【放談住宅 2021/03/09】
まーその。ねー。
「アダルトチルドレン」っちゃー、
「アダルトチルドレン」なのよ、
あたしは。

えー。ここ、
「子どもっぽい大人」と
解されることが多いですが。
「子どもの時に、大人の役割を求められ、
 子どもとして生きられなかった大人」
が、本来のアダルトチルドレン、です。

で。
アル中業界の
「青い本」もしくは「デカい本」
アダルトチルドレンでの、
その位置に近い本、持ってるのよ。
「さっぱり、読んでないけど」
と言う訳で、軽く読んでみました。

『あたしは、違う…』
なんて言うのかな。
その本で問題になっていることは…
「とっくの昔に、
 自分の中で、解決しとるわ」
という感じで。

試しに、ACA、
アダルト・チルドレン・アノニマス
…いやーなこと、思い出す名前なの、なんでだろう。
ここでの、13の問題に対して、
回答してみようか。

・わたしたちは孤立し、
 人や権威を恐れるようになっていた。
「孤立し、
 人や権威を恐れていたら、
 学級委員や生徒会役員、
 やって、られるか!!
 むしろ、
 権威側に回ったことが、あるわい!」
・わたしたちは承認を追い求めるようになり、
 そうしているうちに自分が何であるか
 分からなくなっていた。
「むしろ、承認されないのが
 望みなんですが。
 もう、放っておいてくれー!と
 思うんだけど。
 …また、認められちゃうの。
 あ、そう…が、
 あたしの人生です」
・わたしたちは人が怒っていたり、
 何であれ個人的な批判を
 耳にしたりすると怯えてしまう。
「まぁ、そもそも、
 人間、他人の批判であれ、
 負の感情に接するのは、
 嫌なもの、だわな。
 ただ…怯えは、しないよ?
 批判が怖くて、
 小説、書いてられるかぁーっ!」
・わたしたちはアルコホーリクになったり、
 アルコホーリクと結婚したり
 (両方の場合もある)、
 あるいはワーカホリックなどの
 他の強迫的な問題を持つ人を
 見つけたりして、
 病んだ「見捨てられ欲求」を
 みたそうとする。
「ここは、見事当たったっちゃー
 当たってる。
 押しも押されぬアル中だからね、
 あたし自身が。
 ただ、見捨てられ欲求というのは
 ちょっと違うね。
 あくまで、
 発達が非定型に近いことに
 対する、自己治療だと思ってる」
・わたしたちは人生を
 犠牲者の視点から生きていて、
 そういう弱さによって
 恋愛関係や友情関係で
 人にひきつけられる。
「犠牲者、と言えば犠牲者です。
 これ以上ない、犠牲者です。
 ただー…
 普段それ、引きずってるかったら、
 それは、ないね。
 むしろ、
 道を切り開くパイオニア、くらいに
 自分のこと、思ってます」
・わたしたちは行きすぎた
 責任感を持っていて、
 自分のことに気をつかうより
 他人の心配をする方が簡単にできる。
 そうすることで例えば、
 自分の欠点をよく見ないですむ。
「責任感が強いというのは、
 良く、言われます。
 ただー…あくまで、
 他人に文句を言われないための
 手段でしか、なく。
 なので、
 ここまでやったから、
 あとは、知らんっ!とか、
 これは完璧に、
 向こうの責任だろ、と判断したら、
 自分で責任、取りません。
 …つぶれちゃうでしょ。そうしないと」
・わたしたちは
 人のいいなりにならずに
 自分の意見を述べると罪悪感を感じる。
「作品のオリジナリティが
 なくなっちゃうでしょっ!
 自分の意見を述べると
 罪悪感を感じるの、ならば。
 おふざけ、とは言え。
 全校生徒の前で、
 大人の選挙演説やって、
 ウケ取ったり、するかーっ!」
・わたしたちは刺激に
 嗜癖するようになっていた。
「人間、多少の刺激は、欲しいでしょ。
 ただ…刺激よりは、
 お布団にくるまって、
 ぬくぬくしている方が、好きだね」
・わたしたちは愛を哀れみと取り違え、
 自分が “哀れみ” “救える” 人を
  “愛する” 傾向がある。
「そもそも、あたしは、
 人を、愛しません。
 いや…愛せません。
 友人関係はあるけど…
 うまーい具合に遮断するのも、
 得意でも、あります」
・わたしたちは
 悪夢のようだった子ども時代から
 感情を抑え込んできて、
 そうするとひどく傷つくので、
 自分の感情を感じることや
 表現することが
 出来なくなっていた(否認)。
「具合悪い、具合悪いって、
 ここで言ってるじゃんかよ!
 理性は、ある「つもり」だけど。
 感情は抑え込みません」
・わたしたちは
 自分のことを厳しく裁き、
 自己評価が非常に低い。
「バカだから、
 高い所は、大好きです!!
 ただし、きちんと降ります」
・わたしたちはとても
 依存的になっていて、
 見捨てられることを怖れ、
 見捨てられる痛みの感情を
 経験しないですむように、
 人との関係が切れないように
 するためになら、
 どんなことでもしようとするほどだ。
 その痛みの感情は、わたしたちにとって
 情緒的に不在だった病んだ人たちと、
 一緒に生きてきたことから
 受け取ったものだった。
「その人との関係が切れたら、
 そこまで、じゃん?
 そーいうこと、そーいうこと、と
 あたしは考えるけどね。
 他人は、制御できない。
 だから、
 離れられたら、そこまで。
 当然のこと、だよね」
・わたしたちは、
 自ら行動する人ではなく反応する人である。
『自ら行動しているから、
 ここの記事数、
 現在時点で2,884記事も、
 あるんじゃんかぁっ!!』


