【放談住宅 2021/02/11】
スマホの読者の方、ごめん!
横に、伸びちゃった!
読みづらくて、申し訳ないです。

「養老孟司先生の、
 あの本に、あやかりまして」
大学に入学すらしていない、あたしが、
バカを多角的に検討し、
『バカと、そうじゃない人の間には、
 境目が、あるのか?』というのを、
検討してみたい!という、
…ま、興味本位の記事でございます。

いやー、あたし、
「バカの壁」持ってたはずなのよー。
けど、さっき探したら、見つからないの。
おーい、バカの壁ー、どこいったー?
返事しろー、こーい、こいこいこいこい…
ほーい、ほいほいほいほい…
「見つからないね!」と、あきらめました。

『この行動からまず、検討してみましょう』
「本を探す」と言う行動自体は、
ほとんどの人が行う行動ですね。
しかし、「見つからない時に取る行動」として、
・返事を求める
・呼びかける
相手は「本」ですからね。返事をする訳がない。
しかし、「なんか、やってみたくなる」
ここで、「本は、返事をしない」ということを、
理解しているか、どうか。
「理解していない」のであれば、行動としては、
当然の行動かも知れません。
「理解している」のであれば、
『なんで、そんなことを、行う?』と、
他者は考えると思います。
ま、「誰もいない、自分の部屋」ですからね。
多少、ヘンな行動を取っても、大丈夫。
「あんた、いつも、ヘンなこと、してない?」
と言う声が、どこからか聞こえますが、
ここでは「ノイズ」として処理します。うまいっ!
では、前提を組みなおしまして、
「本は返事をしない。それを理解しているのに、
 見つからない時に呼びかける」と、します。
『呼びかけるという行動に対して、
 報酬を求めていない』
…ちょっと「心理」っぽく、なりましたね。
しかし実は、報酬を求めているのではないか。
その報酬とは。
『呼びかけるという行動を、取ってみたい』
という、「欲求」と「実現」なのではないか。
整理してみましょう。…できるかな?
『本を探す行動の時に、本に対して呼びかける』
・本とは何か…理解している。
・一般的な探索行動…行うことができる。
・本は返事をしない…理解している
「合理的行動」という観点から見たら、
本に対して呼びかけることは、しないでしょう。
しかし人間は、「合理的行動だけでは、動きません」
例えば「会社の帰りに、赤ちょうちんに寄る」
「合理性」だけを考えれば、
そのまま帰るというのが、合理的な行動です。
時間・お金・健康…などを、「損なってでも」
報酬の方が、勝った。
その報酬とは…「お酒飲みたい・おしゃべりしたい」
ここでいったん、「仮説」が置けますね。
『行動が合理的でなくとも、
 報酬があり、報酬が得られる可能性があれば、
 非合理的な行動を、人間は取ることがある』
ここで少し、「仮説」を圧縮します。
『人間は、報酬を求めて、非合理的な行動を取る』
だいぶ「すっきり」しましたね。
そしてかなり「普遍性」が、つきましたね。
人間の行動の中で、
「報酬を求めた、非合理的な行動」というのは、
日常的にあると、思います。
『仕事中に、おやつを食べる』
…非合理的な行動ですね。
「すこーし」仕事のスピードが落ちますし、
「太る可能性が、高い」
しかし、大きな報酬があります。
「食べるという欲求を、満たしたい。
 そして、実際に満たすことができる」
ここで、仮置きできる「説」と、しては。
『人間は、合理的行動と、
 非合理的行動を、行う』
これを、仮置きとして、置いておきましょう。

では、
『知識』という方向からも、検討しましょう。
「本は、返事をしない」
…これ、「知識」ですね。
「本は返事をしないのに、呼びかけた」
少し、難しいですね。
「知識」から得られるであろう
「結果」に対して、
反した行動を、取っている。
「本は返事をしないから、呼びかけない」
これは、「知識」から得られる
「結果」を使い、行動した…と、言えます。
ではここで、「別の前提」を、提示します。
「人を、刃物で刺した」
一般的「であろう」知識から
得られる結果は、
・人が死んでしまう
・犯罪になってしまう
・警察に逮捕され、懲役刑となり、
 一定期間、もしくは一生の自由を失う
・死刑の判決であれば、自らの命を失う
報酬らしいものは、見つかりませんね。
しかし、「ニュースでは、たまに、ある」
人間はこの行動を、取り得ると、
言うことができると、思います。
そのときの欲求は、報道内容から整理すると、
「その人の存在を、消したい」
「その人が生きていることが、許せない」
「人を殺してみたい」
そして、
「人を刃物で刺す」という行動により、
「欲求が、満たされる」という
「報酬が、あります」
ではまた、仮置きできる「説」としては。
『デメリットを超える報酬が
 得られそうであれば、
 社会的な立場や、自由や、
 命を失ってでも、
 人間は、報酬を求めた行動を、
 取ることがある』

