「もちもちぽんぽん。
 ちょっと、
 ちっちゃくなりました。
 (ぱちん、ぱちん)
 久々に取り上げるね。
 826aska」
「ムービー見て、聞いて、
 大爆笑しとったな」
「いーやー。だって、
 あたしが、昔記事にした、
 『ごまかし技法』
 そのものの演奏が、
 あったんだもん。
 …プロだよ、ねぇ」


「まーた、
 『OMENS OF LOVE』なんて、
 吹奏楽版とは言え、
 あたしが、曲構造を、
 ほぼ理解している曲をー…」
「メッタ斬りに、なるん?」
「したくは、ないけど、
 『知ってる以上』
 せざるを、得ないよね」

「まずねー。
 …武士の情けで、
 気づいてたんだけど、
 言ってなかったんだけどねー。
 826aska独特の、
 『黒い紙に、白い印刷の、譜面』
 …市販譜面クサイんだよね。
 市販譜面、特にポップスとか
 弾いたことある方は、
 わかると思うんだけど。
 曲の1ページ目って、さ。
 曲名が、大きく書いてあって、
 譜面によっては、
 軽い解説とか、あるじゃん?
 ムービーによっては、
 『アレが見事、映ってます』
 …著作権、
 どう処理したんだろうね。
 『譜面の著作権』が
 あるはず、なんだけどなー」
「譜面って、おたまじゃくしやろ?
 あれって、大事なん?」
「大事どころの、騒ぎじゃないね。
 プロのオーケストラ楽団だと、
 『ライブラリアン』と言って、
 譜面を管理・修復するための
 プロが、います。
 演奏者側もね。
 借りた譜面だからー、
 『ムチャクチャ、気を遣う』
 フルのオーケストラ編成の
 譜面となると、
 全パート譜あり、となると、
 10万円単位とか、するからね。
 そこまで、しっかりやる
 理由の一つとしては。
 『著作権で、
  痛い思い、したくないから』
 …痛くもない腹は、
 さぐられたく、ないよね。
 826aska、
 堂々と、市販譜面を
 コピーしてるけど…
 『プロとして』どうなんか、ね。
 YouTubeだと、
 『放送』に解釈される
 可能性があるんでー。
 …私的利用では、ないよね。
 さー、どうしようね。
 しーらないっ」

「さぁ。演奏に入っていきましょう。
 まず、イントロね。
 ベースが途中、
 スライド奏法、してるでしょ?
 確かに、
 セカンド
 エクスプレッションペダルを
 ピッチベンド指定にして、
 モードを12にすると、
 1オクターブ、
 ピッチベンド、
 できるけど…ね…
 『セカンド
  エクスプレッションペダルの
  上で、つま先振って、
  なんに、なるんだい?』
 ペダルの角度が、変わってない。
 右側の、
 エクスプレッションペダルと
 違って、
 つま先側にスイッチが、
 ないはず、なんだよね。
 ELS-02Cは」
「…ぱーっと、
 説明書、読み切ったな」
「D-700とは言え、
 あたしも、エレクトーン
 演奏してたもん!!
 説明書も、読んだもん!!
 目次から、必要なページは、
 あっさり飛べます」
「で…何か、気づいた?」
「続いて解説しますけど、
 この826askaの演奏の
 足鍵盤に、関しては。
 『何らかの、自動演奏』
 と、判断しました。
 だって、もう、
 スライド奏法が、
 表現できないじゃん。
 じゃ、主題に入りましょう。
 『左足に、注目!!』」

「ねー。ねー。
 ねーっ!!
 ベースの音、どう聞いても、
 8分で刻んでいるのに。
 『なんで、踏んでいるのは、
  4分、なの…?』」

…ごめんなさい。
本当に、ごめんなさい。
『オートアルペジオが
 あるんじゃねーか説』が
かなり有力になってきました。
D-700にも、ありました。
オートアルペジオ。
ELS-02Cの説明書から、
あたしが「見落とした」
可能性が、高いです。
なので、以下は、
『かなり、間違えてる』
アナログ世代の
エレクトーン奏者には、
「そう、見えちゃった」
という、ことでしか、ないです。
本当に、ごめんなさい。