なんと、オチがついた。
こんな感じなので。PSWから。
「生育歴や、条件的には、
 アダルトチルドレンの
 条件、満たしてるんですよ。
 けどー…氷室さんは、
 問題を自分で、
 解決、しちゃってますよね」
「そこが大問題なんじゃんよー…
 いないでしょ、そういう人」
「そうなんです、いないんです。
 自分も、経験がありません」
「自助グループ行けば、浮くだろうし。
 共感は得られなそう、だし。
 …なんか、さ。
 下の方でぐずぐずと
 苦しんでいると言うよりは、さ。
 天高く舞い上がったけど、
 高すぎたので、困りました的な
 悩みだよね」
「そうですよねー……」
「いやそこ、黙り込まないでよ、
 精神保健福祉士!!」
「僕も、どうしていいか、
 わかんないですもん!!」
「お互い、悩もうか」
「これ、言っていいのか、
 考えたんですけど、ね。
 …解決策が、ないですね」
「ほらーっ!!」

ただ。ただ、ねぇ。
純粋に『欲求』を
述べれば、だよ。
「小学生に、なりたい。
 小学生の女の子…
 いいね、それ!!
 あー…もうちょっと、手前。
 むしろ、幼稚園だ!!
 この、古い上着を脱ぎ捨てて、
 幼稚園児に、なりたーいっ!」
が、あたしの純粋な、欲求です。
『解決しようが、ないので』
もう、「夢」の領域まで、来てますが。

たぶん…わかんないけど。ね?
「幼稚園児に、なりたい」って
言えちゃうこと自体が、さ。
『依存の沼から、抜けました』
ということだと、思うんだ。
だって、さ。
「カッコよくも、なければ、
 賢そうでも、ないでしょ?
 幼稚園児になりたい、ってのは」
自分に鎧をまとったり、
自分を良く見せたり、するよりも。
「バカにされて、いいから!!
 むしろ、バカだから!!
 一日中、ボールプールで
 遊んで、いたいのっ!!」
…素直に、自分の欲求を見て、
健全に解決しようと、してるよね。
それが、できないから。
不健全な解決しか、できないから。
依存の沼に、はまってしまう…
それを自分で、わかっている…

『そりゃ!!
 AAが合わない、訳だよ!!』

(あ、ついに名前、出した)
正直に言うと、ね。
ミーティングで、さぁ。
「あの席」に、いたけど、ねぇ?
(いつまで、そんなところで、
 悩んでるんだよー…
 認める場所、間違えてるんだよー。
 未熟な自分は、認めていいんだよ!!)
…などと、思ってました。実は。
『ただし。口には、出しません』
あたしは、出力を間違えますと、
正面から「ばさっ!!」が、
出来てしまいますので。

自分の問題を、正面からとらえ、
自らの力で、解決する。
そして、それが、できること。
「これが、問題になるとは、ね」
そう。自ら解決できるから。
「ハイヤーパワーって
 言われても、ねぇー…」って
実は。思ってました。
「あの立場、なのに」

『もう、しょうがないよ、ね』
いい意味で、
「同じ境遇の人が、いない」
んだもん!!
『自分の力で、
 道を切り開くしか、なさそうですね』

…うん。うん。
こう「感じる」ことが、できたら。
『その人は、自らの力で、
 依存の沼から、抜けてるよ』
最近、主治医は、
ほったらかしモードに、入ってます。
「うん。うん。
 うん…
 でも、わかってるんでしょ?」
「まぁーーー!そうなんですけど!
 答えがないし、
 どうしようも、ないってのは、
 自分でよく、わかってます」
「そうやって、
 置いておけること自体が、
 回復してるってことだよ」
「確かに、弱る時は、
 弱りますけど。ねぇ?
 2~3日すると、治ってますよね」
「自分を信じて、いいよぉ。
 できてるんだから。ちゃんと」
「まぁ…先生が、おっしゃるなら」
回復してなきゃ、
「自分を信じていい」なんて、
精神科医が言う訳、ないよね。

ただ。
『なんだか、なぁーっ!』
…と、言いたいと、いうのが、
正直な所です。今夜のところは。
(336号)