「結局、量産したか」
「作れば、作るほど、
 うまくなって、いくんだもん!!
 ただ…新たなミスも、出るね」
「もう、一本カラにしたん?」
「実はもう一本、レジン液ある」

「ご丁寧に、
 ゴム通しつけて、まー…」
「次はパステルカラーの
 ゴム、買ってこようっと!!」
「なぁ…こんなん、知っとる?」

♪土佐の高知の
♪はりまや橋で
♪坊さんかんざし
♪買うを見た

「よさこい、よさこい…
 な、ハゲ」
「うっさいわぁっ!!」

「…その次、ウィッグかな」
「どんどん、
 方向性を失っとる、ような」
「ま。遊びだし」

「はりまや橋…
 あたし、中学生の頃に
 家族で行ったんだけど、さ。
 あの頃、
 本気でがっかり名所だった、ね」
「今は赤い太鼓橋、かかっとるけど、
 あそこの川、人工水路らしいな」
「それができる前だから、
 堀川は埋め立てられてて、
 ただ、ただ、
 道路に赤い欄干がある、だけ」
「橋もないのに、欄干…
 坊さんかんざし、に
 通ずるところ、あるな。ハゲ」
「やかましやぁ!ほっとけ!!」