【放談住宅 2021/05/17】
「話し方…コレ、
 難しい、らしいな」
「実際、不自然にならず、
 落とし所、みつける作業は、
 確かに、難しい。
 わかんないもん!自分だと」

「実際、どーなん?」
「んー。
 ここのブログの言い方と、
 あたしの普段のしゃべり方は、
 ほぼ、いっしょ。
 話し言葉だと、若干、
 語尾の『よ』が、出づらくなる…
 『かな?』」
「何か、言われたりとか、ある?」
「まーったく、ありません。
 初対面で、かつ、
 あたしのセクシュアリティを
 知っている方からは、
 話し方が丁寧に聞こえる、って
 言われた。
 あんま違和感、ないらしい」

「っても、ねー。
 行ったり来たり、だったよねー」
「ほー」
「思いっきり、オネエ方向に
 振ってみたのが、
 このブログの、一個前。
 一応、このブログから、
 リンク張ってあります。
 …でね。
 ちょうどその頃、精神悪くして、
 精神科デイケアに通ってたので、
 ま、恥かいても、いいかー。と、
 かなり話し方を、女性に寄せた。
 そこから、すこーしづつ、
 落とし所に、自然と落ち着いて…
 今、という感じかな」
「その前は、どうだったん?」
「小学生の頃の一人称は、僕。
 中学生の頃、合わないかと思って、
 一人称を俺にする訓練をして、
 その後ずーっと、俺。
 で、まぁ、
 精神科デイケアで、
 一人称が、今の『あたし』に、なって、
 そこからは、もうずっと、『あたし』
 …今の職場で、男性に戻そうと
 思ってたんだけど!!
 すっかり忘れてたの!!」
「職場とか、気づかれん、もん?」
「まーったく。
 拍子抜けするほど、なんにもなし。
 まぁ、外資なんで、
 若干文化が違う…みたいなところは、
 あるかも知れないけど、ね」

「オネエ言葉言うのは、
 どういうもん、なん?」
「あれはー…誇張、だよね。
 誇張+記号…って感じかなぁ。
 実際の女性は、
 ああいう話し方、しないでしょ?
 ただ、うまい人は、
 本当に、うまい。
 うまい人は、不自然さが、ない。
 慣れないと、不自然さ、全開。
 …そんな感じ、かなぁ。
 実際あたしが、不自然だったし」
「そんな感じ、ねぇ…」
「実際、あたしが、
 前のブログの過去記事とか読むと、
 不自然で、恥ずかしいもん…」
「不自然さ…気づけるもん?」
「コレが、まったく、気づけない。
 メイクが不自然なのも、
 本人は、気づけないでしょ?
 それと、同じような感じ」
「どう、自然に持って行ったん?」
「ぶっちゃけ…
 『小説、書いた』
 あたしのショートショート群は、
 ほとんど、舞台は、
 高校の吹奏楽部なのでー。
 女の子キャラクターの話し方が、
 『不自然で、ないように』
 毎回、検討、検討を続けて、
 落とし所、見つけた感じ、かなぁ…
 あと、ここの記事自体、だよね。
 ここの記事書いているときは、
 ほぼ、頭の中、直結ー!
 みたいな感じ。
 一応、理性は挟んでいる、『つもり』」
「と、言うことは。
 まさに、自分がしゃべっとること、
 そのまま文字になっとる、
 と言う訳かー」
「で、文字で見て、不自然さフィードバック。
 あたしは、そんな感じかなぁ」
「『俺』から『あたし』に変わるって、
 けっこう、大事に聞こえるけど」
「慣れちゃったら、ぜーんぜん。
 今は逆に、俺って言いづらい。
 なんか、気恥ずかしい」
「前はそう喋っておっても、
 そういうもん、なんかー」

「喋るときに。
 脳内にフィルターが、
 全くない状態で、
 出てくる言葉で、しゃべる。
 これが、一番、
 自然に聞こえる話し方だと、思う。
 そこと、目指す話し方と、
 すり合わせて、出力調整して…
 みたいなこと、かな」
「聞くと、けっこう大変やなー」
「板につくまでは、けっこう、大変。
 あとは、もう…
 『地が出たら、出ただっ!!』
 と、ひらきなおる。
 不思議なことに、ひらきなおると、
 なぜか自然な感じに、なるっぽい。
 失敗が怖くなくなるから…かなぁ」
「板につかせるのは、どーすんの」
「もう、しゃべりまくる。
 相手が、いなければー…
 『小説でも書いてみること、
  いかがでしょうか。』
 恥ずかしければ、
 発表しなければいいだけ、だし。
 まぁ、小説まで行かなくとも、
 日記とか、いいよね。
 自分の言葉を、客観視するためには、
 やっぱり文字が、いいと思う」
「恥ずかしい、ちゅーことを、
 克服は、なんかあるん?」
「…恥かくのは、もう、
 しょうがないよ。そういうもの。
 もしかしたらー…
 恥かくことと、
 自然さを身につけるのは、
 表裏一体なのかも、知れないね。
 …我ながら、うまいこと言ったっ!!」
「あー…
 オチがつかんように、
 なってもうたやんかー…」
「しょうがない。
 ここの、記事だから。
 551の、あるときー」
「ないときー。
 コレが、オチぃ?」
(392号)