【放談住宅 2021/03/17】
うん。あたし、ね。
一応、第一種情報処理技術者、
第二種情報処理技術者を持ち、
長年、IT業界でごはんたべてきた
身と、しては。
『ツッコまざるを、得ないね』



なぁ、おばはん、さ。
『本業』だって、言ってるよな。
それで飯食ってるんだよ、な。
タイの原資も、
それで作ったんだろ?

『COCOAがウォータフォールで
 開発されたって、
 どこに書いてあるんだよ』


そもそも、COCOAは、
「Covid19Radar」という、
オープンソースプロジェクトを
ベースに作成されてるんだよ、な。
オープンソースプロジェクト
ったら、さ。
『やりたい人が、
 寄ってたかって、開発する』だろ?
寄ってたかって、自由に開発してるのに、
「上流から下流へ、一気に一方通行」の
ウォータフォールの手法は、
完璧に水と油だよ、な。

うん。
台湾のオードリー・タンまで、
引っ張り出して、
偉そうなこと、言っているけど。
『前提が、成り立ってないんだよね』

大変、失礼なことを申し上げますが。
そのお歳で…『兵隊で、ございますか?』
『旗振り、やったこと、ないんですか?』


はーい。では、解説しまーす。
プロジェクトマネジメントの
『一形態』として、
『ウォータフォール手法』
…ウォーターフォール手法?
というのが、あります。
正直、古い手法です。
…けど、現代でも採用されます。
まず、要件定義。
『何が問題で、何を、するべきか』
大枠を、決めます。
続いて、基本設計。
『ハードウェアは、何がいいんだろ。
 データベースとかのミドルウェアは、
 何を、採用しようか』
システムの大枠を決めていく、って感じです。
ここまでは、良く「上流」って表現します。

そして、詳細設計。
『こう情報が流れてくるから、
 こう処理するプログラムを、作れ』
SEからプログラマへの、指示書ですね。
で、現実の、構築。
プログラマは、詳細設計書どおりに、
プログラムを作成し、単体テストまで、行う。
ここでは、プログラマが大量に、必要となります。
言い方、変えますと。
プログラマは、作っているものが、
どんな目的のプロジェクトで、
何をしようとしているか…については、
「知る必要が、ありません」
詳細設計書『どおり』に、作ればよろしい。
この段階を、良く「下流」って表現します。

シメに、テストフェーズ。
結合テスト・総合テスト・受入テスト…
S/TとかO/Tとか言う言葉が
出てくる段階ですね。
これが、『一方通行でしか、流れない』
一回決まったことは、
基本、ひっくり返せない。
『大きな滝で、
 水が落ちるように、一方通行なので』
ウォータフォール手法、と言うわけ。

…いや、マジで、ひっくり返せない。
要件定義や基本設計が、変わっちゃうと。
そこから先は、『まるっと、やりなおし』
…と、なってしまうので。
前提が変わる、ということだから、ね?
なので、「手戻り」を避けるために、
要件定義や基本設計は『変えずに』
下流工程に「なんとか、しろ」と、
もんのすごい圧力かけて、
(お前の所、会社ごと、切るぞ、とか
 大人の、やらしー圧力、ね)
『なんとか、させる』
滝が落ちる、というより…
『滝を、落とさせるんだ』
…これが、現実のウォータフォール。

「ウォータフォールの大規模プロジェクト」
手を動かす側が、もんのすごく
大量に必要となるので。
「設計書から、プログラムへ落とす」
狭義のプログラマを、
『兵隊』と、表現することがあります。
正直、『兵隊』には余計な脳みそ、不要です。
「設計書どおりに、余計なことをせず、
 プログラムを作成すれば、よろしい」
設計書からはみ出したことを勝手にやると、
検収とおりませんから、ね。
検収とおらない物には、
お金、払えません。当然です。
「自己満足は、よそでやってください」

で。
プロジェクトリーダや、
プロジェクトマネージャを、
『旗振り』と、表現することがあります。
リーダ・マネージャは正直、
プログラムは「書けなくて、いいんです」
司令塔だから、ね。
予算・納期をにらみつつ、
『兵隊を適切に、ハンドリングする』
のが、商売ですので。
武将が、戦場で「いけぇーっ!!」と
旗を振るさまに例えて、『旗振り』ね。

会社によるけど。
ほんと、会社によるけど。
…下流専門の会社、多いからね。
だいたい…35歳あたり?
このあたりで、
『旗振りに、徹する』羽目に、なります。
プログラム、書きたいんだけど…
「書かせて、くれない」
そんな時間あったら、
プロジェクト、締め上げろーっ!!
遅延しとるぞ、遅延(とんとん)
「何があっても、間に合わせろ!!」
…旗振りは旗振りで、キツいんだ…

