まー、あの、つらいつらい、
「中学受験」で、
得たもの、ったら、
これだよなぁ…と、思います。
『差し引き、合わねぇけど、な!』

『現代文の文法の基礎と、
 品詞分解』

ただ、「日本語」なんでねぇ。
他の言語の文法書、
それこそフランス語の
「リュミエール」みたいに、
『こういう場合は、これ!』とは
ならないよなー…とも。
…ホコリかぶってないか?
リュミエール。

ただ。
「どうしても」
これだけは、気持ち悪くて、
こうとしか、つかえないという
ものが、あります。

【『全然』は必ず、「否定」で受ける】

「全然」は、否定で受けないといけない。
あたしの小学生時代では、そうだったので、
「全然、できるよ?」
これ、気持ち悪くて、ダメ。
「全然、問題ない。できるよ?」
これは、「問題ない」という
否定で一回、受けているので、
これなら気持ち悪く、ない。

ただ。
「全然」は、令和の今では、
必ずしも否定で受けなくても
いいという風潮があるので、
まー、言ってしまえば、
「書き手の、こだわり」
とも、なってしまうのかな。
確か、昔の日産の
セフィーロのCMだよね。
『全然、いいね』
これ、CMではっきり使われた時、
「そりゃ、ねぇんじゃねーの?」と
思ったんだけど…
確かに当時、問題とはなったけど、
「アリ」とする向きも
結構多かった。
個人的には、気持ち悪いけど。

…あー。
この「受ける」
これ、説明するの難しいよね。
日本語なんで、
「全然」が始まった段階では、
結論が出ていないのね。
「わかってるって。全然。」
実に不安定な文でしょ?
「全然」を、投げっぱなしで、
「受けて」ないから。
「わかってるって。
 全然、意味はわかってないけど。」
これなら、「全然」を
「わかってない」という
「否定」で「受けて」いるので、
自然な文に感じられるようになります。

「日本語なんだけど」
受けるところは、
受けないといけないし、
閉じる所は、閉じてないと、
『おさまりが、悪い』
赤入れする時は、
こういう視点でも、文章を見ます。
あたしの場合、は。

けど、いわゆる「なろう系」?
あと、Pixivの小説?
『アマチュアの、入口』レベルで
公開されている小説とかだと、
たまーに、あるんだ。
『受けるべきところ、受けてないし、
 閉じるところが、閉じてない』
そういう文章が。
文法的に見なくとも、
文章の納まりとして、読み返せば、
気付くはずだけどなー…とも
思うんだけど。ねー。

「用事用語ブックだと、
 全然、どうだ?」と
見てみたけれども、
全然、全然ないや。
笑ってよ君のために~♪
笑ってよ僕のために~

あー、明鏡の第二版でも、
『全然』については、
〔俗〕がついているけれども、
2番として、
『〔俗〕程度の差が明らかであるさま。
 断然』の、例文として、
「こっちの方が全然大きい」が
例文として出されているので、
「全然」を、肯定で受けるのも、
今はアリなのかなー…
「大きいは、肯定か?」
難しいなー、コレ。
「あたしなら」
この文は、こうすると思います。
『こっちの方が断然大きい』
…明鏡の言うとおりに、なっちゃった。
そして明鏡の「全然」
もちろん1番は、
『《下に否定的な表現を伴って》
 全面的な否定を表す。
 ちっとも。まるで。まったく。
 「意味が全然わからない」
 「全然いいところがない」
 「そんな心配は全然不要だ」』と
なっては、います。

…えーーーっ!!!!!
『明鏡によりますと』
漱石の時代は、「全然」は、
肯定表現だったんだって。
『もと肯定表現で、
 まったく、まるっきりの
 意でも使った。
 「三人が全然翻訳権を
  与次郎に委任する
  事にした<漱石>」』
…1番に、この補足があった。
「日本語は、うつろう」
見事に、例が出せました。

まぁ、ほら。
古文を、原文で読もうとした時に。
「おさまりわるく、感じる」
ところって、出てくるじゃん。
そして、ウチは、
『国語審議会』では、ないので。
明確に「まちがい」とかは、
言えないです。
「…おさまり悪く、ない?」
位の、指摘はすると思うけど。

そして…
『やーっぱ、何か書くには、明鏡。
 岩波国語辞典より、明鏡』
明鏡「だから」これ、
補足してくれたんだと、思うよ?
…岩波国語辞典を確認してないから、
なんとも、言えないけど。

まぁ。
『ヘンな、こだわり』として。
あたしは、『全然』を使うなら、
基本、否定で受けます。
…気持ち悪いんだもん。

けど…ねぇ。
日本語の単語だと、
「否定とも、肯定とも、
 取れるよねぇ…」みたいなの、
あるからねぇ。現実に。
「玉虫色の」とか言われたら、
なんとも、言えないじゃん。

なので。
確かに「文法」や「本則」も
必要では、あるものの。
一番大切なのは、
『文章が、よどみなく
 「流れて」いるか』
では、ないのでしょうかー。
読み手が、「ひっかかる」ところが
無いように、ね。
ただ…
『単語は、怖いからね!』
ちょっとでも、引っかかったら、
国語辞典なり、用事用語ブックなりを
確認した方が、いいよ!!




……
「ついでなので」
明鏡の巻末の、
品詞解説を読んで見たら。
『固い。固すぎる』
そりゃー、「国語辞典」だから、ね!
これで、「こなす」は、
苦行になるなぁ…
やっぱ、
日本語の文法とか、品詞分解の
「入門」には、
「中学受験の、国語のテキスト?」
ただアレ、「相性」があるので、
立ち読みして選ぶのを、
オススメします。はい。