【放談住宅 2021/05/28】
「…放置して、何をしてたん?」
「それがっ!なんとっ!!」

『毎晩、寝落ちしてました。』

「…あ゛?」
「仕事から帰ってきて、ね?
 日常のこと、いろいろやって、ね?
 ふー…
 なんか軽く、横になりたいなー…
 …寝てたいなー…
 今、何時?
 『翌朝、です』
 あー、夜が明けてる。
 今朝まで、こんな感じでした。
 寝た、寝た。
 寝てたからっ!
 悩み…まで、行かないけど、
 考え事していたことは、
 さーっぱり、前に進んでません。
 眠りながら、
 考え事は、できないものか…」
「もう、『生き物』かどうか、
 わからん、な」

「コスメで、さ。
 プチプラが、がーっと並んでて、
 選びやすい…みたいなところ、
 どこが、あるんかね。
 …ウチの会社のそばの、マツキヨ?
 いや、あそこ、いまいち」
「ちょっとは、気にせんかい」
「悪いことは、してないもん。
 いや、ちふれで、白いファンデって、
 『ちふれに何を、求めてますか?』
 …そうだよね、ということに
 気がついたので。
 資生堂INTEGRATEに、
 オークル00/オークル10、っていう
 明るめのは、あるっちゃー
 あるんだけど、ねー…
 CANMAKEとかは、さすがに、
 年齢的にーっ!!」
「化粧品わからん人、おいてきぼり」
「そこが、ウチ」

「そして、
 『ハゲに、だまされてた』
 …あたしの顔、案外、若かった」
「そうかー?」
「…ほれ(おでこ、隠す)」
「…あれ」
「ほうれい線も、気がつきゃー
 目立たなくなった…というか、
 片方はほぼ、消えたし。
 まぁ大体、顔つきで
 年齢を感じる…ったら、
 たるみ・ゆるみの類、なんですが。
 どっこもたるんで、おりません。
 我ながら、びっくり」
「髪は大切、やねぇ」
「まー。
 抜けちゃったものは、しょうがない。
 いや、阿佐ヶ谷姉妹あたりを
 目指そうと思って、
 動画見てたら、さ。
 『あれ?あたしの方が、若い』…と。
 実際何歳かは、
 あたしの方が、若いんだけどね。
 …どんな感じを、目指せばいいんだか、
 わかんなく、なっちゃった」
「まー女性と言うても、
 いろいろ幅広い世界やから、なー」
「そうそう!
 さっき生まれました!みたいな
 若い方から、
 棺桶に両足突っ込んでます!みたいな
 お年を召した方まで!!」
「ちょっ!上下、極端過ぎやっ!!」
「まーでも。
 通勤とかで、女性を見るときに、
 若干見方が変わった、というか」
「ほー。どんなん?」
「やっぱ、肩幅ぁっ!!
 …あー、もう、夏物だよね。
 ワンピの後ろの、
 一番上のボタンって、
 なぜか、外れやすいよね。
 あー。その、力抜けた感じ、
 いいよなー…でも、
 その髪型、ウィッグでできるの?
 …みたいなこと、考えてます」
「見本みたいな、感じやね」
「だって、スーパーのおばさんから、
 受付のおねいさん…は、
 良くお姿を見て、ないんだけど。
 カードでゲートを通るから、
 さっと抜けないと、不自然で。
 とにかく!!
 そっこらじゅう、
 見本だらけみたいな、もんじゃん!!
 …まぁ、だからこそ、
 どっち方面、向かえばいいのか、
 わかんなく、なってるんだけど、ね」
「方面…?」
「着たい服と、似合う服は、
 違うという、この現実ですよ。
 …金子功が抜けた、PINK HOUSE?
 やってんの?
 2021 Summerがあるってことは、
 やってんのか。
 わーい!東京にショップがないよ!!
 あって、大宮か、横浜。
 昔は表参道にも、あったのに。
 こないだ行ったら、
 まったく違う店に、なってた。
 そして…
 相変わらず、高いのは、たっけぇっ!!」
「…ワンピース10万とか、なんなん?」
「まー…昔は、
 フルコーデ30万とか、してたし、ね。
 でも、さー…
 『背が高いと、
  あんまりかわいく、
  ないんだよね…』」
「…その前に、腹を見ぃや」
「見たくないー!しらないー!」

「…というわけで。
 頭の中は、通常運行でした。
 純粋に、寝てただけ、で。
 寝る子は、育つ!!」
「腹も、育つ!!」
「う゛ー!う゛ーーっ!!」
(394号)