【放談住宅 2021/05/02】
きっかけは。
YouTubeで、ミシンの修理動画を
眺めてたんですね。
たぶん…プロではない。
背景がどう考えても、一般家庭だし。
そして、はがしたプラ部品は、
乱雑に、積み上げてるだけ。
ネジを分けている様子も、ない。

『このおっさんには、
 あたしのミシンは、
 触って欲しく、ねーなー…』

…は。
ブラザーの電動ミシン、
完全に開けたの、いつだっけ?
…たぶん、5年以上、前だよ。
えー、めんどくさい。
「部品が固着すると、
 もっと、めんどくさいぞー」
「ジグザグ、振ってないと
 固着するぞー」
うー、一回、開けるか。

基本的に、最近の家庭用ミシンは、
「オイルレス」で、注油は不要。
…と、されています。
これは、軸受けなどのすり合う部分が
「含油軸受」で、
金属自体にオイルを含んでいるので、
あえて注油する必要は、ない。
…というのが、メーカーの見解。
メーカーの言うことも、
わからないでは、ないです。
注油するには、
外装をはがさないといけないし、
プラスチックのギアや部品に、
不適切な油脂がつくと、悪影響なので。
しかし。実際に多い故障が、
「動かない」「プーリーが回らない」
実際に開けてみると、
油切れで固着している…なんてこと、
けっこう、あるようです。
なので…個人的には。
『保証期間が、切れたなら』
自己責任で注油…という感じです。
ただし!!ロックミシンなどは、
「注油必要」で、
ご丁寧にミシンオイルが付属していたり
しますので。
そこは…説明書どおりに、注油します。

まずは、面板。てんびんのところ。
ここを外します。
そして、底面はがして、っと。
んー、どこから、だ。
軽く押したり引いたり…
背面だね。外れた、外れた。
でー…背面を外すと、
前面をはめている、爪が見えるからー…
ここだ。ほいやっ!
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無事、まるはだか。
んー。動きはそこまで、
おかしく、ない、と。
調整…ここだけ、「かるーく」触って、
あとは、そっとしておこう、っと。
じゃ、わかるところだけ、
ミシンオイルで、注油しとくかねー。

「注油箇所は、あえて書きません」
わかる人じゃないと、
今の家庭用ミシンの注油は、
やめといた方が、いいと思います。
プラスチックのギアに、
合わない油がついてしまうと、
プラスチックに悪影響。
あと、修理屋さん泣かせなのが、
「注油のし過ぎ」なので。
じわっと一滴、必要な箇所に
油が回っていれば、
音自体が、変わります。
『説明書に、注油しろって
 書いてあるミシンは、
 説明書どおりに、注油して下さい』

そして、
ミシンに「絶対に、使ってはいけない」
油が、あります。
『CRC 5-56』
あれ、多用途過ぎてねぇ、
「パーツクリーナー」にも、
なっちゃうんだよねぇ。
例えば、自転車のチェーン。
下に新聞紙敷いて、
チェーンを回しながら、
思いっきりCRC 5-56をかけると…
「油汚れが落ちて、きれいに、なります」
…と、言うことは。
「油が、その場にとどまる力が、
 ものすごく、弱い」という、ことなので。
ミシンなどの「金属がすり合うところ」に
CRC 5-56を使ってしまうとー。
「注油したはずのCRC 5-56が、
 あっという間に、流れてしまって、
 最悪…焼き付きます」
ミシンに悪影響を与えてしまうので、
CRC 5-56は、やめた方がいいです。
『ミシンには、ミシンオイルを!』
…手芸店で、売ってます。300円くらい?

では。
電源をつなぐ…「前に」
電球はずします。まぶしいので。
そして、ショートさせないように、
電気系統を追って…だいじょうぶ。
さて、電源つないで、
油回しを兼ねて、試運転っと。
おー。すっごく静かになった。
全開で回しても…
あんまり振動、気にならないね。
模様変えて…ジグザグ振ってるね。
返し縫いかけて…送り歯、逆に動くね。
ついでなので、
普段掃除ができないところも、
よーく掃除しておきましょう。

さーて、外装、戻そう。
逆に行くから…
前面はめて、背面はめて、底面。
最後に、面板。
毎回「割りそうで」
おっかない、おっかない。びくびく。
あ。一点、ものすごい注意。
模様表示が、こうなっているタイプ。
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ギアみたいなので
かみ合っている場合。
表示が「ずれた、まま」
外装をはめ込んでしまうと、
直すために、外装はがしなおし、で、
すっごく、悲しいのでー。
裁ち目かがりや、まつり縫いとかの、
「動きが、はっきりわかる模様」に
ミシン側も、表示側も合わせて、
はめ込んだ方が、よろしいかと。

さて、試し縫いして。
良いかな。良いかな。
すっごく、動きが軽くなったねー。

電源コネクタ部の割れは、あれど。
「充分に使えるレベル」なので、
この子も使って、あげようかねー。
『さて、本日は、ここまでです!!』
…つかれた。
(380号)