まー、ぶっちゃけてしまうと、
『小林製薬』の製品が、
ちょーっと、信用できないなぁ…

あそこ、ネーミングは見事なのよ。
いかにも「効きそう」なの。
でも、ね。
よーく箱を読んでみると、
実は「漢方製剤」だったり。
…名前は、効きそう。
けど、西洋薬のように、
すぱっと、切れ味良く
効く…って訳じゃ、ないよね。

で、「信用できない」が
決定的となったのが、
『フェミニーナ軟膏S』
デリケートゾーンのかゆみに
使うやつ、ね。
お店で見て、若干疑問。
デリケートゾーンったって、
皮膚は皮膚なんだから、
何を使っているんだ?と
箱の成分を見てみました。

『…おいっ……』

先頭に、「リドカイン」????

リドカイン…
病院での商品名は、こうです。
「キシロカイン」
歯医者さんで怖ーい麻酔が、
「歯科用キシロカインカートリッジ」
(歯科用キシロカインは、
 止血目的のために、
 少量のアドレナリンも入っています)
胃カメラ検査する時に、
「とろっ」とした、苦ーい薬を飲まされて、
「のどの麻酔なので、
 のどで、貯めておいて
 くださいねー」と、言われるのが、
「キシロカインビスカス」
その他、局所麻酔薬として
良く使われているのが、
「キシロカイン」…つまり、「リドカイン」

そう。
フェミニーナ軟膏S、かゆみ、止まるはずです。
そりゃーねぇ。
お店で売っても問題ない濃度にしてるけど、
「リドカイン」という「局所麻酔薬」
だからねぇ。
「かゆみ」は、痛覚が感じるので、
そりゃー!局所麻酔薬使えば、
かゆみは、止まるよー!
…思いっきり「対症療法」ですが。
リドカインは、かゆみの原因には、
まったくアプローチしないので。
…だって。麻酔だもん。

その他の成分が、
「ジフェンヒドラミン塩酸塩」
抗ヒスタミン薬だね。
大枠で仲間を探すと、
「アレグラ」も、抗ヒスタミン薬。
「ざく」と説明すると。
ヒスタミンという、
神経伝達物質が、あります。
アレルギーの原因となる物が、
身体に反応してしまうと、
「身体がびっくりして」
ヒスタミンを放出します。
ヒスタミンには、
血管を広げる作用があるので、
くしゃみとか、鼻水とか、
かゆみが、出るのね。
そこで、
「ヒスタミン受容体を、
 薬でふさいじゃおう!!」
それが、「抗ヒスタミン薬」
ただ、
「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は、
「レスタミン」という、
かなり古い、第一世代の
抗ヒスタミン薬です。はい。

次が、
「イソプロピルメチルフェノール」
あ、これ、「IPMP」かぁ!
殺菌作用があります。
ライオンの「システマ」っていう、
歯周病向けの歯みがき粉が、あるよね。
システマの薬用成分が、まさに、
イソプロピルメチルフェノール。
実は、
「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」の
薬用成分も、
イソプロピルメチルフェノール、です。
まぁ…医薬品以外で使える成分だから、
身体に優しいと言えば、優しい。
ひっくりかえして言うと。
フェミニーナ軟膏Sの、殺菌成分は、
システマや、キレイキレイと、いっしょ、
ということ。

さいごに。
「トコフェロール酢酸エステル」
肌の新陳代謝を高めます、と、
小林製薬は書いてるけど…
間違ってない。正しい。
だけど、この成分は、
「ビタミンE」…です。

フェミニーナ軟膏Sの成分を、
もう一度整理すると。
リドカイン 2.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 2.0g
イソプロピルメチルフェノール 0.1g
トコフェロール酢酸エステル 0.3g

リドカインが、「局所麻酔薬」
痛みを感じさせなくする、薬。
というか、「麻酔」
「かゆみ」は、「痛み」の一種。
なので、
麻酔でかゆみは、止まります。
ジフェンヒドラミン塩酸塩が、
「抗ヒスタミン薬」
ヒスタミンの暴走を止めて、
かゆみを止める薬。
イソプロピルメチルフェノールが
「殺菌作用」なんだけど、
実はシステマの殺菌成分と、同じ。
キレイキレイ薬用泡ハンドソープの
殺菌成分とも、同じ。
トコフェロール酢酸エステルが、
肌の新陳代謝を高めるんだけど…
要は。ビタミンE。

