【放談住宅 2021/06/16】
「あー。
 相方が来てから、
 この話題取り上げるの、初めてか」
「俺はどう反応すれば、よろしい?」
「適当に、いい感じで」
「…丸投げ、か」

「竹橋の、毎日新聞社から!!」
「場所は、いらんやろ」
「…竹橋、なんにもないじゃん。
 あ。
 ガラガラと、批判されてます、
 国が用意したコロナワクチンの
 集団接種の場所。
 大手町合同庁舎3号館は、
 東西線の竹橋の、すぐそば、だよ!!」

---引用開始---
「男子の制服」、「女子の制服」でなくⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型と呼ぶ3種類から自分に合った制服を選べるようにした。
---引用終了---
「…ねぇ。…ねぇ。
 数学、5段階で、2。
 10段階で3な、あたしでも。
 組み合わせ的に、さぁ。
 『ひとつ、足りない』って
 思うんだけど…間違い??」
「確かに…足らん、な」
「もうさぁ。
 世の中の常識側を、変えて行こうよ。
 第二次性徴が来るまでは、
 男の子も、女の子も、
 『好きな服を、着ていい』…と」
「なんで、第二次性徴が出てくるん?」
「そこまで男女差が、出ないから。
 まずは、そのへんじゃん?
 でー、じわじわと、
 第二次性徴が過ぎた後でも、
 『どっちでも、いい』と言う方向に
 向かっていくのが、
 自然な流れじゃないかなー、と
 あたし、思うんですが」
「まぁ…小学生の子やったら、
 確かに、どっちでも
 着られそうな気が、するわな」
「でしょー」

「で、こう来る訳ですよ」
---引用開始---
五百雀校長は動きやすさや寒さ対策の機能面やファッション面から選ぶ生徒もいると考えられる一方、伊賀市が同性カップルを認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入していることも挙げ、LGBTなど性的少数者への理解の面からも「時代のニーズに合っていることだと思います」と話した。
---引用終了---
「…コレ、さ。
 この制服、さ。
 LGBTを、出されているけど、ね?
 『T、トランスジェンダーしか、
  変化してないじゃ、ないかっ!!』

 制服が変わったら、
 G、ゲイの子が、楽になるの?
 L、レズビアンの子が、楽になるの?
 B、バイセクシュアルの子が、
 何か解決、するの?
 むしろ、『ほじくり返されて』
 余計めんどくさくなった
 気が、するんだけど」
「俺やったら、隠れるな」
「あたしも、隠れると思う」

「なんて言うのかなー…
 モノを変えればいいんでしょ?
 的な、
 『配慮に似た、なにか』
 だよね。コレ」
「確かに、モノだけ、や」
「心の問題でしょー?心の。
 異性恋愛だろうと、
 同性恋愛だろうと、
 恋愛、しなくとも、
 『それで、いい』って
 はっきりと、言える。
 …ソコ目指さなきゃ、
 何の意味も、ないでしょ。
 そりゃー、ね?
 冬寒いし、動きづらいから、
 スラックスを自由選択にして、
 シルエット選べるようにしました!
 …なら、あたし文句言わない。
 『LGBTを、出す』のなら、
 ちゃんとしてください、
 ちゃんと」
「ソレ言われるとー…なんか」
「奥歯に物が、はさまるよね」

「前から、指摘してます、
 『男子スカート問題』
 これを、解決させない限り、
 『中途半端。
  片方だけ、解決』が、
 あたりまえに、なっちゃうんです。
 なんで、男子側に生まれたら、
 選択肢が、なくなるの?
 『余計に差を、つけてませんか?』
 …だったら、選べない方が、いいって、
 つい言いたくも、なるよね」
「んー…逃げとるのかも、な。
 大人側が。
 常識の線の中で考えられることは、
 用意は、するんやけど、
 常識の線から『外』のことは、
 ソレ、やめとこ…
 っちゅー話、かも知れん」
「だったら、要らない。
 スラックスの女の子を見て、
 自分には、自由がない、と、
 『つらく、なる』
 ひどい、話じゃん!!
 配慮という名の、差別じゃん!!
 確かにあたしは、
 うまく、行き過ぎました。
 セーラー服で本中に行っても、
 【たぶん。】
 軽い騒ぎで、終わっちゃうかも
 知れません。
 『そうじゃ、なくて。』
 本当の自分を、出せない子が、
 楽になる方法を、
 しっかり考えて、頂きたいですね。
 『LGBTなど性的少数者への理解』
 などと、言い出すのであれば」

「まったく。
 毎回、この手の制服が出るたびに、
 『何か、足らない。
  何か、足らない』って
 延々、言い続けて、いるのに。
 『なぜ、気づかないのか』
 …逃げてるんだったら、
 『逃げてます』って、
 はっきりと、言ってください。
 それが、『決める側』の
 責任なんじゃ、ないですか??」
「お手軽に、ポン付けで、
 解決したような『フリ』に
 感じてまうわな」
「偽物の、解決であれば。
 あたし、はっきりと言う。
 『いらない。』と。
 男女別の制服であっても、
 『やる子』で、あれば。
 逆の性別の制服で、通学することを、
 『勝ち取る』と、思います。
 逃げずに。お手軽でなく。

 『ちゃんとして、ください』

 まったく、ねー。
 気分悪い。ったく」
「簡単なんやけど…
 難しい。そういう話、か」
「大人側も、
 騒ぎにしたくは、ないんでしょ。
 …逃げてるよね。
 はっきり、言って」
(406号)