「もうちょっと、簡単に」
「足の動きと、音が、合ってない」
「合ってないって…
 演奏しとるんやろ?」
「いや…あたしも、
 あたしのこの仮説、
 嘘、間違いであって
 欲しいけど。
 …エレクトーンわかんない人、
 ごめんっ!
 リズムシーケンスプログラムに、さ。
 レジストの番号は、
 記憶できるんだよねぇ。
 何小節目から、何小節目までは、
 レジストどれ、って。
 で、あくまで「リズム」だから、
 スタートするのは、
 左手側、
 リズムコントロールの、
 STARTか、SYNCRO START。
 逆に言うと、
 できるの、ここまでだよね。
 でね?
 A.B.C.か、M.O.C.を
 疑ったんさ。
 けど。
 A.B.C.だと、左手でバッキングが
 できないよね。
 左手は、音と動きは、
 『一応』合ってるから。
 で、M.O.C.だと、
 『メロディに影響』しちゃうんだよね。
 そらそーだ。
 メロディーオンコード、だもん。
 アカンパニメント?違うなー。
 んー…かと言って、
 演奏が始まる時に、
 タッチパネルを操作している様子が
 ないので。
 恐らく、MDRでも、ない。
 …と、言うことは。
 まさかとは、思うけど。
 『MIDIで出して、
  MIDIで入れてる…?』
 MIDIコントロールの、
 同期をインターナルにすれば、
 タイミングを司るのは、
 826askaが触っている、
 ELS-02Cになる。
 MIDIの基本。
 なので、この演奏、
 『うしろで、Logicとか、
  DAWが動いてても、
  わからんよ?』
 思いっきり観客裏切り行為なので、
 『誰か、否定して!おねがい!!』
 あ。記事の最後のあたりに、
 『ELS-02CのMDRの可能性』
 追記しました。
 できそう、なんで」
「俺にも、わかるように」
「著名なピアニストの、
 演奏を聴きに、行きました。
 チケット、高かったです。
 素晴らしい演奏に、聞こえました。
 しかし、その演奏。
 一部の音は、
 『自動演奏ピアノ、だったんです』
 単純に、一部の音は、
 自動演奏のデータを、聞いただけ。
 これが、『一部』というところが、
 いやらしくて。
 他のところは、演奏してるから、
 奏者のダイナミックな動きは、
 本物なの。
 しかし、『どこかしらは』
 自動演奏。ピアノが弾いてる。
 …プロの演奏として、
 これ、許せる…?」
「インチキやんか…」
「そう。インチキ。
 で、ベースの音を、
 TASCAM US-2x2と、
 audio-technica
 ATH-M20xで、
 しっかりと、聞き込みました。
 『ベロシティ…一定、だよね』
 音量も、音色も、
 変わってないし、
 変わる様子も、ない。
 エレクトーンの『設定』として。
 ボイスコンディションの、
 タッチトーン。
 イニシャルタッチを「0」で、
 タッチトーン、
 止められるんだっけ?
 ごめん、アナログ世代なんで、
 そこ、わかんない。
 ま。MIDIのデータを受けて
 鳴らしていれば、
 なんでもあり、だけどね。
 MIDIなら、ベロシティくらい、
 色気出しておけよ!!
 『足の動きと、音が、
  タイミング合ってないのが、
  まるわかり、なんだから!!』」

ここも、
『ごめんなさい』なんです。
この演奏…
「市販譜面、でした」
STAGEA アーチスト (5~3級)
Vol.26
T-SQUARE ベスト・セレクション
他の方が、動画アップされてました。


