【放談住宅 2021/04/13】
ごめん!
当面、洋裁の話題で、いいスか!
「頭の中、洋裁なんだよ、今」

ミシンは、ね。
皆さん、なんとなーく、
思い浮かぶと思うんですよ。
例えばー、
あたしのコレとか、ね。
IMG_2415
これが『家庭用ミシン』
う゛ー、この機種だと、
結構「お手軽」なんだけど、
『家で縫う、縫い物は、
 だいたい、縫うことができる』
という、立ち位置ですね。
Gパンの裾上げは、
お店に頼んだ方が、いいよ!!
…案外、それでミシンを壊すパターンが
結構あるので。

でね。
ある程度、手芸とか洋裁とか
やっていくと。
『欲しくなる』ミシンが、ある。
それが…

『ロックミシン』

どういう、ミシンかと言うと、
見てくれは、こんな感じです。
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変な格好、してますね。
変に見えるかどうか、
あたしには、わかりませんが。

「どんなミシンなのか」
…布の端を切って、
ほつれないように、かがってくれます。
…以上、おしまい。

「…それだけ?」って、思うでしょ?
本当に、それだけ。
(カバーステッチ兼用機という
 ものは、あるけど、
 それはちと、特殊用途に入ると思う)
意味ないだろー!って、思うでしょ?
『ロックミシンじゃないと、
 できないことって、あるんです』

ひとつは『ニットが縫いたい』
Tシャツとかー…そういうの。
Tシャツは「伸び縮み」するでしょ?
家庭用ミシン…というか、
直線縫いで、ニットを縫うと、
縫い目が、伸びないので、
「縫い目が、切れます」
ニット用の縫い模様って
あるっちゃー、あるんだが、
それも、万能選手では、ない。
ロックミシンの縫い目は、
「伸び縮み、してくれるので」
安心して、ニット類が、縫える、と。
(ただし、「2本針4本糸」の
 ロックミシンが、いいです。
 「1本針3本糸」でも、
 できなくは、ないけど、
 「縫い目の強度不足」が、怖いです)

もうひとつは。
『ロックミシンでないと
 できない、縁かがりが、したい』
ほら。あたし、さ。
無謀にも、ドレス作りを考えてるでしょ?
♪ゆーめーがーいっぱい フリルいっぱい
…フリル?薄地の、端???
「巻きロックかけないと、
 布端が、どうしようも、ないじゃん!!」
「巻きロック」は、だいたい、
こんな感じの布端です。
…あ、これ、よく見たら、巻いてねぇや。
『こんな雰囲気だと、思って、ください!』
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そのほか、
「差動送りを使って、
 ギャザー寄せが、かんたんにできるー」
などのメリットが、
ロックミシンには、あります。

ふつうのミシンが、
「縫い目をしっかりと、縫ってくれる」
とすれば、ロックミシンは、
「布端の処理は、おまかせ!!」
という、適材適所です。

ここからが、結構、たいへん。
ロックミシンって、
「種類」がいくつか、あるのよ。
・1本針2本糸
・1本針3本糸
・2本針4本糸
この「上」も、あるっちゃーあるけど、
あまり出てこないです。
「純粋に、普通の布地の、
 布端の処理を、しっかりしたい!!」
であれば、1本針2本糸のロックミシンで
充分、なんですが。
将来、「もしかしたら」
ニット類を縫うかも知れない可能性が
あるので、あればー。
「糸と針は、抜けるから」
2本針4本糸のロックミシンが、
やっぱり欲しく、なってくる。
…「抜いて」1本針3本糸に、できるから。
ただし。
「針と糸の本数が増えると、
 値段もしっかり、高くなる」

『じゃ、実際、お値段どうなの?』
そこなんですよー!奥様!!(だれ?)
実際、売れているのは、
ベビーロックの、
「糸取物語」「衣縫人」です。
この2種類の、最大の特徴として。
「ルーパー糸をかけるのは、
 ミシンが勝手に、やってくれる」
ロックミシン特有の、
「ルーパー糸」というものが
あるんだけど、ね?
…糸かけが、えらい、めんどくさい。
どのくらい、めんどくさい、かっ!!
「糸かけのために、
 ピンセットが、付属してくる」
ピンセット使って、
ちまっ、ちまっ、って、糸かけが必要。
しかも、かける糸の順番を
間違えると、トラブルになる。
(上ルーパー→下ルーパー→針糸)
正直今は、手芸・洋裁人口の
平均年齢が、上がりまくっているので、
『目が、キツい!!』
そこで。「糸取物語」「衣縫人」
めんどくさーい、ルーパー糸は、
糸セット状態にしたら、
糸の入口に、少し、入れてあげる。
そして…
『圧縮空気を使ってっ!
 一気にルーパー糸は、
 とおりますっ!!』
そのほか、ベビーロック自体が、
ほぼ、ロックミシン専業なので、
「やっぱ、縫い目がいいよ、ねー」
ということも、あります。
…ただし。
『すっげー値段が、高い』
「糸取物語」「衣縫人」は、だいたい、
8万円から、10万円を余裕で超える感じ?

「ちまちま糸かけが、
 自分でできるようで、あれば」
(メカが洗練されて、
 昔よりかは、
 ちまちま度は、下がってます)
一気に値段は、下がります。
2本針4本糸のロックミシンでも、
「5万円を、切ってくるっ!!」
わーい!安い!!
「人間への、オプション」として、
…今、ハヅキルーペが、1万ちょい。

そこで、あたしは、
『賭けに、出てみることに、しました』
Amazonで、「一番安い」
2本針4本糸のロックミシンを、
「買って、みようかと」
それが、上の方に写真を出した、
ルビーロック 750D。
…レビューは、わるくない。
…動画もあった。ちゃんと、してた。
お値段、びっくりです。
Amazonで、今現在っ!!
『¥26,593!』
…この値段なら、さいあく、
ゴミになっても、いいかと、思って。

実は、ねぇ…
シンガーとか、ブラザーとか、
(ごめん、ブラザーは、
 確認したら、独自メカだった)
「家庭用ロックミシンを
 作ってなさそうなメーカーの、
 ロックミシン」は、
このロックミシンが、ベースらしい。
ミシン修理屋さんブログでも、
「共通部品を使っている」とのこと。
3万、切ってるからさぁ。
3年保証が終わったところで、
ダメなら、使い捨てても、いいじゃん。
あたしが『使いこなせるか』
まだ、わかんないし。

夢、見てた。
指をくわえて、眺めてた。
ロックミシン、を。
『今、Amazonが、
 汗水たらして、
 出荷準備、してくれてるっ!!』

届いたら、『た ぶ ん』
記事にすると、思います。
記事に、ならなかったらー…
「お察し、ください」
(369号)