三つ、並べてみましょう。
『人間は、合理的行動と、
 非合理的行動を、行う』
『人間は、報酬を求めて、非合理的な行動を取る』
『デメリットを超える報酬が
 得られそうであれば、
 社会的な立場や、自由や、
 命を失ってでも、
 人間は、報酬を求めた行動を、
 取ることがある』
…人間ってかなり、非合理的ですね。
当たり前と言えば、当たり前ですが。

『ここでいったん、一時停止をかけます!』
この「三つの仮設」を得るために、
かなーりムダな時間と、
かなーりムダな労力を、かけた訳です。
ここでの「欲求」って、なんでしょうね。
『人間の行動を、追究し、検討してみたい』
ここでは「興味」と、定義してみましょう。
『興味と言う欲求を満たすために、行動する』
少し、変形させます。
『興味を満たすという報酬を求めて、
 行動する』
先ほどの、「三つの仮設」に、
かなり近い所まで、来ましたね。

では、これを「提示」します。
『人間は、報酬が得られる見込みがあれば、
 行動を行う、ことがある』
今まで出てきた、四つの仮説は、
この中に、入れられますね。
「案外、人間って原始的ですね」
報酬が欲しいんですね。人間は。

じゃ、やっと、出してきましょう。
『バカはなんで、そんな行動を取るのか』
報酬があるのではないか…言えるでしょうね。
その報酬って…なんでしょうね。
ん?境目らしきものが、見えてきましたね。
バカが欲しい報酬が…
・わかる
・わからない
しかしこれ、「逆」に、なってきますね。
「バカが欲しい報酬が、わかる」
この人、「バカでは、ないですね」
むしろ、相当な理解力が、ありますね。
「バカが欲しい報酬が、わからない」
…ん?
そう。
『報酬がわからないまま、行動する』

おそらく、一般的な人であれば。
「うっすらと報酬が見えるから、
 その報酬を求めて、行動する」
しかし、「報酬」と言う概念が、
理解、できなければ…?
『報酬がわからないまま、行動する』

では、この記事での、
「バカの定義」を、してみます。
『報酬と言う概念が、理解できない。
 理解できないから、
 報酬がわからないまま、行動する』
…境目、あるね。
一般的な方であれば、
報酬と言う概念は、うっすらとでも、
理解はできるでしょう。
しかし、バカは…
「報酬と言う概念が、理解できない」
もしくは、
「報酬と言う概念が、認識できない」
なので、
報酬と言う概念が、理解できる方から見たら、
『なんで、そんな行動を、取るの…?』
どんな報酬があるんだ?わからん。
しかし、
「報酬と言う概念が、わからなければ?」
『無意識にでも欲求が沸いてしまったら、
 欲求に動かされるまま、行動してしまう』
…うん。「より」原始的、と言えるでしょう。

では、この記事での、
『バカの境目』を、定義します。
終わんないから!疲れて来たから!!
「報酬と言う概念が、理解できるか、どうか」
ひとつ、取り払った上で、簡略化します。
【概念が、わかるか、どうか】
概念が、わかる方であれば。
『非合理的な行動と言う世界の中での、
 合理的な行動を、取ることができる』
概念が、わからなければ。
『非合理的な行動と言う世界の中で、
 欲求に動かされるまま、行動してしまう』

…うん。
『概念の理解』って、
案外高度なこと、だからね。
『うっすらとでも、バカの境目が、見えたっ!』
けど。
「あたしが疲れて眠くなったので、
 この記事、いったん、おしまい」
「眠る」と言う報酬が欲しいから、
「眠る」と言う行動を、取りたいと思います。
そして、何より。
『こんなムダなことをするために、
 すっごい労力を、かけてるじゃん!!』
…なぜなら。
『「興味を満たす」という
 「報酬」が、欲しいから』

おひるねー!おやすみー!
(313号)