こう…「書く」ということを続けて…
『続いているのか?』
だからー。中年には、余力が少ないの。
「おかねかせぐ」で、
精一杯な日が、いっぱいあるの。
外資の金融機関で働いているのでー…
『次の職場に、ご期待ください』

こう、ね。
「キャラクターを思いつく」
ひねりだした、かも知れない。
で、そこには、
「背景」とか、「方向づけ」とか、
それこそ「個性」とかが、
まず、ついてくると思うのですよ。

そこを、思いついたように、
『ぜんぶ、入れたら』
キツくないか…?と。
思いついたってことは、
「あとづけ」なんだから、
当初から世界にいるキャラクターと、
「なじませる」ことも、
必要なのではないか、と。
あと純粋に…自分の腕。
「ものかき」としての、能力の限界。

なので、やっぱり。
「引く」「削る」
こういう作業も必要なのではないか、と。
例えば、古川さんは、
『天才的な指揮者…?』
ちょっと待ってくれ。
それを描くには、まだ経験が足りない。
なにしろ、個性はあれど、
「そこまで、とんがってない」
3人で、ひーひー言ってるんだから。
というわけで、古川さんは今、
『控え室で、ぼーっとしてます』
スコア広げて、CD聞いているかも
知れないですけど、ね。

なので、今やるべきことは、
「日奈から、いかにうまく、
 要素を削り落とすことができるか」
ここではないか…と。

『遅かったねぇ…』
約2年前。無縁の駅を書いたときに、
いったん立ち止まって、
「引く」「削る」を、やっておけば。
「ちったぁ、ましに、なったんじゃないか」
そんな気もします。
…まぁ、あれには、
「足らない部分」も、大量にあるのですが。

ただ、やっぱり。
『経験しないと、わかんない』
ふしぎな世界だね、小説というものは。