「さぁ!
 一回盛り上がりを付けて、
 ソロに入りました!!
 …エレクトーンだから、
 そもそもソロ、だけどさ」
「ここで大爆笑、しとったな」
「いやー、さぁ。
 『4分3連符使って、
  弾けないフレーズを、
  インチキ編曲する』って、
 以前あたしが、
 ここの記事に、したけど。
 全体的に、8分音符を並べて、
 『たたーた、たたーた』の
 フレーズは、何なんだよ!!
 指回んなかったから、
 それっぽく、編曲しただろ!!
 もしくは、
 「中~上級者向けの、
  譜面どおり、なんだろ!!」
スクリーンショット 2021-06-20 211838
 譜面にすると、マジ単純。
 8分音符並べて、
 真ん中をタイで、つないだだけ」
「簡単、っちゅーこと?」
「うん。簡単って、言い切る。
 8分音符だから、
 リズム的に難しい、訳じゃない。
 3連符使うと、
 『音の長さの3分割』が出るので、
 若干、難しくなる。
 ま。そこまで難しくは、ないけどね」
「ハッタリ…?」
「TRUTHの、ウィンドシンセのソロを、
 指が、回んないから、
 4分3連符主体で、
 インチキ編曲したあたしが、
 『ハッタリ』って
 当時、言ってたんだから。
 ハッタリだろうねぇ…」

「そして、『あいかわらず』
 姿勢、悪いねぇ…
 もう、直んないだろうな。
 骨盤から上を、前に倒すと、
 腕の脱力、できないだろうが!!
 『あたまのてっぺんを、
  糸で、吊られているように!!』
 という、基礎中の基礎の言葉を、
 この子、聞いたことが、ないのかね」
「基礎が、おかしい?」
「いやー…その。
 フレーズが、難しくなると、
 『力まかせ演奏』するんでね。
 この子、は。
 エレクトーンだから、
 鍵盤に力を入れすぎても、
 音は、濁らないし。
 ただ、その演奏なら、
 『金を取るな』と、言いたい」
「経験者として見ると、
 この演奏、どうなん?」
むちゃくちゃ。
 足鍵盤は、
 聴いている側を、だましているし。
 上・下鍵盤は、
 フレーズが難しくなると、
 すぐ、力まかせで、ごまかすし。
 そして…
 『暗譜できないんだろうね、この子』」
「暗譜って…ナニ?」
「譜面を暗記して、演奏すること。
 全部とは、言わなくとも、
 8割方、暗譜していれば、
 目線も楽になるし。
 余裕も当然、出てくるし。
 いつも、バタバタと、
 余裕がない演奏は、
 暗譜できないから、だろうなぁ…
 と、思う。
 暗譜できないから、編み出されたのが、
 『横に長い、黒い譜面』
 なんじゃ、ないのかねー」

「こういうこと、
 『わかる』人って、
 どのくらい、いるん?」
「案外、いるでしょ。
 最低でも、40年前から、
 ヤマハ音楽教室の、
 『ジュニア科専門コース』
 (現:ジュニア専門コース)は
 あるんだし。
 そして。
 小学校の頃に、覚えたことって、
 案外、忘れづらいでしょ」
「そらー、覚えとること、多いな。
 え。あんたがこれだけ、
 覚えとる、と言うことは…」
「かなりの人が、
 この位の知識と経験、
 覚えてる、ってこと。
 今、演奏できる腕が、
 あるかどうかは、別にしても」
「じゃ、この子の評判…」
「真っ二つ、だよ?
 すごい!天才だ!!から、
 インチキ、ハッタリだらけ…まで。
 この、両極端さ、すごいよね。
 こういう評判受けるのって、
 難しいよぉ?」
「くぅ…おそろしい、ような」
「実際、技術面でのツッコミは、
 そうとう、恐ろしいと思うよ?
 ま。それを気にせずに、
 活動を続けられるだけのー…
 なんて、言えばいいの?
 『ツラの皮の厚さ』としか、
 表現が、できないんだけど」
「俺にも、わからん」

ま。がんばって、ね(ぼうよみ)




