う゛ー。
眠ってしまうまでの、タイムアタックだな。
『終わらなければ。
 そういう縁だったという、ことで』

まず、あたしの「経験」
小学校…6年?たしか。
家庭科って基本、班を作るじゃん?
で、同じ班の男の子が。
「理由は良く、覚えてないけど」
白い布が要る、と言う話になった。

「白い布…ないねぇ。
 裁縫箱の下の段にも、ない」
そこで。あたしの前に座ってた女の子が。
あたしの姿を見て。
『希のブラウス、切っちゃえばいいじゃん』

…これ、ワイシャツなんだけど。なー…
と、思いつつ。
「あ、いいんだ」とも、思った。

いっそ!学校に、丸襟ブラウス!着て行っても!
「あ、今日、そーなんだー!」
…で、何事もなく「終わる」気が、します。はい。


そこでふと、今。思いついた。
ショートショート、くらいには、なるかも。
ここから先、「おはなし」

小学校で、ね?
最初、「かわいいサブバッグ」を。
それこそ、決死の覚悟で、持って行った、男の子。
『あ!いーじゃん!かわいい!』
…で、「終わった」
「へ?」と、思うとともに、
…「なんで?」とも、思う。
なら!!…と、
すこーしずつ。かわいくなって、行くんだけど。
すっごい覚悟で、毎朝、教室のドア開けるのね。
『おはよう!!』
…何人かは、振り返る。
仲のいい子が、「おはよー」と、言う。
…やっぱり、それで「終わった」

『じゃ!いっそのこと!!』
髪の毛も、すこし、長くなったし。
やってやるぅぅぅ。がるるるる…

そして、全身女の子姿で、
朝、教室のドアを、開けた!!
『おはよう!!』
一瞬、「しーん」と、なったけど…
『すぐ、元に戻った』

「なんで!!ここまで、やってるのに!!」
「ねぇ…どう、したいの?」
「いやー…かわいいもの、好きじゃん?
 どこまで、いいのかなって、思って。
 何か言われたら、やめようと、思ってた」
「ふーん…似合ってるけど、ね。
 ちょっと立って、よく見せてよ?」
「いいよ?ほら」
「へー…かわいい、ね。うん。
 似合ってるし…いいんじゃん?」
「いいんだ!!」
「いいと思うけど。ね?」
「うんうん。かわいいし。いいじゃん!」
「でもほらー…男の子たちがー…」
気にして、ない。
「すっごい覚悟、したのに!!」
そしてチャイムが鳴り、先生も来た。
「起立!礼!」
『おはようございます!』

「おーー…行くとこまで、行ったか。
 まぁ。自信持ってやることは、いいことだし。
 何より、似合ってるから。いいか。
 じゃ!一時間目、国語!教科書…」

そのまーんま、
「なにごとも、なく」
小学校卒業しちゃった…あたりまでは、
書けちゃうのか、なぁ。などと、
ふと。思いました。ふと。


…そして。
「中学校だし。
 この姿とも…さようなら、かな」
そっと、クローゼットに服を、しまいました。
ちょっと、悲しかった。

そして、男の子の姿で、
中学校の入学式に行ったら…
「えーーー!そうなんだ!」
「なにが!!」
「てっきり!!女の子で、来るんだと!!」
「…だって。中学校だし。そらー…」
「えーーーー?」
「…えー、なんだ。…いや、だって…」
やっぱり、誰も、気にして、ない。
「そうなんだ。そうなん、だ…」
そして、衣替えをきっかけに、
また、女の子の姿に、なったけど。
やっぱり、「なにごとも、なく」
中学校も過ごすことに、なりました。

みたいな「おはなし」が、
あっても、いいような、気がします。
ふとした。思いつき、です。