そうなんです。
あたしが、「そりゃないだろーっ!」と、
フェミニーナ軟膏Sの成分を調べてみて、
びっくりした理由が。
・リドカインで麻酔をかけて、
 まず、かゆみを止める。
・リドカインを塗っても、
 表面にしか効かないから、
 抗ヒスタミン薬も入れて、
 皮膚の少し内側のかゆみも、止める。
・やっと殺菌成分…なんだが、
 歯みがき粉や、薬用ハンドソープと
 同じ殺菌成分だよね。
・「肌の新陳代謝を高めます」と言えば、
 聞こえはいいが、
 要は。「ビタミンE」

小林製薬って、こういう感じで、
「ま、まぁ。そうだよね。
 確かに間違っては、ないよね。
 (けどー…もにょもにょ)」
みたいな薬の作り方が、
すごく、うまいの!
「フェミニーナ軟膏S」で、
かゆみの原因にアプローチしているのが、
イソプロピルメチルフェノールの
殺菌作用だけど、
システマや、キレイキレイと同じ
殺菌成分なので、
「目覚ましくは…ないんでないの?」
という、「気がしてしまいます」

なので、「フェミニーナ軟膏S」を
5~6日使っても、
フェミニーナ軟膏Sが止められなければ、
『とっとと、皮膚科へ
 行った方が、いいです!!』

下手にリドカインという
「麻酔」を使ってるから、
「効くけど」
原因へのアプローチが弱めなので、
「かゆみは止まっているけど、
 原因はまったく、治ってない。
 (ヘタすると悪化するかも)」
という可能性、否定できないので。

あと、「ナイシトール」っていう
「おなかの脂肪を、落とす!」という、
小林製薬の薬があるんだけど。
『防風通聖散』という、
思いっきり漢方薬なんです、これ。
日経メディカルで、
軽く要注意と、話題になりました。
「ナイシトール」飲んでる人は、
『漢方薬を飲んでいる』という意識は、
ふつう、持たないので。
なので、診察で、
「お薬、特に漢方薬は飲んでますか」と
お医者さんが聞いても、
『いいえ』って答えちゃう
可能性が、高いよね、と。

そして、このあいだ。
会社帰りに、ドラッグストアへ寄ったら。
「アルコールによる酒残りに!
 アルピタンγ!」
小林製薬だ。…まさかっ!!
『はい、茵蔯五苓散料という漢方薬に、
 カタカナの名前をつけたものです』
茵蔯五苓散料は、あんま日常的に
使われる漢方薬では、ないねー。
「漢方医」なら、しっかりと
使うとは、思うけど。
…ツムラで何番?117番かぁ。
で、例のごとく、
「アルピタンγ」を飲んだ人は、
「漢方薬を飲んだ」と認識するか、は、
疑問符がつきます。
商品名がカタカナなんで。

小林製薬、
「チョイスとネーミングがうまいので」
確かに、手に取られやすいんだけど。
よーく、成分を確認すると、
『うーむ。。。』と、考えてしまう
製品が、すごく、多いの!!
『悪いことをしているという、
 訳では、ないんですよ!!』
ちゃんとした、お薬を作っています。
ただ、この成分はー…
みたいなお薬が、かなり多いです。

『とりあえず、使う』には、
いいと、思うんですけど、ね。
治らなかったり、
長く使うようになったら、
『薬の箱を持って!!
 ちゃんと病院へ、かかろうね!!』


『あたし、個人的には』
小林製薬、という時点で、
買うの、やめちゃいますけど、ね。
これは、あくまで、
『個人的な判断』です。あくまで。

調べると、
ちょっと、びっくりします。
小林製薬の、市販薬は。
『お店の薬剤師さんにも、
 相談してみて、ください!!』

ネーミングは、
『見事』なんだけど、ねぇ…



小林製薬ではなくて、
「富山常備薬グループ」だけど、
『リョウシンJV錠』も、
成分を良く確認すると、
「えー…」と思う薬の
一種だよ。うん。
実は…
『アリナミンEXプラスと、
 成分は、ほぼ、いっしょ』
見事に、CMがうまいよね。
両親と同じ世代の方々に、
「良心」をお届けしたい、だって。
いかにも、自社開発のような
CMや宣伝、なんだがー…
「アリナミンEXプラスと、
 成分は、ほぼ、
 変わらないのだがなー…」
「痛みに!」ったって、
アセトアミノフェンも、
アスピリンも、
イブプロフェンも、入ってないんだもん。
「鎮痛剤の成分、ないですよ!
 リョウシンJV錠、は」
ついでに、言ってしまうと。
「キミエホワイトプラス」は、実は、
「ハイチオールCプラス」の成分と、
『ほぼ、いっしょ!!』
お母さんのキミエさんのために、
一生懸命開発した、って、
CMでは、言ってるけどね。
…そういう会社らしいです、
富山常備薬グループ、は。
薬の知識が薄い視聴者に…
げふ、げふ、げふん。