起きたよ。
-----引用開始
 ただ、校長とPTA会長が変わり、一部男女別の整列に戻るなど当初の理念から外れた運用が見られ、課題が残っています

 新しい制服が決まってから最初にやった入学説明会でも、こんなことがありました。校長は6年生の子たちに、「あなたたちが活動しやすいと思う服を、あなたたちの気持ちで選んでください」って呼びかけて、僕はこれすばらしいなと思って感動したんです。男子はこう、女子はこうとか言わずに、子どもが自分で決めていい、という呼びかけをした。

 でもその後の学校説明のとき、ある先生が、「男子は選べんからな!」って叫びまわったんです。これが残念で。確かに男子は選びにくいかもしれないけれど、それでも「選べる」ということが、子どもにとっては救いになるということを、僕たちはずっと話してきていたので。

 出席者のなかには、トランスジェンダーで、「他の学校は行きたくない、でも警固中なら選べることになっている。この学校なら、行けるかもしれん」という子がいたかもしれない。その子からしたら、「男子は選べんからな!」って言葉は絶望でしかないわけですよ。非常に残念でした。
-----引用終了

『残念』どころの
騒ぎじゃねぇぞ、これ。

戸籍上女性は許され、
戸籍上男性は許されない。
…なら、やめちまえ。

男子が、胸にネクタイではなく、
リボンを結んで、何が問題に
なるのか、きちんとした説明が欲しい。

説明できないのならば。
「一切、変えられないという、
 従来の運用に、戻せ。
 片側は、解決の手段がある。
 実際に解決されている。
 しかし、反対側になったがために、
 解決の手段がない。
 …差別を生んでないか?」

その後「男子は選べんからな!」という
発言が、「訂正」されたとしても。
「こういうことが、起こりうる」という
事実を残してしまっている。
発言は、残るからね。密室でない限り。

これね。
「アプローチがおかしい」と
あたしは思うのよ。
要は「運用の問題」でしょ?
制服を変えなくても、
「性別違和のある子への対処」は
できるよね?
どこかで「取り違え」が
起きてるのよ。

システム屋的にこの話を
考えていきまーす。
制服は「ハードウェア」
校則は「ソフトウェア」
ハードウェアは、
ソフトウエアがないと、動けません。
ソフトウェアが
「命令」与えないといけないからね。

で。
ハードウェアの変更が伴う
システムの変更って、
ソフトウェアだけの変更とは、
計画も、手間も、思いっきり変わるのよ。
ハードウェア導入の計画立てて、
承認得る。
ハードウェア導入の予算の計画立てて、
承認得る。
ハードウェア追加/変更に伴う
影響範囲の調査して、
必要ならば対処する。
で、実作業の計画立てる。
・電源容量足りてる?
・冷却能力足りてる?
・配線引き回せる?
・そもそも、設置場所まで
 物を持って行ける?
・システムはどこまで落とせばいい?
 一部停止で行ける?
 全体停止になる?
・移行の事前テストは可能?不可能?
・移行失敗の時の影響範囲は?
・移行失敗の時は、元の状態に
 巻き戻しは可能?不可能?
…などなど。
ソフトウェアだけの変更であれば、
所定のテストを行って、
問題がないことを確認し、
本番系に乗っけて、
リリースすればいい。
「4トントラック相当の荷物」と
「手で持てる荷物」位の
差が出る。
ハードウェアによっては、もっと。
ま、これも、
「ソフトウェアの大きさ」によって
変わってしまうことだけど。

この制服の話で対処したかったのは、
「制服に違和感がある子」への
対処だったんでしょ?
これ、ソフトウェア、つまり、
「校則を変える」だけで
充分に対応が可能だよね?
前にも話題にしたけど、
「校則から男女を
 取っ払ってしまえばいい」から。
・詰襟着たら、
 詰襟側の校則を守る
・セーラー服着たら、
 セーラー服側の校則を守る
制服変えなくても、実現可能。
ソフトウェア、つまり校則の
変更で済む話。

ところが。
ハードウェア、つまり制服の方を
変えてしまったがために。
「制服が変わった」に
目線が行ってしまい、
運用上の問題、起こしてるじゃんかよ!
男子は変えられないと、
叫びまわった先生には、
「制服が変わった」
つまり、ハードウェアが変わったとしか、
見えてなかった、ということでしょ?
ハードウェア変更の影響は、
大きいからね。
…なにを、解決させたかったの?
…そこを明確にする手段、つまり
「ソフトウェア」を、
おざなりにしちゃったんじゃ、ないの…?

でね。この「選べる制服」、
FtM/FtX側は解決するんだけど、
MtF/MtX側は、解決しない。

これ、「選べる制服」が
最初に実現してから、
延々、ずーっと、解決してない。
あたしがMtXだから、
色眼鏡で見えるのかも、だけど。
…余計に差をつけてないか?
ここを、何らかの結論を
出しておかないと。
「形だけの導入」は
進むだろうけど。
『根本的な解決には、
 なっていない』という、
本末転倒なことが、延々と
続くことになってしまう。

あたしが「元システム屋」だから、
物事を「はっきりさせる」
思考パターンに陥りやすいという
ことは、あると思う。

…に、しても。
…ちょっと賛成、できないよね。

「今から校則、変えます!」という
内容になっているけれども。
ハードウェア導入後に、
ソフトウェアの改修…って、
「どれだけ破綻したプロジェクト」だよ…

まぁ、この記事の内容によると、
「特性のある子ども」のことまで
話が広がっちゃって、
「制服を変える」という
アプローチしか、見えなくなって
しまったのかも、知れないけど。

ちゃんと。
『なにを、解決したいのか』
ここを、はっきりと詰めていないせいで。
…実に、中途半端な状態に、なったね。

この「中途半端な解決方法」は、
あたしはさすがに、容認できないなー。
「問題」は、はっきり、見えているのに。
「きちんとした解決」が、ないよね。

『何のため?』っていう
話になっちゃうよね、やっぱり。
(141号)