ちなみに。
あたしの『旗振り、初戦』は…
「SE、2年目」でした。
プロジェクトマネージャは、
上司がやったんだけど。
「ほぼ、権限委譲されて」
プロジェクトリーダ、やった。
やった、やったよ。
ユーザインタビュー一発目から、
やりましたよ、はい。
社内プロジェクトだったんだけど…
「先に入社したメンバーが、
 下につく」という、
やりづらーい!プロジェクト
だったんだけど…
『やり遂げました』
…納品前日に、徹夜はしました、が。
「あたしが決めると、
 決まっちゃうん、だ」
これに気づいた時、
けっこう恐怖でした、ね。

ただ、この手法。
『綻びが、出まくっているので』
最初から「採用されない」こと、
結構あります。
Web系とかは、ウォータフォールでは
開発しないよね。
『とりあえず、作っちゃって、
 あとから、考える』
…アジャイルとか、スケルトンモデルとか
かっこいいー!名前がついてますが。
うん。一言で言ってしまえば…
『とりあえず、作っちゃう』
で、出来た物を、現実に合わせていく。
しかし、この手法も…
「行きつ戻りつが、
 いつまでも、終わらないので」
お客さんが納得、してくれなきゃー、
戻るしか、ないからね。
なので、現実問題として。
ウォータフォールと比較すると、
『戻れるが、ために』
苦労するという…ね。

あーのー、ですね。
おばはんは『新しい開発モデル』とか
言っているけど。
『1996年には、原型は、あった』
あたしが、情報処理技術者試験を
受けていたのが、その時期だから。
第二種はともかく、第一種は、
『ウォータフォール以外の、開発手法』
も、きちんとわかってないと、
試験、落ちるから、ね。
…ま。おばはんに、とっては、
「25年前は、新しい」んでしょう。
時空が歪んでる気が、するけどね。

むしろ。COCOAの大問題は。
公共事業なので、
「入札を、やらなければいけない」
ここが大問題だと、あたしは考えます。
正直、一般競争入札だと、
『条件を満たして、
 一番安い金額を提示した業者』が、
入札、勝ちますので。
が…良く、考えて下さい。
システムって、手作りなんです。
奇跡の逸品と言っていいほど、
手作り、なんです。
『安ければ…いいんですか?』
しかし、現実は、
野党連中が、『やかましい』ので。
「破綻すること、わかってるんだけど」
一回、一般競争入札やって、
問題点を、「表面化させて」
やーっと!!指名競争入札や、
随意契約ができるようになる…
ムダでしょ?この手続き、ムダでしょ?
けど。けど、けど。
『野党と、野党支持の国民が』
癒着だぁーっ!密室だぁーっ!…と、
騒ぎまくる、ので。
「一回は、コケなきゃ、いけない」
…実にムダなんだぁーっ!
行政側から、見ると!!
うん。某局の民間委託については…
一般競争入札なんか、やらないで、
『最初っから、あそこに任せれば、
 良かったんじゃねーの?』
実務経験あるし。実績あるし。
実際今では、入札勝ちまくってるし。
…けど、手続き上。
「コケるの、わかってるんだけど」
一般競争入札、やんなきゃ、いけないの。

あたしは、この、
『とにかく、なんでも、一般競争入札』は、
明確に反対を表明します。
「ムダが、多すぎます」
現実がわかっているのは、行政庁です。
『行政庁が、ここがいい、と言うなら、
 そこが、最適解なんです』
最適解に、随意契約したら、
いけないんですか…?
安いからって、
「形だけ条件満たした、業者」に
任せるんですか??
失敗するの、目に見えてるのに??
で、「入札前提」だと。
途中で、契約自体を変えるのが、
手続き上、難しいんだよ。
『ヘタこくと、
 入札やり直せって、
 言われちゃうから、ね』

なので、野党連中。
『現実を、知って下さい』
…頭の中、お花畑な人たちには、
できないかも、知れませんが。

そして、だ。
延々、えらそーに、
わかった「フリ」で、
鼻高々になってる、おばはん。
何度も、何度も、
指摘しているけど。
今回も、あいかわらず。
『前提自体が、
 成り立って、いません』

COCOAが、
ウォータフォールで開発された、とは、
一切報じられて、いません。
むしろ、オープンソースの手法と、
英智を基にして、
『ウォータフォールを、避けた』
のでは、ないですか??
バカだろ、お前。
素直に、バカだろ。


もう、言ってしまうか。
『害悪だから。
 だまってて、くれない??』

前提が、成り立ってないの、
これで、何回目??

まぁ…張りぼて、なんだろ?
頭の中も、人間性も。
おばはんの人生自体が、
張りぼて、なんだろうよ。
中身のない、張りぼて。
格好だけの、張りぼて。
見栄と欲望だけで、膨らました、
実体のない、張りぼて。

『見れば、わかるからね』
いい加減、自覚してくんないかなぁ。
…あ、ごめん。
バカには、ムリか。
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