……。
ごめんごめん。
理論上は、できるんだ。
「リズムシーケンスプログラムでの
 レジスト変更」
1拍480クロックの分解能で、
絶妙なタイミングで、
レジスト、変えられる…と、
「取扱説明書上では、読めます」
だから、イントロの足鍵盤の
スライド奏法。
ピッチベンドを「ペダル」に
しておいて。
レジスト変えて、「上鍵盤」にすれば、
その後、メロディにピッチベンド、
かけられるよ…ね。
『に、しては』
実際には、足鍵盤のスライド奏法では、
セカンドエクスプレッションペダルを
「踏んで、ないし」
いや、むしろ、
スイッチがあるがごとく、
「つま先を、振っている」
…悪質だと、思うんだけどね。
ELS-02Cを持っているか、
エレクトーン経験者で、
ELS-02Cの説明書を、
読みこなせる人でないと、
ココ、指摘できない。

『インチキ、やめようよ』
明らかに、不自然だよ。
足鍵盤に、おそらく12近くの
ピッチベンドをかけた後、
レジスト変更で、
上鍵盤にピッチベンドをかける、
ということに、なる。
実際、テンポ替えしてると思うけど、
「1小節以内の出来事、だよ」
ぎりぎり、ね。
上鍵盤のピッチベンドが、4拍目。
できなくは、ない。
なら。
足鍵盤にピッチベンドが
かかっている時に、
セカンドエクスプレッションペダルを
「踏まない」理由には、ならない。
空中で、つま先振ったって、
なんの反応もないよ。
「恐らく」
エクスプレッションペダルの
右/左フットスイッチと
同じような操作をしている…と
見せかけている。
しかし。現実問題として。
セカンドエクスプレッションペダルには、
フットスイッチ、ついてない。
コレに「気づける」人、
ものすごく、少ないよ。
あたしみたいに、「いやらしく」
その操作、どう反応するか…と、
ELS-02Cの説明書、
「読みこなせる」人でないと、
適切な指摘は、できないよね。

『汚いぞ』
エレクトーン経験者は、
ピアノ経験者と比べたら、
1ケタ~2ケタ、少ない。
しかも、ココまでのレベルの
細かい指摘と考えると…
やっぱ、J専経験者?
アンサンブルコースで、
どこまで、やるんだろうね。
…つまり。
「おかしいところを、
 指摘する人は、いるだろうけど。
 絶対数は、ピアノに比べたら、
 格段に、少ないだろう」
という、「読み…?」

…ねぇ。
「音楽に対して、
 真剣に、全力で挑んでよ」
プロなんでしょ?
CD、出したんでしょ?
どう考えても、
「演奏と、操作が合っていない」
ムービーは、公開しないでよ。
そりゃー。今のエレクトーンには、
MIDI I/Oが、あるから。
シーケンサーつなげば、
「やりたい放題」だけど、ね。
もしくは、ELS-02Cの
MDR機能を使っちゃえば、
・足鍵盤は、MDRから
・他は、手での演奏
できなくはー…ないよね。
すごく「いやらしく、考えると」
MDRのスタートから、
10小節とか、無音で入れて置いて、
他は、エレクトーンの通常操作。
足鍵盤の音色の量を
すべて「0」にすれば、
踏んでも、「鳴らないから」、
踏んでいる「フリ」可能だよね。
見ている側には、タッチパネルの操作は、
音色かなにかの操作に、見えるから。
…考えれば、考えるほど、
『汚い、ね』
うん。YouTubeのコメントを、
ざっくり、眺めたけど。
コレを指摘している人は、
いないっぽい。

「このテンポで、
 足鍵盤、8分で刻めるか?」
可能だと、思うよ?
つま先-かかと-つま先-かかと、で。
キツいけど…ね。
「両足踏み」は、
ピッチベンドができなくなるから、
この演奏では、できないよね。

エレクトーンを愛し、
D-700と共に、育ったあたしとしては。
『許せないね、このムービー』